在来工法は止めて2×4工法に変更する

こんばんは。からあげです。

 

今日は朝からボチボチの天気で作業を始めていたが、次第に雲が広がってきて今はもう雨が降り出しそうな気配だ。

 

昨日からずっと考え事をしてる。
読者から指摘された束柱と柱の接続が強度不足の件で、頭がショートしそうなくらい考えている。
本当にこんなに考えるのは久しぶりかもしれない。

私は今まで漠然と在来工法で山小屋を建てようとしていた。
なぜ在来工法かというと、実家の物置の廃材を利用して建てる計画をしていた。

 

ところが、実際に解体してみると、物置は1.9×2.9mという広さで今のテントより若干狭くなってしまう。
まあ今でも少し空間を持て余しているくらいだし、ロフトを付ければ問題ないと思っていたが、次第に欲が出てきてもう少し大きくしようと考えるようになった。
それで山小屋の大きさを当初の3.6×2.7mに戻したわけだけど、物置の廃材を利用しつつ在来工法で建てようと軽く考えていただけだった。

実際に作業を進めていると沓石の数や強度の問題も出てきたし、今回の束柱と柱の接合の問題も出てきてしまった。
もう、後から後から問題点が浮き彫りになってきて収集がつかなくなりつつあった。
四隅を通し柱にしてみようかなと思ったりもしたが、手間の割にそれほど強度が上がらない気がしたし、物置小屋の廃材も短い柱ばかりでほとんど使えないものばかりだ。
補強材としてならあちこち使えるかもしれないが、主要な構造材として使うには長さが短か過ぎる。
2mに満たない柱が20本ほどあってもどうしようもない。
使えそうな柱は10センチ角の長さ3.4mの3本だけだ。
金物で束柱と柱を繋げてもいいが、根太の2×6材が邪魔して柱に直に金物を取り付けられる箇所がが少ないときている。

 

だからここは初心に帰って(いつからベテランになったのか。)2×4で山小屋を建てることにした。
パネルを貼り付けてビスを打ちまくれば、完成する頃には強固な小屋となるから、工法を変更することにした。

 

 

今日の作業

工法の検討、根太位置の確認、資材の買い出し、根太の増設

 

では今日の作業報告をしよう。

 

工法を2×4に変更したはいいが、よくよく土台を見ると明らかに根太の数が足りない。
合板を支える根太が圧倒的に不足している。
合板の繋ぎ目付近に根太がないので、ビスで止めることも出来ない。
そこで土台をもう一度実測したところ、やはり縦横それぞれ15センチほどオーバーしていた。(3.6×2.7のサイズより)

今更沓石を移動できないので、少し大きな床面に3.6×2.7サイズの小屋を建てることにした。

 

それでいろいろ検討した結果、根太を36本増やすことにしたので、ホームセンターに買い出しに行くことになった。

 

本日購入した資機材

 

ウレタン塗布合板 6枚 
単価 1,620円(税込)

防腐剤入り2×6材 12F 2本
単価 2,550円

防腐剤入り2×4材 12F 4本
単価 1,420円

ダブルシェアハンガー LUS24 24個
単価 72円

ダブルシェアハンガー LUS26  9個
単価 103円

下穴用キリ 3ミリ、4ミリ 各1本
単価 494円

 

合計 24,143円

 

 

財布に穴が空いているのかと思うくらい、お金の減りが早い。
早すぎる。
でも、自分の家を建てているわけだから仕方ないか。

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早速、シンプソン金具(ダブルシェアハンガー LUS26)を付けてみる。
クランプで固定できないので非常にやり難い。

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シンプソン金具の取り付けは、長さ32mmのビス4本、2×材の接合には長さ65mmのビス4本、計8本使用する。

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根太の接合は、斜めにビスを打ち込むことになるが、穴にビスを打ち込めば自然に斜めに入るようになっていて、初心者には便利だと思う。
クロスにビスを4本入れると接合部がガッシリとなる。
金具取り付けのビスはあくまで金具の支えであって、本命はクロスのビス4本だ。

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作業中に気になったところ。
この2×6材の間に補強材として4×4材を挟めば強度が上がると思う。

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根太の増設は全て2×4材でやろうと思ったが、店頭のシンプソン金具が足りなくてやむなく2×6材も使用することにした。
2×6材は力が掛かりそうな中心部に配置することにする。

 

