アポイ岳から強風吹き荒れる襟裳岬へ

こんばんは。からあげです。

前向きなしで早速行ってみよう!

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結局、様似ダムキャンプ場で3泊した。
昨日は泊まるつもりはなかったが、風が弱まる気配がなかったので戻って来てしまった。

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牧場の馬

車を停めて見ていたら馬の方から寄って来た。
餌をねだる訳でもなく、こちらを珍しそうに見つめる。

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馬はジムニーよりも背が高い。

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様似町図書館

町に降りて図書館にやって来た。
暖房中でwifi完備、雑誌コーナーは充実し、本もたくさんあった。
びっくりするほど立派な図書館だった。

本はジョン・クラカワーのinto thin skyを読んだ。
エベレストの商業登山のレポートするため著者自らエベレストに登ったが、下山中に嵐に遭い大規模遭難に巻き込まれてしまう話だ。
半分ぐらいまで読んで時間切れとなった。
これは面白い。

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アポイ岳登山(2015.10.10)

登山コース
ビジターセンター付近の登山口から日帰りピストン(下りは幌満お花畑経由)

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今朝は3時半起きして食事を済ませアポイ岳に向かう。
山の上部はガスに包まれている。
天気は回復傾向にあるのでゆっくり行く。

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様似ダムから30分ほどで登山口に到着した。
ビジターセンターの奥の方に登山者用駐車場がある。

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ビジターセンターの裏手にある携帯用トイレ回収ボックス。

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0620 登山口 発

登山口はビジターセンターの裏を通って広い遊歩道の先にある。
まずは登山ポストに寄ってノートに必要事項を記入する。

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浅い沢を渡ると登山道が始まる。
沢は靴洗い場となっていて、靴底に土が付いている場合は備え付けのブラシを使って綺麗に洗っておく。

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アポイ岳の登山道は良く整備されていて歩きやすい。

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0715 5合目避難小屋

緩やかな登り坂を登って五合目までやって来ると、突如前方に避難小屋が現れた。

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避難小屋内部

雨戸が閉められているので中は薄暗い。
小屋前は開けているが、ガスのため山頂方向はまったく見えない。

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しばらく休憩して先にいくと大粒の雨が降り始めた。
小屋の近くだったので、一旦小屋まで戻って軒下で雨宿りすることにした。
出入り口と反対側の軒下は雨宿りには調度良い。

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避難小屋から15mほど少し離れた場所にある携帯用トイレブース。
アポイ岳周辺にあるのはココだけ。
ビジターセンター裏に携帯用トイレ回収ボックスあり。

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雨が小降りになったので再スタートすると、また雨粒が大きくなってきた。
仕方ないので100均のポンチョを着て歩いた。
雨が降ったり止んだりしているうちに、ガスの切れ間からアポイ岳山頂が見えた。

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様似市街地方面

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0755 馬の背

天気が良ければ見晴らしが良さそうな場所だ。

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山頂に向かってハイマツ帯を登ってゆく。

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0805 幌満お花畑分岐

登りは山頂へまっすぐ登ってゆく。

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山頂直下の登りに取り付いた。
山頂まであとわずか。

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0820 アポイ岳(810.2m)山頂

ガスの中で視界が まったく効かない。
これだけ視界が悪いと先に進む気にはなれない。
ガスに包まれた山頂でどうしようかしばらく考えた。

アポイ岳(アポイだけ)は、北海道様似郡様似町かつ日高山脈支稜線西南端に位置し、一等三角点(点名「冬島」)で標高810.5mの山である。地名の由来はアイヌ語の「アペ・オ・イ」(火のあるところ)より。
山が「幌満橄欖岩」と呼ばれているかんらん岩でできており、特殊な自然体系となっていることにから、1952年に高山植物帯が「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定された。1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区となった。標高が低いわりに、特殊な岩体のため森林が発達せず、「蛇紋岩植物」が生育する高山植物の宝庫として有名である。花の百名山となっている。

Wikipediaより引用

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ピンネシリの方に縦走しようと思ったが、視界が悪いので幌満(ほろまん)お花畑経由で下山することにした。
山頂から下ってゆくと途端に道幅が狭くなり笹が被さってくる。

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幌満お花畑手前でガスが晴れた。

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0845 幌満お花畑

急な下り坂を下りると開放的な広場に辿り着く。
ここが幌満お花畑だ。
今はシーズンオフのため花の姿は見えない。
以前はここから幌満集落への登山道があったが、植生保護のため通行禁止となり、現在は廃道となっている。
これより先は進入禁止だ。

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お花畑から様似市街地方面を望む。

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襟裳岬(えりもみさき)方面

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かんらん岩

アポイ岳はかんらん岩という珍しい岩石で構成されている。
地下深くのとても熱いかんらん岩は冷えながらゆっくりと地上に出てくる。
その途中、かんらん岩の多くは50から600度にまで冷えた時に水に触れ、蛇紋岩(じゃもんがん)というまったく別の岩石に変化してしまう。
ところが、アポイ岳のかんらん岩はほとんど変質することなく、マントルにあった時のままの新鮮な状態で地上にあらわれている。
このかんらん岩が高山植物の固有種を生み出した。

