木工作業の手伝い その参

こんばんは。からあげです。

今朝は痺れる寒さだった。
目覚まし時計のアラームで目を覚ますと、ボタンを押してアラームを止める。
その時、時計に付いている温度計を見るとマイナス1.5度だった。
これまでロフトの温度は、氷点下を下回ったことがなかったので、一瞬我が目を疑った。
何度見なおしても1.5度の左にマイナスの横棒が見える。
この冷え込みはタダ事じゃない。

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階下に降りると早速薪ストーブの準備を行う。
細い枝を取りに外に出ると、ついでに温度計を確認する。
なんと外はマイナス11.5度だった。
今季の最低気温だ。
いや、ここに住み始めてから最低の気温かもしれない。
6時を過ぎたばかりで外はまだ薄暗い。
辺りにピーンと張り詰めたような静けさが漂っていた。

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寒くて薪ストーブの火力が上がるまでストーブの側を離れられなかった。
ただ、じっとガラス扉越しに炎を見つめ、早く大きくなってくれと祈るしかなかった。

朝食を済ませると防寒着をリュックサックに詰めるなど、出発の準備を行う。
そう、今日は木工職人の手伝いに行くことになったのだった。
昨日、晩に手伝って欲しいと連絡があった。

せっかく温まった小屋から離れるのはキツかった。
途中で薪を投入するのを止めて、炭が燃え尽きたら出発しようと決めていた。
薪が燃えて炭に変わり、その炭も次第に小さくなって来た。
そろそろ、出発の時だ。
ストーブのガラス扉と空気窓を閉めて小屋を後にする。

参考記事

木工作業の手伝いをする(2015/5/15)
木工作業の手伝い その弐(2015/5/16)

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ジムニーを駆って、山奥の集落の最奥にある職人の家までやって来た。
ココらへんも先週の雪が溶け切らずまだ多く残っていた。

仕事をする前にまず防寒着を着こむ。
作業場は、元農機具小屋で断熱性に乏しい造りとなっている。
普段着姿では、凍えてしまって作業できない。
オーバーズボンを履き、作業用防寒着の上着を一旦脱いでフリースを着る。
そして長靴を脱いで登山靴に履き替える。
ゴム長靴はなぜか冷えるので、冬の作業には向かない。

準備整えると職人から作業の手順を聞く。
今回も前回と同じものを作っていて、その手伝いを行うことになる。
工程が進んだものをしくじると大きなロスとなってしまうので、間違えないように慎重に作業を行う。

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納期が迫っているので、職人は夜遅くまで作業をやっているそうだ。
断熱性皆無の作業場での作業は、非常に堪えるそうだ。
手足の指先が冷えてきて、痺れて作業が出来なくなるので、道具のヒートガンで時折指先を温めなければならないのだそうだ。
指先の感覚が悪くなるのと機械に巻き込まれる恐れがあるので、手袋は付けない。

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これは木工用のボール盤
木片の4箇所にドリルで穴を空けた。

鉄工と違ってキーキーという金切り声がしないので、作業がやりやすい。
途中でリズムが出てきていい感じで作業をすることが出来た。

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これは回転するペーパーで木の表面を削る機械。
実際に扱っているところは見なかったが、キュイーンという掃除機のような甲高い音が聞こえてきた。

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合板の裏側に両面テープを貼り付けているところ。
上下2箇所貼り、カッターでカットする。

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家の土間にある鋳鉄製の薪ストーブ。
鉄板製と違って火力が安定して暖かさが長持ちするような気がした。

作業場が寒すぎるので、ワックスがけは家の中で行う。
昔の家の造りで、中に大きな土間があって、そこで作業出来るようになっている。
薪ストーブに当たりながらの作業でヌクヌクだった。
可愛いおチビちゃんと話をしたり、ウサギを観察しながらマイペースで楽しく出来た。

途中、お昼の休憩を挟み、夕方5時過ぎまで作業を行った。
町中の会社のオフィスと違って時間の流れが非常にゆったりとしているが、気が付くと時があっという間に流れている不思議な空間だった。

時折、木製サッシが強風に吹かれてカタカタと音を立てる。
アルミサッシにはない温もりある音だ。
急に小学校1年生の時の木造校舎を思い出した。
床の節のところにいくつか穴が空いていて、何本かの鉛筆が吸い込まれた。
歩くとポコポコと音を立てる黒光りした床や、角が丸まった傷だらけの太い柱に何とも言えない安らぎを感じた。
そんな木造校舎も卒業後、いつの間にか取り壊されて新しい鉄筋コンクリートの校舎に生まれ変わっていた。

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先ほど、ご飯を済ませておやつタイムにかっぱえびせんを食べて寛いでから、ブログ更新を始めた。
隣りの薪ストーブからパチパチと薪が爆ぜる音と鍋の湯が沸く音が聞こえてくる。
もう、電気不足に悩まされずに済む。
バッテリーが尽きるまで好きなだけパソコンで作業をすることが出来る。
(バッテリーが無くなるまでやったら、こちらが参ってしまいそう。)

今日は急の仕事で疲れたから、これで休もうか。
明日も冷え込むようだから、ちゃんと寝袋に包まって蓑虫のように眠るとしよう。
さあて、ヌクヌクのロフトに上がって暫しの読書タイムだ。

おわり

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『木工作業の手伝い その参』へのコメント

  1. 名前:大伴細人 投稿日:2016/01/25(月) 22:13:19 ID:c0f7391de 返信

    ほんとに寒いですよね。
    寒すぎてなにも考えられないです。
    明日の寒さのことも考えるのやめます。

    • 名前:karaage 投稿日:2016/01/26(火) 11:45:55 ID:c5a7e32a8 返信

      この寒さもあとしばらくではないでしょうか。
      今年は急に寒くなったので、急に暖かくなるような気がします。