束柱立ち上げと根太取り付け

こんにちは。からあげです。

 

いやあ今日も天気がいいから作業が非常に捗った。
夜中にオシッコで起きた時、星空が綺麗に見えていたから今日の素晴らしい天気を予感した。
いつものように玄米ご飯をモリモリ食べて早速作業に取り掛かった。

 

本日の作業

遣り方の取り外し、沓石周辺に土入れ及び水撒き
束柱立ち上げ、束柱根元ペンキ塗り、根太取り付け

 

既に沓石上面から水糸までの高さを測っていたので、役目をきっちりと果たしてくれた遣り方と水糸を撤去することにした。
あれだけ時間を掛けて設置したのに撤去は直ぐに終わる。
続いて沓石周りに水を撒く。(しつこいようだけど念入りに)

 

そしていよいよ束柱のカットを行うことにした。

2014-05-19-074059

昨日上手いこといったアカマツの切り株を台にして4×4材を切る。
しかし曲がってしまう。
 
2014-05-19-074630

今度は大体水平の沓石に置いてカットすることにした。

2014-05-19-074757

多少マシになったものの、それでも曲がる。
ノコギリを引くフォームが悪いのか、どうしても曲がってしまう。
この曲がりが後に不具合を生じさせることになる。

2014-05-19-090118

束柱12本をカットし、束柱取り付け前に沓石と接触する下面に錆止めのペンキを塗ることにした。
(まあサビも腐食も似たようなものだからいいだろう。)
その後、作業中に羽子板ボルト付近まで全周ペンキ(さび止め)を塗った。

2014-05-19-101045

ペンキが乾くのを待てずに生乾きで作業を始めてあちこちを汚す。
(おまえは我慢の出来ない小さな子供か。)
それでも12本の束柱を立ち上げたので、いよいよ根太(2×6材)の取り付けを行うことにした。
まず、クランプで仮止めして水平をとってからビスを打ち込む。

2014-05-19-101430

気合を入れてビスを打ち込むが、、、木が割れてしまう。
これでは強度が落ちてしまうので下穴を空けることにした。
 
2014-05-19-101546

上が下穴を空けてから打ち込んだビスで、下がそのまま打ち込んで失敗したところ。

2014-05-19-101620

これが今回非常に役立ってくれた。
インパクトドライバーに取り付けることが出来る、下穴用のキリ
(この後、硬い木材に穴空けをしていて1本ねじ切ってしまう。)

2014-05-19-103325

おい、そこの7番。お前舐めてるだろう?

なぜか、1センチくらいの隙間が出来たので、一旦束柱を外して横にズラして再度取り付けた。
私のイメージでは一直線になる予定だった。

2014-05-19-113321

12Fでは長さが少し足りない。
束柱の中心線間で長さを3.6m(長辺側)としたので、束柱1本分(9センチ)短い。
さすがにこれは見過ごせないので、端材をカットして詰めておいた。

2014-05-19-115357

こちらは反対側。(同じく長辺側)
なぜか、隙間が少ない。
これはどうしようもないので、見ていないことにした。

2014-05-19-130644

根太を取り付けていると次第に作業スペースが出来てくる。
端材を渡して物置スペースとした。

2014-05-19-145305

根太の取り付けは、長さ90mmのビスを使用した。
束柱との接合は、ビス4個、根太同士は3個とした。

2014-05-19-145322

たまにビス同士がぶつかることがあるので、その時は位置をズラしてビスを打つ。
(なんかくじにでも当たったような感覚で嬉しくなる。)

2014-05-19-145336

これは内側の束柱との接合部分。
羽子板ボルトが外側を向いているが、これは作業を進めるうちにこうなってしまった。(内側に向けたかったが、設計ミス)
防腐も兼ねて羽子板ボルトの少し上までペンキ(さび止め)を塗っておいた。
適当に塗ったが、これは味だと思えばいい。

使用例、いい味出してるぅ~!
(手抜き作業を全て味として片付けるつもりか。)
 
2014-05-19-151736

根太を全て取り付けたので、長辺方向の補強として根がかりも取り付けてみた。
これは実家の物置にあった防腐剤入の材木だが、厚さが5センチあってしかも歪んでいる。
90ミリのビスで打ち込んだが、歪みの為、束柱への入りが浅く補強材としての意味が無い。
これは明日やりかえる予定。
根太は束柱上面と面一とはせずに、敢えて5センチ浮かしている。
柱立ち上げの時、この溝にはめ込むようにするため。

