レギュレーターストーブ ST-310 耐寒性能テスト

こんにちは。からあげです。

今朝は今季一番の冷え込みで、外の寒暖計はマイナス7度を指していた。
ロフトの気温は2.5度で、外気との温度差は10度近くもある。

ここ最近の寒さで体調を崩し、鼻水が垂れてきて頭がフラフラする。
先日、ロフトは寒暖の差が激しいという記事を書いたところだが、その寒暖の差の激しさのために体調を崩してしまった。(世間ではこれを風邪と言うらしい。)
ロフトの窓を全開にして、寝袋を掛け布団代わりにして寝ていて、夜中、体が冷えきってから目が覚めたことが度々あった。

そして懲りずに何度かそんなことを繰り返しているうちに、本格的に体調を崩してしまった。
隊長が体調を崩すとは、シャレにもならない。

私は風邪を引いた記憶がない。
何があっても風邪と認めないことも関係するが、寒さにはそこそこ強い。
職場で周りが咳き込んでいたりしても、一人だけ平然としていた。

しかし、今回の鼻水ズルズル、喉がイガイガ、頭がボーは結構堪える。
小屋でストーブを焚くと非常に暖かいが、薪が燃え尽きると急激に小屋が冷えてくる。
火持ちの悪い赤松なので、寒暖の差がより顕著になる。
これは1時間タイマーで定期的に起きて薪をくべるしかないのか。

今日から寝る前は、薪を入れずに火力を落としてロフトの温度を下げてから、窓を閉めて寝袋に包まって寝ることにする。
同じことをしていると、いつまで経っても体調が回復しない。

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昨日から風が吹いてきて、南側のブルーシートタープがバタバタして煩いので、支えの棒を外して風に煽られにくくしてみた。
これだと傾斜が強いので、雪が降ってもシートに積もることはないだろう。
多少、小屋の中が青くて暗くなってしまうが、タープのことを常に気にかけねばならないよりマシだろう。

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レギュレーターストーブ ST-310 の耐寒性能のテスト

今日は、前フリなしの突然だが、私が愛用しているSOTOのレギュレーターストーブST-310の耐寒性能をテストしてみた。

これまで、密かにテストの機会を伺っていたが、忘れていたり、そんな気にならなかったこともあり、ズルズルと引き伸ばされていた。
去年のスキー場でのバイト中が絶好の機会だったが、いろいろあって全くやる気が起きなかった。

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ここ最近の寒波で、暖冬だったことを忘れてしまうくらい寒くなった。
昨晩からいい感じで冷え込み、ようやくテストの機会が到来した。

朝の最低気温はマイナス7度だったが、ご飯を食べてヌクヌクしているうちに気温はマイナス2度まで上昇してしまった。

使用する機材

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SOTO レギュレーターストーブ ST-310

外形寸法
幅166X奥行142X高さ110mm(使用時・本体のみ)
幅140X奥行70X高さ110mm(収納時)

重量
350g(本体のみ) 

発熱量
2.9kW(2,500kcal/h)
*ST-760 パワーガス使用時

マイクロレギュレーターを搭載し、低温下でも火力が安定していて、連続使用によるドロップダウンの影響を受けにくい。
カセットボンベ仕様で寒さに強いというところに惹かれて、一昨年の四国遍路中に松山で購入した。
去年の北海道の時、ST-310の記事を書いたので、参考までにリンクを貼り付けておく。

ドロップダウン(またはパワーダウン)とは、ガスの気化熱でボンベが冷やされて、ガスが気化しにくくなり火力が落ちる現象をいう。

参考記事 

ガスストーブ(レギュレーターストーブST-310)~ローコストな登山と車中泊のお供に~(2015/10/6)

Yahoo!知恵袋(ガス器具のパワーダウン(ドロップダウン)について)

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イワタニ カセットフージュニア CB-JRC

既に生産終了となっているので、スペック詳細は不明。
だいたい同じ仕様のCB-JRC-ALの最大発熱量は2.1kW(1,800kcal/h)となっている。

自分の持っていたカセットコンロは、長年の使用により点火装置が壊れたので、自分で直そうと分解したところ、元に戻らなくなり、しばらくは火力調整つまみをプライヤーで挟んで使用していた。

