ヒグマ対策装備品の使用報告

こんにちは。からあげです。

今日も素晴らしい朝日が昇って青空が広がっている。
天気が良いと物置小屋が広く使えて良い。
雨になると洗濯物干場となってしまってしまい、湿った衣類が垂れ下がって鬱陶しくて仕方ない。
最近はほとんど雨が降らないので大助かりだ。
すっきりとした物置小屋でパソコンを弄りつつ、屋外で作業できる。
週末の日曜日は天気が崩れるようなので、ジムニーのドアの修理は土曜日に行う予定だ。
ドアヒンジの交換の際は、兄貴にドアを持って貰って、部品を交換する。
無理して一人で行うと、余計に歪ませてしまう恐れがある。
兄貴の手を借りれる日に一気に片付けてしまいたい。
おかんだと重たくて大変かもしれない。(老人虐待になってしまう。)

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ヒグマ対策装備品についての使用報告
2015.6~10 北海道

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ヒグマ対策装備品一式

フードコンテナ(別売りの専用カバーも購入)
重量 1,739g(カバー込み)

熊撃退スプレー(カウンターアソールトストロンガー、マジックテープ式専用ホルスター)
重量 452g(専用ホルスター込み)

熊よけベル・鈴(鈴は現地のホームセンターで購入)
重量 ベル99g 鈴96g

熊よけ笛(真鍮製の小さなものを新規購入、緑色は以前から持っていたもの)
重量 真鍮製のみ(穴に通した予備の靴紐込み)23g

剣鉈(刃渡り270mm、熊との格闘用)
重量 800g(鞘込み)

今日は北海道の登山で必要不可欠なヒグマ対策装備品について詳しく報告しようと思う。
今回、北海道での登山は初めてだったので、事前にネットで情報収集してヒグマ対策装備品を買い揃えることにした。
現地でも入手可能かもしれないが、不慣れな北海道でバタバタするのは嫌いだった。

ところがフードコンテナを除いた装備品は現地でも購入可能だった。
旭川の秀岳荘に立ち寄ったところ、熊撃退スプレー(ストロンガー、ノーマル)、専用ホルスター(マジックテープ、プラスチックバックルタイプなど)と熊よけ鈴などが充実していたのを見て、さすがは北海道の登山用品店だと思ったものだ。
値段もネットで購入するのとほとんど変わらない。

ただ、フードコンテナだけは、立ち寄った場所ではどこも販売しておらず、知床のビジターセンターで1日1,000円でレンタルされているのみだった。
それではこれから個別に使用報告をしてゆこう。

フードコンテナ

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Bushwacker Backpack & Supply社製のフードコンテナ
(正式名称 クマ対策携帯用食料コンテナ)

知床岳の登山も考えていたので購入した。
実物が届いて実際に見るとその大きさにびっくりした。

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75Lザックに入れてみるとその大きさが改めて分かる。
ハードケースで嵩張るので、パッキングが非常にやり難かった。
専用ケースの箱の写真のようにザックの雨蓋に取り付ける方法は、食料を入れたコンテナはかなり重くなるので不安定でダメだと分かった。