2014-05-19-150346

今度は薄い板で根がかりを取り付けてみた。
束柱との接合は65ミリのビスを使用した。
今日の作業はここまで。

2014-05-19-160349

横から見た様子。
若干傾斜がある。
右手の束柱の長さは50センチと長めで、強度不足の恐れあり。
作業終了後に、再度沓石周りに水を撒いておいた。

明日は、根がかりの取り付けと各部の補強、床板張りまでとなる予定。

 

本日使用した道具

ペール缶沓石周り水撒き)
水平器束柱と根太の水平を見た)
ハンマー束柱取り付け時、羽子板ボルトを叩いて調整した。)
木槌根太取り付け時に叩いて微調整した。)
差金直角を見たり、材料にマークする時に定規として使用。)
巻き尺(5m)100均のもの。長さを測った。
インパクトドライバー十字ビットと下穴用のキリを取り付けて使用。予備のバッテリーがあるので、充電しながら交互に使用した。)
ノコギリ専用のノコギリ。切れ味がいいし、扱いやすい。)
クランプ一人で作業するなら必要。材料を仮止めして木槌で叩いて微調整して水平を出した。)

 

以上、今日の作業の報告と明日の予定。

ついに形となって姿を表した感じで、作業が楽しくて夢中になってやってた。
ほとんど休憩らしい休みを取らずに7時過ぎから3時まで作業した。
少し疲れたけど、全然嫌な疲れ方じゃない。
なんか登山を終えたあとのあの充実感を伴う、疲労感に似ている。

DIY雑誌のドゥーパばりの笑顔で作業してたと思う。
今までちょっとオーバーだなと思ってたけど、自然と笑ってた。
あれは演出ではなく、本物の笑いだったんだと理解した。
世の男どもがDIYに夢中になるのも頷ける。
今まで地味な作業ばっかりでうんざりすることもあったけど、今ははっきりと見える形で成果が分かる。

もう、楽しくて楽しくて仕方ない。
こんな充実した毎日を送ることが出来るのなら、他に何もいらない。
しかし、私の本業は探検家だからDIYはほどほどにしようと思う。

 

おわり

コメント

  1. のんた より:

    こだわりと妥協が詰まったDIYが本格化してきましたね。
    材木を直角に切るにはガイドを使うと良いですよ。
    専用のものでなくても、切り初めに直角の木などを鋸に当てて切り進めます。
    最後まで当てている必要はありません。

  2. より:

    角材を真っ直ぐ切るのは初めてだと難しいですよね。電動のマルノコ使っても一回で切りきれないので難しいです。でもその工法なら束の多少の曲がりなんて、根太で平行調整できるので関係ないですよ。
    通し柱に出来なかったのは残念ですが、しっかりと柱と束のを4方から固定すし筋交いかパネルで補強すれば大丈夫だと思います。柱と束と根太をしっかり固定して、何も無い部分は金具などで確実固定しましょう。シンプソン金具以外にも強固な固定金具が色々出ています。

  3. ヒロシ より:

    からあげはん、防腐はステイン系が基本でっせ

  4. 尚古堂 より:

    今年は四国霊場開創1200年に当たる年で
    四国霊場を回られるというからあげさんが少し
    うらやましいです。
    私は14年前(2000年―そう、同時多発テロのあった年でした)
    の9月から11月にかけて四国を歩いてきました。
    先述の事情で少しきな臭い空気の中歩いたのですが
    秋は10月頃から各地で秋祭りが行われ、豊作を祝う
    素朴なお祭りはいいものでしたよ。
    いい「修行」になりますよう
    陰ながらお祈りしています。

  5. からあげ より:

    >のんたさん
    どうもありがとうございます。
    切り口が斜めになってしまうので、歪みが出てきて困っていました。
    妥協しまくりの小屋作りが始まりました。
    >猫さん
    どうもありがとうございました。
    アドバイスを頂いたおかげで大事に至らずにすみました。
    パネルでも補強できるかなと思ったのですが、端材が出まくるサイズとなってしまったので、2×4に変更しました。
    >ヒロシさん
    どうもありがとうございます。
    買うのも勿体無いので、余っているさび止めを塗ってみました。
    > 尚古堂さん
    そうなんですが、それは良い記念日に巡りあうことが出来ました。
    晩秋から冬にかけて巡ることにする予定ですので、修行にはピッタリです。
    理由は分かりませんが、前から歩き遍路をしたいと思っておりました。
    何かの巡り会えわせかもしれません。

スポンサーリンク