折りたたみ式水筒のプラティパスとハイドレーションシステム

おはようございます。探検家のからあげです。

今朝は朝から一面の曇り空。
太平洋上には前線が停滞し、北上の機会を密かに窺っている。
忍び足でやってくる梅雨の気配を感じるようになった。
明日は雨で、週明けの天気予報は曇りだらけとなっている。
感覚では梅雨入り間近はそれほど雨は降らない。
予定どおり鈴鹿に訓練に行くとしよう。
(実家に居ても特にやることはないし。)

ところで、今日は普段愛用している折りたたみ水筒について紹介しよう。

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プラティパスボトル 2L

これはカスケードデザインというメーカーのプラティパスという折りたたみ水筒だ。
容量は2Lだが、目一杯入れると最大で2.5L入る。
本体はポリエチレン製。
このプラティパスは2つ目だ。
兄貴から使っていないものを貰った。
それほど使い込んでいる形跡はないが、保管しているだけで傷んでくる。
なので定期的に買い換える必要がある。

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折りたたんだところが傷んできている。

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フィルムを2枚くっつけた二層構造のものだが、それほど使っていなくても剥がれてくる。
今年の東北は保って欲しい。

初めてのプラティパスは初期の出始めの頃、バイクツーリングの水筒として購入した。
十数年前のことだ。
キャンプ場でテントで泊る時に水を入れるために必要だった。
バイクだと荷物をそれほど持って行けないので、使わない時に折りたたんでコンパクトになる水筒が最適だった。
何度か登山に持って行ったこともある。
テントサイトで水を汲むために使っていた。
行動中は折りたたんでザックの隙間に入れていた。
このような使い方をしていた当時はそれほど便利だとは思わなかった。

それから時が随分と経過した。
登山中にすれ違う人のザックからホースを伸びているのを度々見かけるようになった。
ああ、これがハイドレーションシステムというものかと思った。
会社勤めをしている時は、登山用品店に足繁く行っていた。
タイミングよく目に付いたので、試しに買ってみることにした。

ハイドレーションシステムを付けたプラティパスは劇的な変化を遂げた。
ただの折りたたみ水筒から、いつでも水を飲める便利なアイテムとなった。
それまでは固い水筒に水を入れてザックの中に入れていたので、水を飲む時はいちいちザックを降ろさなければならなかった。
それなので、喉がかなり乾くまで我慢して歩くことが多かった。
泥濘んだ登山道や人の多い人気ルートでは、疲れてもいないのにザックを下ろすのが非常に億劫となる。
ハイドレーションシステムによって何時でも好きな時に水を飲めるようになった。
そのため行動中、こまめに水分をとれるようになって、疲れにくくなった。
しかもザックを下ろして水を飲む時間を節約出来るようになった。
度重なる水分補給で歩きのリズムを崩すことがなくなって、気分よく歩くことが出来るようになった。

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プラティパスのメンテナンス

今日は鈴鹿の訓練に備えてプラティパスのハイドレーションを掃除をすることにした。
これまで長い間使ってきて、ホースの中がかなり汚れできた。
このままだと病気になりそうなので、綺麗に掃除することにする。

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ハイドレーションシステムをバラして掃除しているところ。
ホースの口の方の汚れたところを綿棒でゴシゴシと擦った。
これだけだと中の方が全然綺麗にならないので、自作で掃除道具を作った。

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直径1mmほどの針金の先に小さなウエスを付けた。
ホースが細いので中に入るように小さくした。
ウエスが途中で外れないように針金を捻っておいた。

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針金を引っ張って中を掃除する。
押す方向だと針金の剛性が足りないので押しこむことが出来ない。
ウエスが中で外れないように優しく引っ張る。
ウエスを濡らして中性洗剤を少し垂らして何度か通すと見違えるほど綺麗になった。
あとは水で洗って洗剤を落とした。

ホースの他に口もバラして洗剤を付けてブラシで擦り丁寧に掃除した。
中に苔のようなものが生えていて不衛生だった。
掃除には使い古しの歯ブラシがいいだろう。

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掃除が終わって綺麗になったハイドレーションシステムのパーツ
これで気分よくバリバリ使えるぞ。
これまでは見えないふりをしていた。

ハイドレーションシステムのパーツ各部の説明と組み立て

バラしたついでにパーツ各部の説明をすることにしよう。

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ハイドレーション用のキャップ
穴の中にホースを通して使用する。
ちょうど穴のところにL字型パーツが付く。

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角度を変えてもう一枚。
穴のないキャップは水筒として使う時にする。
キャップが見当たらなかったので、そこら辺に転がっていたペットボトルのキャップを付けてみると、いい感じにフィットしてくれた。
ネジ山のサイズが合うので、ペットボトルのキャップを使うことも出来る。