その後、実家の物置に眠っていた親父のカセットコンロを発見したので、山小屋に持って来た。
このカセットコンロは、通常のカセットボンベよりも短い、ミニボンベも使用できるコンパクトタイプとなっている。
イワタニ製のため、各部の作りが丁寧だ。

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使用するカセットボンベ

どこにでも売っている普通のカセットボンベ。
これは去年の北海道、大樹町のホームセンター「ホーマック ニコット」で4本セットで購入したもの。
内容量は250g。
中身は28gほど使用しているが、ほとんど満タンに近い。

燃焼テストの方法

今回の燃焼テストは、ガスストーブ本体とボンベを十分冷やしてから、合板の上に設置して行う。
推定2~3度の水1Lが最大火力で沸騰に要する時間を計測する。
多少の風があったので、風よけとしてガソリンストーブのアルミ風防を使用した。

テストの時間、気象条件

2016.1.20 午前8時50分よりスタート
ST-310からテストを行い、続いてCB-JRCのテストを行った。

天気 晴れ、風向風速 南東から南西の風 0.5~5m、気温 マイナス2度、気圧 906hpa(Gショック RISEMAN搭載の気圧計で計測)

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燃焼テストを行う前に、機材をしばらく外に置いて、本体、ボンベともに十分冷やしておいた。

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水を沸かす容器は、容量1.5Lのアルミ製角形コッヘルを使用した。
外気で十分冷やした水に雪を入れた。
これで水温は、推定で2~3度と思われる。

レギュレーターストーブ ST-310 燃焼テスト

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キンキンに冷ました状態で自動点火装置により点火させて火力を最大にする。
そして水の水の入ったコッヘルを載せて、周囲を風防で囲った。

ストーブは、スタート時から勢い良く炎が燃えている。
火力は安定していて衰えることはない。
次第に鍋底に気泡が付いてきて、しばらくすると勢い良く沸騰し始めた。

沸騰するまでの時間 8分50秒

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テスト終了後、コッヘルを外して炎を撮影する。
テスト開始時と炎の勢いはほとんど変わらず。

カセットフージュニア CB-JRC 燃焼テスト

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こちらも先ほどのST-310と同じようにテストを開始する。
機器付属の自動点火装置で火を付けようとしたところ、2度点火に失敗するもなんとか点火した。
(最近、全く使用していない影響があったのかもしれない。)

始めのうちは、そこそこの火力だったが、次第に火力が落ちてきた。
テスト開始から10分経ったが、コッヘルの底に気泡が付き始めただけで、いつになったら沸騰するか分からない。
ST-310との違いが明らかとなり、テストを継続してもカセットボンベのガスが無駄になるので、10分経ったところでテストを中止した。

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10分経過した頃の様子。
コッヘルの底に気泡が付いてきただけで、一向に沸騰する気配はない。
火力の衰えが目立つようになった。

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テストを途中で止めたところで、ボンベに雪を載せて点火してみた。
一応火は付くが、弱々しい炎だ。
これで調理するには厳しい火力だ。

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炎のアップ。
雪のため周囲が明るく炎が見えづらい。
(次回のテストでは見やすいように改善する。)

ST-310とバナー部の形状が違うのも大きいかもしれないが、レギュレーター搭載の有無が大きな違いとなって現れている。
やはりカセットコンロは、屋内使用を前提にしているので、屋外でなお且つ低温化での使用は厳しい。

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ST-310の耐寒性能をチェックする。
雪をボンベに山盛りにしてみた。
すると多少は火力が落ちたものの、十分調理可能なレベルの火力を維持していた。

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炎のアップ。
明るくて非常に見えづらい。

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コッヘルを載せてコンパネで光を遮って撮影した。
やはり日中は、明るくて炎が写りにくいので、夜間にテストした方が良いだろう。
火力最大時の燃焼状態。

テスト結果についての感想

このテストは、昨晩、急に思い立って、ノートにテスト方法を書き出して検討を重ねて、今朝テスト実施に踏み切った。
やる前からある程度分かっていたが、ここまでST-310が低温に強いと思わなかった。
安いノーマルボンベでこの結果なので、プロパン配合の寒冷地仕様のボンベを使えば、さらに低い気温でも何不自由なく使用できるだろう。

