人間に興味が湧かない。

こんばんは。からあげです。

今日も昨日に引き続き青空が広がる晴天の日だった。
もちろん昼の中休みにはスキーを担いでゲレンデに飛び出す。
いつもの練習コースへはスキーを履いて行くことにした。
V字で力尽きるとカニ歩きで坂道を越える。
昨日よりもかなりタイム短縮が出来た。
スキーの様な乗り物は、運動神経優れているより多少鈍くさくても毎日乗るほうが上達が早いということを身を持って感じる。

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今日のいいもりゲレンデメリーランドコース
もうすっかりこのコースは覚えてしまった。滑り始めはゆっくりとフォームを意識しながら滑る。
なんどやってもしっくりと来ない。しかし昨日よりは僅かながらマシになっているような気がする。

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上部のパウダースノーコースも多少飽きがきたので、コスモフォーリフトに乗って中級者コース「サニーウェイコース」を目指す。
下に見えるのはストレートウィスキーコース。最大斜度30度。右手はコブ斜面、左手は整地されている。
いつかはこのコースを攻めてみたい。

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コスモフォーリフトの終点
降り場の付近は比較的平らだが直ぐに急斜面が現れる。

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いいもりゲレンデサニーウェイコース
斜度最大18度、コース幅最大180m
目が眩みそうな急斜面。無理やりターンして横滑りで下りてゆく。
前向きには怖くて滑れない。
後傾になってしまい内足が引っかかってなかなかターン出来ない。
急斜面でコケてスキーが飛ばされてしまったが、通りがかったナイスガイの外人さんがスキーを持って来てくれて大丈夫かと声を掛けてくれた。
自然な感じで他人に親切に出来る外人さんを見習いたいと思う。

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眼下にエスカルプラザが見える。
もう少し縁の方まで行きたいがずり落ちてしまうとコース復帰が大変なので安全な場所で記念撮影。

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なんとか急斜面を下って林道の狭い区間を抜けるとパウダースノーコースに合流する。
ここまでくれば一安心だ。

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サニーウェイコース出口付近を写す。ここから見ると全然大丈夫に見えるが、尾根の向こう側が急斜面となっている。
サニーウェイコースを2回滑っていつものパウダースノーコースで練習を再開する。
練習を始めて1時間もすると膝に疲労が溜まって踏ん張りがきかなくなる。
まだスキーをするための下半身が出来上がっていない。
毎食ご飯をモリモリ食べているので、もう少しすれば下半身が出来てくるはずだ。

最近はスキーブーツがフィットして来て足の痛みはなくなったが、今度は少し緩いような気がしてきた。
(ブーツが足にフィットしたのか、足がブーツにフィットしたのかは不明だが)
ターンするとブーツの中で足が僅かに踊るような気がする。
2点式のバックルなので締め付けが緩く履きやすいが、ホールド性が劣るデメリットを感じるようになった。
マイブーツも欲しいが、ここはまずシーズンレンタルしたブーツを交換出来るかどうか聞いてみようか。
やっぱり多少足が痛くても4点式のバックルのブーツがいい。

 

2015-2-05

ところで、タイトルのとおり私はどうも人間に興味が湧かない。
これは物心ついてからずっと。
なぜこうなってしまったのか、分からないし今更知ってもどうしようもない。
特に他人と狭い空間で過ごさなければならない、学校や職場などで顕著となる。

人から話しかけられるまで口を聞かない。
人と話していても途中から飽きてしまい適当に聞き流してしまう。
多分、これは非常に失礼なことだと思う。

周りが人だらけだと無意識に緊張状態となる。
いつまでも緊張していると疲れるので、自己防衛機能が働いて周りをシャットダウンして極度に無口になって無愛想になる。

このため学校生活では友達がなかなか出来ず寂しい思いもしたし、働くようになってからは円滑に仕事を進めることが出来ず苦しい思いを散々してきた。

歳をとればこういう性向は自然と治るだろうと気楽に思っていたが、おっさんになっても治る気配が全くない。
他人に囲まれると疲れて自分本来の能力を発揮することが出来なくなる。
仕事の段取りをなかなか覚えられなかったり、人の名前をいつまでも覚えられなかったりすることが多い。

今回のスキー場のアルバイトでは男子寮に60人以上も住み込んでいるので寮の中は人だらけ。
どこに行っても人がいる。
なので無愛想モードが全開となって全く気のない挨拶をして人とすれ違ったりしている。
最近は自室に戻ると直ぐにベッドに引き篭もってパソコンを弄るかネットラジオを聞いている。
こうやって人と距離を置くことで、細やかながら自分を維持している。

しかし不思議なもので山小屋に篭って誰とも話さない日が続くと、無性に人と話したくなる。
人間に興味津々となって、すれ違う見ず知らずの人にでも話しかけて長話したりする。
一方的に話してばかりというわけではなく、こちらが聞き役に回って延々と話を聞くこともある。
一定時間一人でいるとフレンドリーに人と接することが出来る。
山林探しの旅に出掛けたころからこういう症状が出始めた。

私は人間に興味が湧かない全くの変人ではなく、人口密度の高い環境にいると悪い?症状が出るだけで、一人で過ごしていれば人と普通にすることが出来る人間であったのだ。
ただし、フレンドリーモードはそんなに長く保たない。町で3日も暮らせば無愛想モードに移行してしまう。
私は人里離れた山奥で暮らすほうがいいみたいだ。山に引き篭もって暮らし、たまに山を下りて人と接して、長居せずに山に戻ると。

でもそんな暮らしは爺さんになってからやればいい。今は車中泊やバックパック一つでどこへでも出かけたい。
都市部で暮らしていると自然と他人に無関心になるが、これは町に人口が集中して人口過密状態が人間の許容する範囲を大幅に越えてしまったため、ストレスから身を守るために環境に適応したためだ。
私の場合は、一般人より多少過敏なだけ。
誰にでもこういう性向はあるはずだ。問題なし。

もういい。スキー場バイトが終われば、いつもの静かな生活に戻ることが出来る。
あと2月耐えて現金30万円とスキー技術をゲットして山小屋に引き上げるとするか。
その前にお楽しみの春山登山が待っているし。

これは耐え甲斐があるというもんだ。精神修行も出来るし。
明日は休みだからスキーに備えてもう休むとしようか。

 

おわり

コメント

  1. ミコ より:

    からあげさん、はじめまして!

    わたしの父がログハウスを建てたり山登りをしたりする人で、
    わたし自身も影響されて山に登るので、いつもブログ拝見させていただいてました。

    からあげさんはもしかして軽度のアスペルガー症候群なのではないかな・・と思い、今回はじめてコメントしています。
    大きな病院へ行けば治療も出来ますので、一度受診してみてはいかがでしょうか。
    また各都道府県に「発達障害者支援センター」というものもあります。

    気を悪くされたらごめんなさい。
    これからも応援しています。

    • karaage より:

      ネットで調べてみると驚くほどアスペルガー症候群に合致しますね。
      ですが、病院にいくことはありません。見ず知らずの他人にあれこれ言われて不愉快になるのが目に見えていますので。

      別に気分を害してはいませんよ。コメント付けにくい内容でしたからね。他の読者も迷っていたかもしれません。どうもコメントありがとうございます。

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