フードコンテナを実際に使用した山行は、以下の2回のみ。

7月4日~6日(2泊3日)十勝岳~美瑛岳縦走
7月10日~11日(1泊2日)天人峡~トムラウシ山

参考記事 

十勝岳
十勝岳~美瑛岳縦走 1日目(2015.7.4) こんにちは。探検家のからあげです。 現在、北海道に来ています。 今日から縦走の登山をしています。 上ホロ避難小屋の横でテントを張りました。
十勝岳から美瑛岳
十勝岳~美瑛岳縦走 2日目(2015.7.5) こんにちは。探検家のからあげです。 現在、縦走登山をしています。 天気が回復して素晴らしい登山日和となりました。 今日は美瑛富士避難小屋にてテント泊します。
道具の片付けまでが登山(十勝岳~美瑛岳縦走の最終日)
こんにちは。探検家のからあげです。 現在北海道に来ています。 本日、十勝岳~美瑛岳の縦走を終えて下山してきました。 登山の様子とクマ対策のフードコンテナのテスト運用の報告をします。 あとソーラーシステムの不具合について書きました。
天人峡からヒサゴ沼
トムラウシ山登山1泊2日(1日目)2015.7.10 天人峡からトムラウシ山に登ります。 今日はヒサゴ沼避難小屋で泊まります。 水辺のテントサイトで開放感抜群です。 豊富な雪解け水を沸かして飲みました。
トムラウシ山
トムラウシ山登山1泊2日(2日目)2015.7.11 本日、トムラウシ山に登り天人峡に下山してきました。 お花畑が凄く綺麗でした。 北海道の山はとにかく雄大で、その魅力に取り憑かれてしまいました。

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2泊3日分の食料
中に入れるといっぱいいっぱいになった。
パンは入らなかったので、ザックの雨蓋のポケットに入れた。

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十勝岳付近、カミホロ避難小屋にて。
二人用テントエアライズ2と比較するとフードコンテナの大きさがよく分かる。
夜間は避難小屋内に置こうと思ったが、多数の宿泊客で混雑していたので、テントから少し離れた邪魔にならないところに置いた。

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テント内での食事風景
入口にコンテナを置いた。
中にまとめて入れておくことが出来るので、テント内が片付いて重宝した。
(これは意外な効用だった。)

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美瑛富士避難小屋では、テントサイトから100mほど離れた風上側の登山道脇に置いておいた。
一晩、クマにイジられることなく無事だった。

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2泊3日の最終日は、食料が減って中にゴミやコッヘルを入れることが出来た。
ゴミはチャック付き袋に入れて匂いが漏れないようにした。

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1泊2日のトムラウシ山登山、ヒサゴ沼避難小屋にて。
このサイトも賑やかでヒグマが出没するような状況では無かった。
夜間は入り口反対側の邪魔にならないところに置いておいた。
2日目トムラウシ山ピストンでは、残置したツエルト内に余分な食料を入れたフードコンテナを置いていった。

使用した感想

今回は登山者の多い一般登山道を歩くだけだったので、フードコンテナの必要性を全く感じなかった。
食べ物が折れたり潰れたりして傷まないテント内が片付くなどのメリットよりも大きくて嵩張るデメリットの方が目立ってしまった。
他の登山者でフードコンテナを使用している人は居なかったので、自分だけが使用しても意味がないと思った。

ただ、注意する動物はヒグマの他にもキタキツネがいる。
テント内に食料を置いておくと荒らされることもあるようなので、コンテナに入れて外に出しておくと安心感がある。
キツネは簡単にテントを引き裂いてしまうようなので注意が必要だ。
山の麓のキャンプ場でキツネに荒らされたと思われる無残なテントの姿を目撃したので気をつけようと思った。
ほとんど人が立ち入らないヒグマ高密度生息地帯で行動する時は、フードコンテナが役立つだろう。
それまでは山小屋で物入れに使用することになる。

クマ対策フードコンテナ
こんにちは。探検家のからあげです。 今回はヒグマ対策用グッズ、フードコンテナを紹介します。 北海道に行くので、購入しました。 商品を実際に手にとって各部をじっくりと確認しました。 その時、いろいろ分かったことをブログ記事にて報告します。 ヒグマ対策の一助となれば幸いです。

クマ撃退スプレー

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カウンターアソールトストロンガー(CA290)

専用のマジックテープ式の専用ホルスターもセットで購入した。

スプレーの携帯は、専用ホルスターに入れて、たすき掛けの前向きに付けたウエストバッグのベルトに通していた。
そうするとちょうど胸の高さにスプレーがくるので、手元を見ずに取り出すことが出来た。

実際には使用する場面は無かったが、いつヒグマと遭遇しても噴射できるように、登山中ホルスターから抜いてセイフティークリップを外して発射レバーに指をかけるまでの動作の練習を何度も行った。
初めはぎこちない動きだったが、次第にスムーズに抜けるようになった。