今日は、工法の検討と買い出しで時間が取られてしまい、ほとんど作業が進んでいない。
根太を1本端材を使って太くしたのと、根太4本の増設のみ。

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今晩から雨が降るということなので、雨仕舞をして作業を終了することにした。

 

あと、一番下の床材を針葉樹合板からウレタン塗布のコンパネに変更することにした。
針葉樹合板は触った感じ強度が足りないような気がするし、どう見ても湿気に強そうには見えない。
だから、多少体に悪くても強度と耐水性バッチリのウレタンコンパネを敷くことにした。
このコンパネの上に断熱材を入れてから、針葉樹合板を敷き、床材を貼ろうと思うので、健康にはあまり影響ないと思う。

 

明日は雨のようだから勉強するとしようか。
取り敢えずお腹が減っては元気が出ないので、ご飯を炊いて玄米をモリモリ食べようと思う。

 

おわり

コメント

  1. bobv より:

    はじめまして
    最近楽しみに拝見しております。
    少し気になったので書き込ませていただきます。
    強度不足を心配されています、針葉樹合板ですが、自作の小屋の床に使ってみましたが役不足のようです。
    私の体重が重すぎるのか、少しの湿気で接着が弱くなるのか、歩くと凄く頼りないです。
    45センチ間隔で根田を渡したのですが、根田がない部分に乗ると、合板の接着が剥がれたみたいになって陥没してしまった箇所がありました。
    施工にも問題はあると思うのですが床面への使用は注意が必要そうです。
    木目はお気に入りなのですが…

  2. より:

    今の根太補強のやり方も間違じゃないし、DIYだから基本なんでもありです。ただまだ根太補強がどの程度まで増やすか分かりませんが、合板を床面に使うとかなり細かい格子状にしないと人が踏んだら確実に踏み抜きます!60センチ間隔根太で床面を2×6の板でやっても踏むとシナリを感じます。
    解決方としては、ウッドデッキの様な2×6や2×8で床面を張り、その上に仕上げ材のコンパネや床材を張るのも一つの手段です。
    基本、家や小屋なんかウッドデッキに屋根と壁がある構造の延長ですから、在来とかツーバイとか拘らなくても平気です。

  3. ヒロシ より:

    床はその流れでいいと思うけど、サンドイッチが気になりました
    ウッドデッキとか軽いものなら束を挟んでビス止めでもいいんだろうけど
    ツーバイに変更で結構重いの作ろうとしてるでしょ
    そうなると土台に束が乗っかってたほうがいいんじゃね?と思いましたね

  4. からあげ より:

    >bobvさん
    初めまして。
    そうですね。
    針葉樹合板は見た目が綺麗ですね。
    だから私も購入しました。
    ただ、持った感じ床面に張るには強度不足に思えたのでウレタン塗装のコンパネを敷くことにしました。
    ウレタン面を下に向けて湿気を遮る作戦です。
    >猫さん
    根太は45センチ間隔となるように増やします。
    床材も一番下はウレタンコンパネに変更にします。
    廃材を利用しようとして在来工法に拘ってしまっていたように思います。
    この廃材は今回の山小屋に使わなくても次回のガレージやウッドデッキに回せばいいですし。最悪、薪になるかもしれませんが。
    いろいろアドバイスを頂いて考えがスッキリしました。
    >ヒロシさん
    強風対策のため、山小屋の重量を敢えて重くなるように作っています。
    束柱を根太で挟むのは、水平を簡単に出すために選びました。
    今後、強度不足を感じるようであれば、ジャッキアップしてつっかえ棒をいれようと思います。

  5. ヤマふぉと より:

    合板の強度不足を心配されているようですが、455mmピッチの根太ならば12mm厚の合板で大丈夫です。法律的には、床根太の間隔を500mm以下にすれば12mmの合板でもOKですが、床根太の間隔が500mmを超える場合は15mm以上の合板でなければなりません。
    床下の防湿については、床下の換気がしっかりできていれば心配する必要はないと思います。心配なら防湿シートというビニールのシートを床下の地面に敷いて上から軽く砂利をまいておけば大丈夫です。コンパネを買いなおすより安くすむと思います。
    なお、床や壁の合板の留め付けは、ビスではなくCN50という釘で行ってください。壁は外周部10cm間隔、その他20cm間隔、床は外周部15cm間隔、その他20cm間隔で釘を打ちます。

  6. 匿名 より:

    AUTHOU: からあげ
    >ヤマふぉとさん
    どうもありがとうございます。
    いろいろ法律はややこしいですね。
    合板はビスではなく、釘を使うんですね。

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