土地探しがなかなか捗らない。

おはようございます。からあげです。

昨晩から久しぶりにまとまった雨が降り続き、ようやく小ぶりになったところです。
昨日は可愛い野うさぎが駆け回っていて嬉しくなりました。

 

難航する土地探し

ところで本題だが、昨日新規の不動産屋に行って話をした。
しかし、あまり商売気のないお婆ちゃんで、なぜこの辺りがいいのか、地元に近いところがいいのではないのかよく考えて見なさい、と諭される。

考えてみると、山林探しの成り行き上で群馬県にやって来ただけ。
特に群馬県じゃなくては困るという理由はない。
確かに登って楽しそうな山は結構あって気になっている。

一昨日の晩、少し冷静になって来ていて、寝る前横になりながら、ツーリングマップル中部北陸版の100万分の1のプランニングマップを眺めていた。
ここは関東圏からのアクセスは抜群だが、中部圏からのアクセスはあまり良くない。
一般道のみを走って実家のある愛知まで行くとなると一日で行くのは厳しい。
随分と遠くまで来てしまったなあという思いが浮かんでくる。
そして不動産屋でのやりとりしている内に、長野県中南部、岐阜県中南部の方が自分には合っているのではと思うようになった。

両親の介護の必要性が出てきた場合、まっとうな勤め人をしている兄弟に介護を押し付けて山篭りするのはいかがなものかと思う。
地元の人との付き合いを断つのは自分の責任ですればいいだけのことだが、両親の面倒は自分を含めた兄弟しか他にする者がいない。
やりたくは無いが、施設にぶち込むお金が用意できなければ、自宅で介護するしかない。
これは避けては通れない問題だ。
そのことにようやく気づいたので、いつでも気楽に駆けつけられる近場が良いのでは、と思うようになった。
今でもその気持がなくならない。
まあ深刻に考えても事態は好転しないから、普通に考えることにする。

 

今後の土地探し

2013-6-13

今後は、長野県、岐阜県中心に再度山林探しをしたい。
方針を変更することにする。
コロコロ変わって優柔不断だなって自分でも思うが仕方ない。
これが本心だ。
フタをして誤魔化してまで山林探しの旅をしても無駄なことだ。
いずれ破綻する。
今の若い内はいいけど、歳をとった時の事まで考えなさいとか、人気の全くない山奥に独りで暮らしてるとその内耐えられなくなるわよ、とかも言われ、いちいち納得してしまう。
現に最近の自分はおしゃべりの度が過ぎると思う。
昨日の不動産屋では3時間以上も話をしていたし、初対面の通りすがりの人でさえも長話をしてしまうことが多々ある。
時間は大丈夫なのか、と言われたりもする。

仕事をしていた時は、人を避けていたし、話す気には全くなれなかった。
相手の目を見ることもなかったし、常時周囲に対して警戒していた。
それが今自分の好き勝手に旅を続けているうちに、内面の変化が現れたようだ。
昨日で退職して2月が経ったのだが、僅かの期間での大変化だ。
自分を押し殺してまっとうな社会人のフリをすることがどんなにか自分を痛め付け、自己嫌悪させていたのだろうか。
その支えがとれた今、自然に人と接することが出来るようになってきたのではないかと思う。

 

別荘地で見かける光景

よく別荘地などで目にする光景だが、自分の敷地をロープや柵で囲って侵入者を拒み、自己の所有地であることを殊更主張する所有者の方が多い。
そういった小屋の車のナンバーはもちろん大都市圏だ。
東京モンや名古屋モンが悪いという意味ではなく、都市部での生活は人の心を荒ませるものがあるとはっきり感じる。

中には頑丈な高い塀で囲い、有刺鉄線や監視カメラを設置し、丈夫そうな南京錠でがっしりと施錠するなど、刑務所を思わせる立派なログハウスもあったりする。
そういう人は財産を失うことを極度に恐れているのではないかと思う。
自分は人を押しのけ潰し、人から搾取し、自分だけの利益を優先した結果、築いた財産だと心の奥底で分かっているのではないかと思う。
こういう山小屋を見ても美しいと感じることはないし、自然に溶け込んでいると感じることもない。
エゴの塊のように思える。
こうなんというか、さり気なくやんわりと私有地であることを気づかせる杭だとかで目印を付けるだけにしたいと思っている。
手入れが行き届いた山小屋であれば人がいると直ぐに分かるだろう。
別に入るだけなら構わないというような開かれた山小屋にしたい。
長々とまたまた取り留めもないことを書いてしまった。

コメント

  1. kyon より:

    からあげさん!毎度です。
    自分も両親が健在なので、この先介護の問題が出てきます。
    自分も兄弟で分担する事になると思います。
    そうすると自分の場合、東京の近県ということになりますね。
    価格に釣られ、長野や岐阜にも行きましたが、
    からあげさんと逆に東京へ帰るのに一日仕事(運転)になってしまいました。
    「これは物理的に無理だなぁ」と感じました。
    自分、からあげさん、探している土地にお互い色々な条件があると思います。
    上手に取捨選択して良い土地を探しましょう。
    ファイト!!

  2. セカンドライフ より:

    御両親の介護からご自身の老後、さらには他者とのかかわりまで、内省されて、常に自分の心のの再調整をされているのですね。
    一つの考えに凝り固まることなく、自分の変化を柔軟に受け入れながら、ご自身の道を進まれている姿を、そのまま書かれていて、読んでいて大変楽しませていただいています。
    ブログ開始から半年、退職から二カ月の心の動きと実際の行動が、実況中継的に伝わってくるので、これからのからあげ氏の動向に目が離せなくなりつつあります。

  3. 匿名 より:

    AUTHOU: からあげ
    >kyonさん
    こんにちは。
    やぱり近場が良いですね。
    そんな気がしてなりません。
    >セカンドライフさん
    こんにちは。
    あまりにコロコロと方針が変わってしまうので
    自分で自分に付いて行くのに大変です。

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