使用時に注意することは、絶対に風上に向かって噴射しないことだ。
ヒグマをも撃退する激辛な唐辛子スプレーを自ら浴びて行動不能となってしまう。
常に風向きを意識していないといけない。
万が一ヒグマと遭遇した時は、うまいこと風上に位置取りしていつでも噴射出来る態勢をとっておくことが重要だ。
ただ、いつでも風上に回り込める状況とは限らない。
強風や雨天時などは、風下に対して使用しても効果が低くなることが予想される。
風上から射程距離内に十分引き付けてクマの顔めがけて全量を噴射する。という使用方法は説明書を読んで覚えた。

しかし、実際に山でヒグマと遭遇した場合、パニックになって状況を考えずに噴射してしまい、1回限りのスプレーを無駄に使ってしまうことも予想される。
常に風向きを把握するとともにクマと遭遇しても慌てず冷静に対処する技術が必要。
山に入る前は、実際に噴射レバーを少し引いて試射してみることも大事だが、私は購入したばかりだし勿体無かったので、試射は行わなかった。
次回持ち歩く時は事前に行おうと思う。

使用した感想

ヒグマは素手で戦って勝てる相手ではないので、携帯しているだけで非常に安心感があった。
携帯方法はいつでも取り出して噴射できるようにしておかなければ意味がない。
風向き、気象状況など実際に使用できる場面は意外と少ないかもしれない。
さらに有効に使用するには度胸と技術が必要だ。
いざというとき自分が使えるかどうか登山中ずっと疑問だった。

クマ撃退スプレーは最終手段とするだけに留めて、普段は出来るだけヒグマと遭わないように、熊よけの鈴などを付けたり、クマの居そうな場所では笛を吹いたり大声を出したりすることの方が重要だと思った。

なお、クマ撃退スプレーは航空機内には持ち込めないので、本州から飛行機で北海道に行く人は現地で購入かレンタルするしかないので、覚えておこう。

クマ撃退スプレー カウンターアソールト
こんにちは。探検家のからあげです。 本日は、熊撃退スプレーのカウンターアソールト・ストロンガー(CA290)を紹介します。 事前にヒグマのことを調べているうちに怖くなって購入しました。 各部を徹底的にチェックしたので、ブログで報告したいと思います。 読者の皆さんのヒグマ対策グッズ購入のお役に立てれば幸いです。

熊よけベル・鈴

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今回の北海道で使用したもの。
ベルタイプと鈴タイプを購入した。
初めはベル1個だけだったが、歩くリズムでたまに音が鳴らないことがあったので、現地のホームセンターで音が鳴りやすい鈴を購入した。

鈴などを付けて歩くと音が出て人間の所在をクマに分かりやすくする効果がある。
クマは基本臆病なので、人間を察知すると自分から避けてくれる。
実際に歩いてクマの痕跡や気配がある時があったので、そいういう時は笛も吹き鳴らして賑やかに歩いていた。

鈴などの取り付けは、初めザックのベルトなどに取り付けていたが、ザックに触れたままでうまいこと鳴らなかったり、静かにして周囲の気配を探りたい時に音がしたりして不便だった。

あれこれ試行錯誤した結果、ようやく前向きたすき掛けにしたウエストバッグに取り付ける方法が最良だと分かった。

ザックには触れないので大きな音が出やすく、音を出したくない時は鈴を掴んで消音出来る。

普段は鈴を付けるだけにして、沢沿いを歩く時や強風時、クマの痕跡がある時はベルも付けて音量をアップして歩いた。
1個だけだと音が小さいので状況により2個必要だと思った。

風向きや風の強さ、濃霧など気象状況によって、クマは人間を察知しにくくなる。
ただ、音がうるさくて周囲の気配を感じにくくなって、対向の登山者とばったり会ってびっくりしたことが何度かあった。

音を出して歩くと好奇心旺盛な若グマが寄ってきたりすることもあるそうなので、絶対にクマと遭わないわけないらしいので注意が必要だ。
音を聞いて寄ってくる危険なクマには撃退スプレーで対処するしかない。

剣鉈、熊よけベル、笛を入手した
こんにちは。探検家のからあげです。 もうすぐ北海道に行くのでヒグマ対策グッズを購入しました。 今日はその中の剣鉈、熊よけベル、爆音ホイッスルを紹介します。
羊蹄山に魅せられる
こんにちは。からあげです。 今日はねぐらが既に決まって落ち着いたところ。 無料のキャンプ場で羊蹄山が良く見える素晴らしいサイトで一目惚れした...