ビジターセンター内の説明板より

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下山中にようやく山頂付近のガスが晴れてきた。

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ピンネシリまでの縦走路(ピンネシリは左奥)

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馬の背を過ぎて海を見ながらの空中散歩。
今度は高山植物の花が咲く時期に登りに来ようか。
冬入り間近のアポイ岳は少し寂しい。

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1040 登山口 着

アポイ岳山頂から2時間と少しで登山口に降りてきた。
途中ですれ違った登山者と会話をして楽しむことが出来た。
車に戻ると早速後片付けを行う。
風が強いので車の中にならべて干しておく。
まだ時間が早いので、ビジターセンターに寄っていくことにした。

アポイ岳ビジターセンター

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入館料 無料

登山口のすぐ近くにビジターセンターがある。
裏には携帯用トイレの回収ボックスが設置されている。
入口に向かって左には靴洗い用と飲み水用の水道がある。

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道具類が乾くまでビジターセンターで勉強する。
かんらん岩や日高山脈の成り立ちを知ることが出来る。

参考リンク アポイ岳ジオパーク

アポイ岳の詳しい登山ルート地図もあって非常に役に立つ。
アポイ岳に関する情報はここのサイトで手に入る。

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アポイ岳を出ると襟裳岬方面に向かう。
幌満付近の断崖

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襟裳岬までやって来た。
ここの少し手前の駐車場に車を停めて外に出る時に強風にあおられてドアが思いっきり開いてしまう。
いきなりのことでドアの取っ手から手を離してしまった!

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外は危険なので車内で食事にする。
ドアを開けて荷物を移動させると風にあおられるので、車内にいる状態で荷物を動かす。
サンダルは外に置いておくとどこかにすっ飛んで行くので車内に入れておいた。

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食事を終えると恐る恐る外に出て遊歩道を歩く。
風が非常に強くてまともに歩いていられない。

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太平洋に洗われる断崖絶壁
襟裳岬から北西の海岸線を写した。

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襟裳岬先端部と海水に洗われている磯。
先端部まで遊歩道が付いている。行ってみようか。

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襟裳岬灯台

襟裳岬灯台(えりもみさきとうだい)は、北海道えりも町の襟裳岬先端に立つ白亜の大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は日高山脈襟裳国定公園に指定され、4段にもおよぶ海岸段丘があり突端には海食崖や岩礁があって豪壮な景観を呈し、岩礁はゼニガタアザラシの生息地としても知られている。

Wikipediaより引用

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断崖絶壁の上に建つ展望台と風の館

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先端部まで続く遊歩道を下りてゆく。
帽子が風で飛ばされないように取っておく。

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襟裳岬先端部

地の果てまでやって来た感じがする。
磯に打ち付ける荒々しい波の音が聞こえる。

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断崖の下では拾い昆布漁が行われていた。
風が強くて海が時化るので、船は使わずに軽トラで行っている。
軽トラで漁に行く漁師さん。何だか不思議な感じがする。

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吊り下げられた昆布

これだけ風が強いと吊るした方が楽なようだ。
強風を受けて昆布はサラサラと揺れている。

襟裳岬「風の館」

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展望台のところに風の館が建っている。
アポイ岳ビジターセンターでもらった割引券を使って入場料は220円となった。

開館時間

9~11月、3~4月 午前9時から午後5時まで
5~8月      午前9時から午後6時まで
12~2月      冬季休館
                          (但し、1月1日「初日の出」の午前5時から8時までは開館)

入館料  

大人 300円、子供(小学生から高校生)200円、幼児 無料

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望遠鏡でゼニガタアザラシを観察する。
この中のどこかにいるはず。

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風速25メートルの風を体感できる。
大きな扇風機で人工的に風を作り出す。
この風より駐車場の風の方が強く感じた。
今日は風速20メートルだと係の人に教えてもらった。
昨日は30メートル以上あったとか。
襟裳岬は天気が良い日より悪い日のほうが楽しめる。
風速40メートル以上で休館となってしまうので、適度な時に行くと良い。

参考リンク 襟裳岬「風の館」HP

百人浜オートキャンプ場

利用期間 4月20日から10月20日
受付時間 午前10時から午後7時
利用料金 フリーサイト 大人 310円 子供 200円

施設  炊事棟、トイレ(簡易水洗)、コインランドリー、シャワーあり
その他 ドコモLTE圏内、ゴミ捨て可能、フリーサイトは車両乗入れ不可
     入口ゲートは午後7時から午前7時まで閉鎖される。
     午後7時以降は管理人不在となる。
     お風呂は、近くの高齢者センターで入浴出来る。(大人300円)

