アカマツ抜根FINAL~5日目 激闘の果てに

こんばんは。からあげです。

今朝はどんよりとした曇り空だった。
目覚ましは6時20分にセットしてアラームで目が覚めたが、体が重たいので寝袋の中でゴロゴロとしていると直ぐに7時になってしまった。
予報では日中は雨が降らないが、この空の様子だと怪しい。
抜根作業は大詰めで切り株を切り倒して穴の外に出すのみとなった。
無理する必要は全然ないが、気分的に今日中に終わらせてしまいたい。
そうは言うものの体が言うことをきかない。
しかし、怠け心の言うなりになっていては、いつまで経っても作業が終わらない。
一刻も早くあの邪魔のものを片付けたい。
それで渋々寝袋から抜けだして活動を開始した。

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作業は9時半ごろからスタートした。
水を多く入れすぎてしまったために、ご飯が炊けるのに時間がかかってしまった。
ひょっとしたら無意識が仕事をしたくはないので邪魔をしたのかもしれない。

本日は昨日に引き続き、まずは大ボスの根っこを切る作業を行う。

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穴に入って作業を始める。
玄能を振るってノミを叩く。
少しずつではあるが、根っこがやせ細ってゆく。

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1時間以上穴の底で作業していると、ようやくあと一息となった。
最後は切れ味の良いノコギリでぶった切る。
しかし、途中でノコギリが挟まって動かなくなってしまったので、反対方向からもノコギリを入れてようやく切ることが出来た。
予想では3時間かかると踏んでいたが、実際は半分くらいで終わってしまった。
これでスタートの出遅れ分を取り戻したぞ。

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あとは細い根っこ2本を切る。
先に重心に近い方の右側の根っこを切った。
切り口にタガネを叩き込んで反対側に傾けながら左側の根っこを切っていった。

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切り倒すイメージ

切り株の下敷きにならないように左側の方へ倒す。
少しずつ切りながらタガネを叩き込んでゆく。
倒しやすいようにこの位置の根っこを残しておいた。
ある程度切ったあとで、右側の出っ張りを押して切り株の重さを利用して倒す。
体をかわしているので、安全に切り倒すことが出来る。

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そしてついに切り倒した。
倒した瞬間、ついにやったぞと心のなかでガッツポーズをする。
ふぅ~本当に良くやったな。

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角度を変えてもう一枚。
嬉しくて切り株の周りを何度も回ってしまう。
しかし、まだ油断は出来ない。
これから穴の外に出す最後の試練が待っている。
喜ぶのはまだ早い!

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これから埋め戻し作戦をとる。
切り株を転がして少しずつ埋め戻して穴を浅くしてゆき、最後に気合で外に押し出す。
しかしこのままでは根っこが邪魔になる。
太いのを切るのは大変なので、細い2本を短く切った。

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伐採から2年半も経っていいるのに大ボスの中心部はまだ瑞々しかった。
まだ完全に死んではいなかったのだ。
ノコギリが重たくて切るのが大変だった。

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邪魔な根っこを切って、いよいよ埋め戻し作戦を決行する。
最終的に右側の低い方に出すことになる。
ようし、気合を入れてガンガン行こう。

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掘った土を埋め戻す。
欲張ってたくさん入れ過ぎると転がすことが出来なくなる。
焦らず少しずつ埋め戻してゆく。

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土を入れたところに切り株を転がす。
そして反対側に土を入れて、切り株を元の位置まで転がす。
こうして交互に土を入れて穴を浅くしてゆく。

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穴の埋戻しは、切り株を取り除いて石を入れずに行うので、最後には土が足りなくなる。
しかし、進入路を掘削した時に出た土があるので、フラットに埋め戻すことが出来るだろう。
助かった。
石は石垣を作ったり、地盤改良工事に使ったり出来るので、埋めずにとっておく。

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さあ随分と穴が浅くなってきた。
切り株が大きいので、この程度の段差でも越えることは厳しい。
無理をするとギックリ腰になってしまうかもしれないので、無難に作業を進める。
ここでお昼になったので、作業を中断する。

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いつものようにラーメンを食べて昼寝して1時過ぎから作業再開だ。
ちょうどこの時、ポツリポツリと雨が降り始めた。
泥濘んでしまったら穴から出せなくなる。
一気にスピードアップする。