熊よけ笛

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下の真鍮製の笛は、予備の靴紐を付けて首から下げて携帯していた。
上の緑色のプラスティック製の笛は予備用で、折りたたみナイフと同じ紐に取り付けてウエストバッグに入れていた。

下の笛は軽量コンパクトで音量も大きく甲高い音が出たので、非常に頼もしかった。
沢沿いを歩く時や尾根を越えて別の斜面に移った時に吹いて存在をアピールした。

鈴と違っていつでも音が出る訳ではないので、必要な場面で自分で吹かなければならない。
静かな山行を好む人は、鈴を付けず笛を吹くようだ。
笛は熊よけの他に、遭難して救助を求める時にも必要なので、これは必須の装備だ。
体力が消耗した状態で大声を出し続けるのは厳しい。
安くて一生使えるものなので、鈴・ベルと同様に予備も購入し2個体制とした。

剣鉈、熊よけベル、笛を入手した
こんにちは。探検家のからあげです。 もうすぐ北海道に行くのでヒグマ対策グッズを購入しました。 今日はその中の剣鉈、熊よけベル、爆音ホイッスルを紹介します。

剣鉈

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刃渡り270mm刃先が剣のように尖った剣鉈を購入した。
当初はベルトに通して腰に付けようかと思っていたが、実際に歩くと重くて邪魔となったので、ザックの横に付けていつでも取り出せるようにした。
20Lの日帰り用ザックだと身軽なためか、練習してスムーズに取り出せるようになった。

ナタでヒグマの息の根を止めることは考えていなかったが、分厚い毛皮と筋肉、皮下脂肪を突き抜けて内蔵にダメージを与えることが可能なように大型の剣鉈を購入した。
携帯しているうちに雨や露に濡れて錆びてしまったので、研いでワセリンを薄く塗っておいた。
それからは刃が錆びることは無くなった。

一度、警察の職務質問を受けた時に、剣鉈を見せて登山の時にクマ対策として持ち歩いていると説明すると、咎められることは無かった。

クマ撃退スプレーは、使用出来る状況が限られていて、しかも使用回数が1回のみなので、こうした原始的な武器は安心感があった。
結構な重量があったが、得られる安心感は凄かった。
剣鉈があるだけで、クマとばったりと遭遇して襲われそうになっても、怯まずに立ち向かって行けそうな気がした。

剣鉈、熊よけベル、笛を入手した
こんにちは。探検家のからあげです。 もうすぐ北海道に行くのでヒグマ対策グッズを購入しました。 今日はその中の剣鉈、熊よけベル、爆音ホイッスルを紹介します。

以上、報告終わり。

さあてようやくブログの更新も終わったことだし何をしようか。
異音を出していた24時間換気システムのファンの交換が終わったようだ。
業者は作業が終わると帰っていった。
少し、ブログのメンテナンスを行ってから明後日の作業の勉強をするとしようか。

おわり

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『ヒグマ対策装備品の使用報告』へのコメント

  1. 名前:さく 投稿日:2015/10/29(木) 23:36:34 ID:3a6d1ef6e 返信

    刃物はお守りですよね。わかります(笑)

    フードコンテナは荷物をベースキャンプ(と言う名の空き地)にデポして軽装で目的地にアタックする時に便利・・・・・・というか必要ですから良い買い物だと思います。木の上に吊るしておけば完璧です。

    • 名前:karaage 投稿日:2015/10/30(金) 12:40:17 ID:9693565b6 返信

      剣鉈は山小屋で薪割りにも使えるので邪魔にはなりません。

      早くフードコンテナが必要な山域に足を踏み入れてみたいですね。