遍路十五日目

こんばんは。からあげです。

昨晩は日没後も歩いて7時過ぎにねぐらを見つけてようやくテントを張った。

夜中にテントを叩く雨音で目を覚ました。その後も何回か雨の音が気になって起きた。

午前4時に起床するとまだ雨が降っていたので、テントを撤収して地下道に避難し朝食とすることにした。

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フライシートをキチンと張っていなくて本体とくっついていた為、テント内は若干浸水した。

テント撤収前に中の荷物を片付けザックに放り込み、ザックカバーを付けて外に出す。

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地下道に避難したところ。ここで朝食を済ませパッキングをし直す。

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琴ヶ浜の海岸沿いを歩く。雨が降っているためか、散歩途中の人は 少ない。

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松林の中を行く。直線のサイクリングロードだ。

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太平洋を望む。 水平線は 丸みを帯びている。

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海に突き出た変わった建物。 これは喫茶店。

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雨に打たれながら28番札所に向かって歩く。

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このサイクリングロードは鉄道跡を利用して作られたものらしい。

このトンネルは自転車用にしては天井が高すぎる。

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住宅の間からあらわれた怪しげな物体。 これは可動橋らしい。

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雨降りの歩きに疲れ果てた私は教会の軒先で雨宿りする。

街の教会は通りすがりの者でも歓迎してくれているように感じた。

今回、一張羅の登山用の合羽をおろしたが、浸水して服が湿っぽい。

雨天の街歩きにはビニール地のポンチョが有効のようだ。セパレートタイプのカッパは強風でも防水性を確保できるが、蒸れてしまうのが難点だ。

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10時過ぎぐらいに雨が止んで急速に天気が回復した。

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二十八番 札所 大日寺山門  紅葉が色づいて綺麗。

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超カーブという看板を初めて見た。

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29番札所に向かって農道を進む。 疲れがピークとなったころ。

田んぼの端っこでザック下ろして休む。

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遍路道沿いにある大師堂兼遍路小屋。

まだ3時過ぎだったが疲れて体が動かないのでここで泊まることにした。

一息つくとザックの中身を全て出しそこら辺に掛けて乾かす。

小屋にいると近所の人が お参りや掃除にやって来た。

今晩泊まりますと言っても別に怒られることはなく、火の後始末だけはしっかりするようにと言われた。

 

今日、室戸岬手前から抜きつ抜かれつしていた区切り打ちの歩き遍路の人が帰って行った。

歩くペースが大体同じで休憩しようとする頃に出会うことも度々あって、いろいろ話したり 情報をもらったりしていた。

おかげで単調で苦痛が多いアスファルトの道歩きも楽しいものとなった。

その人はまとまった休みが取れると四国までやって来て区切りで野宿の歩き遍路をやっているそうだ。

宿代を節約しても交通費が随分とかかって大変らしい。

区切りの人は通しの人よりしんどい部分も多い。

 

この頃は歩いてばかりで単調な日となりつつあるので、休養をかねて高知市街地郊外の無料キャンプ場でしばらく滞在することにする。

高知までやって来てそのままスルーするにはもったいない過ぎる。

徒歩で高知市内の観光をしようと思う。

休養中であっても電車やバスを使わずに自分の足で歩くことにする。

レンタサイクルはokか迷うところ。

明日は32番までまわって早めにキャンプ場に着きたい。

いい加減風呂に入って身の回りを綺麗にしようと思う。

 

おわり

コメント

  1. たーきー より:

    高知市内なら沢田マンションもぜひ(セルフビルドのコンクリマンション)

  2. チュウ より:

    野宿で雨とはねえ、ご愁傷様です。 
    そばに地下道があったとは・・・さすが最強の三位一体 お遍路さん。

    強運のまま皿鉢料理にご縁がありますよう、祈ってます。

  3. tarabatara より:

    2週間歩き続けたから遍路から離脱して市内観光とグルメでリフレッシュだに
    自分への褒美でたまには布団でねるだに

    遍路は単調で隊長も読者も飽きてくるからねここいらで観光ブログしてほしいだに

  4. karaage より:

    これでようやくゆっくり出来ます。
    とりあえずお風呂に入って洗濯をしてから観光します。

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