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襟裳岬から帯広方面に10kmほど北に上ったところにある百人浜(ひゃくにんはま)オートキャンプ場にやって来た。
今日のねぐらだ。
オートサイトは高いが、フリーサイトはオトクな料金設定となっている。

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まずは管理等に行って受付を済ませる。
車中泊の料金はフリーサイトと同じ310円だ。

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駐車場の端っこに停めて車中泊する。
襟裳岬に比べれば風は弱いが、それでもたまに風速10メートルぐらいは吹く。

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こちらはオートサイト。全てAC電源付きで1区画3,140円。

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炊事棟

立派な作りの建物だ。
雨の日でも快適に食事の用意をすることが出来る。

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流しは綺麗で気持ちよく利用することが出来る。
裏手はテーブルとなっていて物を置いたり調理をしたりすることも出来る。

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炊事棟の外には、汚れ物の洗い場あり。
このような汚れ物専用の洗い場は非常に珍しい。
これなら気兼ねなく泥汚れの付いたペグや登山道具を洗うことが出来る。

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えりも町高齢者センター

営業時間 午前11時から午後7時まで
定休日  月曜日
入浴料  大人300円 小人150円

お風呂は、キャンプ場から歩いて5分ぐらいのところにある高齢者センターがおすすめ。
普通のお風呂だが割安でお風呂に入ることが出来る。
前回お風呂に入ったのは何時だったろうか。
もうそろそろ北海道を後にして社会復帰するので、身だしなみを整えることにする。

参考リンク 風のまち「えりも」観光ナビ 百人浜オートキャンプ場

キャンプ場に着いてジムニーのドアの様子をじっくりと観察すると、蝶番の部分が歪んでしまっている。
少しドアがずれてゴムパッキンの当たりが悪くなっている。
上から水をかけて見ると水漏れはなかったのでホッとした。
修理するにしても自分でやる事になる。
一人だと厳しいので手を借りれる実家で行う。
ドアを外すにはバンパーとフェンダーを外す必要がありそうなので1日仕事となる。
今のところは問題ないのでそっとしておく事にしよう。

ドアを痛めて少し落ち込んでいる。
しかし襟裳岬の迫力は凄かった。
もう悔やんでも仕方ない。
手間はかかるが自分で直せばいい。
セルフなら安いもんだ。

さーて飯にしようか。

走行ルート

走行距離 59.8km
ねぐら  百人浜オートキャンプ場

おわり

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『アポイ岳から強風吹き荒れる襟裳岬へ』へのコメント

  1. 名前:タッキー 投稿日:2015/10/11(日) 03:21:31 ID:4d0fac31f 返信

    僕も昔襟裳岬に行ったときには濃霧で何も見えなかったです。
    強風とはいえ晴れているようなので、隊長はラッキーだと思います。

    結局は北海道のどの田舎も何かしら天候不順があって、
    やっぱり天気穏やかな札幌に人が集中するのだと思います。

    これから冬に向かい、北海道の地方の天気というのは想像に絶すると思うのですが、
    2月の雪祭りの札幌は何回か行きましたが寒いなりにメイン道路も除雪され地下街なんかは暖かく厳しい冬でも何とか暮らせるんじゃないかと思います。

    これから苫小牧方面に向かって旅も終焉となるわけですね。
    山登りをするという充実した冒険的な旅でしたね。

    • 名前:karaage 投稿日:2015/10/11(日) 11:26:41 ID:b2c5b018f 返信

      襟裳岬の迫力は凄くて気に入りました。
      今日は風が弱くて物足りなかったです。

      今年は6月から7月まで天気が安定しなかったのが痛かったです。
      次回に期待です。

      玄米は丸一日以上水に浸けないと旨くありません。
      発芽させるとより一層旨くなります。

  2. 名前:いちきゅうー 投稿日:2015/10/12(月) 09:36:51 ID:07328ffe2 返信

    おはようございます。
    襟裳岬先端部、太平洋に洗われる断崖絶壁、
    の写真の場所で私もとーい昔、
    写真を撮りました。
    正に同じです。
    夕方で夕焼けが美しいのが印象的でした。
    当日は風はあまりなかったと思います。
    手前の町のえりも町でバイクを止めて、
    地図を見てたら、地元の人が襟裳岬まで、
    案内してくれるとの事。
    そのバイクの後に着いていったら、
    飛ばす事といったら、はんぱ無かったw。
    岬に到着し、しばらく話してたら、
    夕焼けでした。
    更に、民宿も世話してもらって、
    逆っかたに降りてった所で宿。
    泊まったら襟裳岬の曲を作った人が、
    宿泊したと、記事が壁に貼ってあった。
    片腕の御主人の二階建ての建物でした。
    親切な人、多かった気がしますね。

    • 名前:karaage 投稿日:2015/10/12(月) 17:20:15 ID:29082f939 返信

      襟裳岬は本当に地のはて感が凄いです。

      地元民とのふれあいもたまにはいいですね。