カセットボンベは、テスト始めはそれなりの火力だったが、次第に落ちてきてしまい、いつもの弱火程度の火力を維持するのに精一杯だった。
やはり、レギュレーター搭載の有無が、テスト結果に大きな違いとなって現れた。

ST-310の性能であれば、車内での使用には何ら問題はない。
カセットボンベを手で温めたり、保温用のカバーを掛ければ、より安定した燃焼をしてくれる。

又の機会にもう少し低い気温の時にテストを行いたい。
テスト回数が1回なので、複数回行ってテストの正確性も確保してゆきたい。

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今日は、角スコップ、タイヤチェーン、ゴム手袋を車に載せて、山を下りてきた。
しばらく図書館でヌクヌクしながら仕事をやって、早めに山小屋に帰ることにする。
入口の進入路の雪かきが不十分で、乗り越えられそうにない。
奥まで入れずに斜面のところに駐めておくことになるかもしれない。

明日、パソコンが配達予定だが、無事に来るだろうかと気になっている。
除雪はしてあるので、トラックは登ってこられるが、米沢からはかなりの距離がある。
随分と待たされたので、スムーズに受け取りたい。
果たしてどうなることやら。

おわり

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『レギュレーターストーブ ST-310 耐寒性能テスト』へのコメント

  1. 名前:おさる 投稿日:2016/01/20(水) 20:45:28 ID:662967afb 返信

    今朝は寒かったですね!
    マイナス8℃でした!
    金玉と心臓が縮みあがります!
    明日も4時起きです!
    早く春がこないかな!
    隊長も頑張って下さい!

    • 名前:karaage 投稿日:2016/01/21(木) 12:06:50 ID:9c032d114 返信

      どうもありがとうございます。
      寒さに負けずにやっていきましょう。

  2. 名前:kikori 投稿日:2016/01/20(水) 22:17:30 ID:b377eef74 返信

    夜中に窓全開は、そりゃ風邪もひくでしょうね。
    おっしゃるとおり、ストーブの火を落とし、窓を閉めた方が良いでしょうが、湯たんぽを併用しては。
    夜半に寒くなったら、寝袋の中に引き寄せればいい。
    ファミリーサイズのペットボトルを銀ぺフでくるんで、5,6時間は持ちます。

    • 名前:karaage 投稿日:2016/01/21(木) 12:07:53 ID:9c032d114 返信

      湯たんぽは持っているのですが、寝袋の足元が窮屈になります。
      もう一つの寝袋を掛け布団代わりにすればポカポカです。

  3. 名前:JB23w09XG5MT 投稿日:2016/01/20(水) 23:02:31 ID:78bf46ff4 返信

    身体を冷やすと免疫力が一気に低下します。
    街中に行かなければ風邪とかインフルエンザの心配は無いですがやはり体調を崩します。
    体温計くらいは置いておくべきですね。

    薪ストーブ鋳鉄製の重いやつは熱を溜め込んで徐々に放出しますので具合が良いです。
    要は熱を溜め込んでゆっくり冷えてくれれば何でも良いわけです。ストーブを石とかブロックで囲うと良いかも?ペチカとかオンドルもそうした効果を狙ってますね。

    • 名前:karaage 投稿日:2016/01/21(木) 12:08:57 ID:9c032d114 返信

      昨晩、暖かくして眠ったら回復しました。

      お金を掛けずに維持したいので、ストーブにはあまり手を入れません。

  4. 名前:リコプテラ 投稿日:2016/01/21(木) 07:31:46 ID:b7c2621b9 返信

    おはようございます。
    ブログ読ませていただいてきて、おおよそどの辺りにお住まいかわかりました。
    小屋の場所はトップシークレットのようなので、場所特定するつもりはないですけども(笑)
    急激に寒くなりましたね。風邪をひかれたようで、くれぐれもお大事に。味噌汁におろし生姜を入れると体が温まりますね。
    薪ストーブ、低火力で長時間燃えやせる方法があれば見つかればいいのですが。

    • 名前:karaage 投稿日:2016/01/21(木) 12:09:44 ID:9c032d114 返信

      はい、トップシークレットです。

      ストーブはこれで十分暖かいので、これ以上は望みません。