さあて、もういいだろう。
これから気合を入れて穴の外に押し出さないといけない。
折りたたみ椅子に座って体を休ませる。

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おっさんはパワー系の作業は弱いので、短期決戦で行う。
渾身の力を込めて切り株を一気に押し出す。
しかし、穴の縁に出っ張った箇所が引っかかってしまい押し出すことが出来ない!
一旦引いてゴロゴロ転がして向きを変える。
そして再度渾身の力を込めて押し出した。

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おっさん頑張れ!
腰を落として下からすくい上げるようにして押し出すんだ。
勝利はもう目の前だ。
何だか相撲をしている気分になった。
力が持続しないので、ダメだったら折りたたみ椅子に座って息を整えて、何度もトライした。

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ついに穴の外に押し出すことが出来た!!
ふぅ~死ぬかと思った。
穴の外に出してしまえば、地面が硬いので転がしやすい。
邪魔にならないところまで、転がしてゆこうか。

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は~いお疲れ様。
何とか切り株置き場まで転がすこと出来た。
途中でくたびれてしまい、もうこれまでかと思ったことが何度もあった。
あとはここで朽ち果てるがいい。
10年でも20年でも時間をかけてゆっくりと。

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70センチの切り株に勝利した。
5日間の苦闘の末にようやく倒すことが出来た。
伐採直後だったら、水分を多く含んでいて重たいので、穴の外から出すことは出来なかっただろう。
2年半待った甲斐があった。
無闇に戦いを挑まなくて良かった。
戦うべき時がくれば、自然に体が反応してくれる。
焦らずその時が来るまで、態勢を整えておくことが大事だな。

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さあ、穴を完全に埋め戻してしまおうか。
雨が降ったり止んだりしているので、さっさとやってしまおう。

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穴が大きかったので、埋戻しには2時間以上掛かった。
一輪車に積んでは穴まで運んでを繰り返した。
黙々とスコップを振るい作業を進めた。
これは半日仕事だが、気合で終わらせた。
小屋の中でゴロゴロしたい一心で作業をした。

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よし、車を戻そうか。
いつまでも坂のところに停めておいたらジムニー君が可哀想だ。
それにしても、この進入路の傾斜はキツすぎる。
雪が積もると直ぐにスタックしてしまう。
これはもう少し緩くする必要がある。
(進入路を掘削した時、切り株が邪魔で傾斜を緩く出来なかった。)

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4WD-Lでバックして定位置に停めたところ。
進入路の幅は2m。
これだと狭いので、3mまで広げたい。

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あとはこの傾斜を何とかしたい。
どうせ作業をやるなら、進入路の拡幅工事と傾斜を緩くする工事と一緒にやってしまいたい。
土を削るか盛るかして水が溜まらない程度に平らにしたい。
あとはタイルブロックを敷いて整備作業しやすいようにしたい。
しかし、この工事は一週間くらいはかかるだろうから考えてしまう。
ようやく抜根が終わったところなので、しばらくゆっくりしてから考えよう。
続けざまに重労働をすると体がもたない。

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切り株の残骸。

今回は切り株が腐りかけていたので、中に幼虫がたくさん住んでいた。
根っこをぶった切っているうちに、たくさんの幼虫を殺してしまった。
切り株が邪魔だというだけで、作業を行い無駄な殺生をしてしまった。
外に出た幼虫は土に埋めてあげても多分生きられないだろう。
餌兼ねぐらの暖かい木の中から出てしまった幼虫は死ぬしかない。
実際、無傷だった幼虫でもしばらくすると動かなくなった。
人間のワガママで無駄に命を奪ってしまうことになった。
大きな達成感があったが、幼虫の件だけが残念でならなかった。
山林は自分だけの住処ではないから、必要最小限だけ手を加えるようにしよう。

今日はお疲れパーティーをしたいところだったが、作業が終わったのが4時過ぎで、山を下りて買い物にゆく元気が無かった。
いつものご飯を食べたのみ。
明日は、ご褒美デーとしようか。
さあてこれで更新は終わりだ。
ゴロゴロしよう。

おわり

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