MSR燃料ボトル3種類とSOTOポータブルガソリンボトル(携行缶)

こんにちは。からあげです。

 

壁なし山小屋も二晩目で慣れてきた。
初めの頃はなんだか寂しく感じることがあったが、慣れれば気にならない。
もともと壁がない小屋のような気がしてきた。
しっかりとした壁で囲まれた山小屋に入ると外界から切り離されたような空間にいる気がしてきて、正直なところ味気ない思いをしているところだった。
今は鳥のさえずりや風の音がダイレクトに聞こえてくる。
目を閉じるとまるで外で敷物の上に寝転がっているような感覚になる。

もし年明け後、小屋に戻ってきて寒かったら、小屋の中にツエルトを張ろうと思う。テントは骨組みがあってかさ張るし片付けが面倒だが、ツエルトの場合は縛っているロープを外すだけで直ぐに撤去できる。
税金を安くするためなら多少の面倒は厭わない。

 

MSR燃料ボトル

ところで、今日は四国遍路に備えて新規購入した燃料ボトルを紹介しようと思う。

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左から30OZ、20OZ、11OZ
どのサイズが使いやすいかよく分からなかったので、全種類購入した。

日本人には馴染みのない単位なのでオンスをmlに換算すると以下のとおり。ついでに手持ちのはかりで重さを量ってみた。

11OZ→325ml (フタあり重量 118g)
20OZ→591ml (フタあり重量 166g)
30OZ→887ml (フタあり重量 218g)

参考リンク MSRの燃料ボトル

【注意】写真のものは旧型で現行型とボトルのデザインが異なる。

 

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チャイルドロック付きのフタ

フタ単体での重さは27g。

現在販売中のボトルにチャイルドロック機構付きのフタが標準装備されている。
フタを押しながら左に回すと緩むようになっている。何かの拍子にフタが緩む心配はない。
別売りでチャイルドロックなしの軽量のフタが売っているので少々気になる。
軽量化と自己満足のためにその内購入するかもしれない。

 

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MSRのサイトにはないアングルで撮影してみた。
赤と黒のプラスチック部分は分離している。
間にスプリングが入っていて赤色部分を常時押し下げるようになっている。
黒色部分を押さえると赤と黒の爪が噛み合ってフタを緩めることができる。
パッキンには耐油性と思われるOリングが一つ取付けられている。

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燃料ボトルの口の形状

Oリングとの当たり面はテーパー状になっていて、ガソリンが漏れにくいようになっている。
秋山登山の時にガソリンストーブXGK-EXと共に30OZと11OZ、30OZと20OZの組み合わせで持っていったが、3泊4日8食分の煮炊きでは20OZボトルを使い切る使用量であった。
ザックの中にフタの方を上にして入れていたが、特に燃料が漏れることは無かった。

 

SOTO ポータブルガソリンボトル

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続いてSOTO(新富士バーナー株式会社)のガソリンポータブルボトル(SOD-750-07)。
消防法・UN規格適合の小型のガソリン携行缶。
赤色のシールには、ガソリンスタンドで給油出来る旨が記載されているので、剥がさず敢えて残しておいた。

参考リンク ポータブルガソリンボトル 750ml SOD-750-07

 

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ボトルの裏面

給油上限レベルと注意書きなどが記載されている。

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UN規格・消防法適合品と表示されているので、ガソリンスタンドで給油を拒否されることはないだろう。

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UN規格の刻印もあるので、塗装面が剥げてもUN規格品だと分かる。
(ボトルの底に金色のスッテッカーが貼ってあったが、撮り忘れたので今度アップしておく。)

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ボトルのキャップ

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フタを開けたところ。
パッキンとの当たり面はフラットになっている。

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フタの内側。
ガソリン携行時は給油ノズルを内側に向けてボトル内に収められている。

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フタをバラしたところ。

キャップ(SOD-456) ねじ山のついたもの
中フタ(SOD-457) 出っ張りがついた円形のもの
給油ノズル(SOD-458) ホースとゴムパッキン、ノズルは分離できる。
それぞれ単品で販売しているのでパッキンが経年劣化しても交換できる。
これが購入の決め手となった。

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給油ノズルを外側に出してフタを取り付けたところ。
ノズルに穴が空いているのでスムーズにガソリンを出すことが出来る。
(と思われる。この品はまだ未使用)

 

2つ目のポータブルガソリンボトルも四国遍路に備えて購入した品だ。
MSRの燃料ボトルは、消防法またはUN規格に適合したものではないので、念のため規格適合したこのボトルを購入した。
他のものもあったが、消耗品を単体で販売していたことと、登山用に開発されたボトルなのでこれに決めた。
四国遍路を終えた後でも国内での徒歩旅で活躍してくれるだろう。

徒歩旅中のガソリン給油について
こんにちは。からあげです。 今日は雨が朝方まで降っていたので作業は中止。 山林内は雨が止んだ後でも葉っぱに付いている水滴が落ちてくるので、しばらくは雨が降っているような状態となる。 別に作業出来ないことはないが、資材置き場のシートを外しっぱ

 

未だに四国遍路に行く実感が湧かない。
あと2週間ほどで四国入りすることになるというのに。
これから道具をチェックしてメンテナンスをやりながら、気分を盛り上げてゆこうと思う。

 

おわり

コメント

  1. tarabatara より:

    軒の深い屋根があれば雨は凌げるし2階だからツキノワグマも心配無用
    虫の季節は前面網張れば問題無し、虫かごの中で暮らすようで楽しいし、
    寒くなったら小屋の中にテント張れば全く問題ないよ!

  2. かつや より:

    僕もMSRのガソリンストーブを持っていますが、赤ボトルに直接の給油を拒否されたことはありません。歩き遍路は軽量化が命なのでなるべく荷物は少なくしたほうがいいですよ。

  3. 資格マニアもどき より:

    からあげさん、こんばんは。
    ガソリンストーブの燃料ボトル全種類購入なさったのですね。流石です。
    お遍路さんのお供としてMSR燃料ボトルは11OZでSOTOの少し太めのガソリン携行缶で決定ですか、ガソリンストーブのメンテナンスはどれくらいの間隔で行うのでしょうか?フルサービススタンドでなければ給油できないみたいなので、携行缶への給油トラブルが無いと良いですね。更新楽しみにしております。

  4. いっちゃん より:

    晴れた日に干し野菜を作って、乾燥剤を入れて保存して
    お遍路に持って行くと、調理の手間が省けていいと思う。
    旨味が出て栄養アップする上に節約にもなるわ。
    一人の食費節約ってラクなのよ。
    固定資産税の2,583円位、浮かせそう。

    からあげさんの体重増加は、ピーナッツと柿の種ね。
    ピーナッツって、物凄くカロリー高いのよ。ビックリするわ。

  5. karaage より:

    tarabataraさん
    虫カゴのような小屋で暮らすと虫の気持ちが分かるようになるかもしれませんね。

    かつやさん
    携行缶を買ってしまったので持っていきます。
    使い勝手が良いか知る機会にもなりますし。

    資格マニアもどきさん
    ボトルの選択は出発前にしようと思います。
    ストーブのメンテは戻ってくるまでする予定はありません。
    必要最小限のメンテキットは持っていきます。

    いっちゃんさん
    ザックに野菜を括りつけて干し野菜を作るのもいいかもしれませんね。
    体重増加は3食しっかりと食べているためですね。

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