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ホースのL字パーツの方。
跡が付いてしまっている。
外すとき硬かったので、ホースをねじりながら引っ張ったら、少しずつ抜くことが出来た。

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ホースの長さは約100cm、直径9mm、内径6mm。
青色透明。

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L字パーツ

ホースを取り付ける部分に返しが付いているので、ホースが外れにくくなっている。
というか硬くて外すのにかなり苦労する。

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L字パーツの裏側(水筒側)

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真横から撮影した。
水筒の口に接続する部分はテーパー状となっている。

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飲み口のバルブ

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バルブの裏側

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飲み口の部分

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飲み口の穴の中にバルブがハマっている。
中の汚れは完全に落とすことが出来なかった。
こんど漂白剤に浸け置きしようか。

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飲み口の先を裏返してバルブを取り付けたところ。
ギザギザが付いているので、抜けにくくなっている。

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あとは裏返した部分をバルブに被せるようにしてもとに戻す。

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飲み口を正面から見たところ。
バルブが閉じているので、水が出て来ないようになっている。
(水筒に力を加えるとバルブが閉じていても水が滲んでくる。)

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上下を手で押してバルブを開けたところ。
水を飲む時は飲み口を軽く噛んでバルブを開けて吸い込むようにする。

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飲み口にホースを取り付けたところ。
掃除して随分と綺麗になった。

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L字パーツにホースを取り付けたところ。
経年劣化でホースが少し硬化している。
力を入れて押しこんだら入ってくれた。
これまでの使用でホースが抜けたことは一度もない。

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ハイドレーションシステムを元通りに組んだところ。

ハイドレーションシステムの装着方法

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ホースを付けた水筒は上向きにしてザックの背面の方に入れる。
水筒の重量によって重心が後方に下がらないようになったり、水筒の出し入れがしやすくなったりする。
水筒に穴が空かないように突起物が当たらないようにする。

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雨蓋の隙間からホースを出す。
ハイドレーションシステムのホースを出す穴が装備されたザックもある。

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容量35Lのマムートのザックに取り付けたところ。
ホースにかなりの余裕がある。

木の枝などに引っかからないようにホースを取り回して飲み口に近いところをショルダーベルトに挟む。
クリップが付属していたような気がするが、使ったことはない。
ホースが潰れて水が吸えないことがあるので、ザックを背負う前に水が飲めるか確かめておく。
これで準備万端だ。
何時でも何処でも水がある分だけ飲み放題となる。
飲み過ぎ注意!

ハイドレーションシステム使用上の注意点

水筒本体はポリエチレン製の柔らかい素材で出来ているので丁寧に扱う。
水を入れた状態で乱暴にザックを下ろすと破けてしまう恐れがある。
突起物を当てて穴を開けないように注意する。
ザックの中に突起物を入れる場合は、布で包んで水筒と距離を離す。

使用後は空気を入れて逆さまに吊るして風通しの良い日陰に干してよく乾燥させる。
濡れたままにしておくと中にカビが生えてしまう。

水筒はプラティパスのみだと穴が空いた時に困るので、ペットボトルなどの硬性の水筒も持つようにする。
水を汲む場合、水場によっては満タンまで入れられないところがある。
(水深の浅い水場、蛇口位置は低い水道など。)
ペットボトルがあれば少しずつ入れられる。
嵩張るが保険と思って持っていたほうが安全だ。

水筒は必ず口を上向きにしてザックにセットする。
上向きにした場合、全部飲むことは出来ずに底の方にいくらか残る。
これが安全に繋がる。
バイクの燃料タンクのリザーブのようなものだ。
ハイドレーションシステムで水分をとるようになるとザックを下ろす機会が激減するので、水の残量の確認が出来なくなる。
ザックの中に入れたままになって忘れてしまう。
ついうっかりしていると残りの工程も考えずに飲み過ぎてしまうことがある。
渇水期や水場がないルートでは、水の欠乏は非常に危険だ。
私は別の予備の水筒があっても、水の残量を把握するために、基本は口を上向きにして入れている。

残量が減って残りの水を吸いにくくなった場合は、膝を伸ばしたまま前屈をするといくらか飲むことが出来る。
最後まで水を飲みたい時は、水筒の口を下向きにしてザックにセットし直す。
そうすればほとんど空になるまで、飲むことが出来るようになる。
下向きに入れるとホースが短くなるので、出来るだけ上の方に入れる。

ハイドレーションを取り付けたままで電車や車に乗り込む場合は、飲み口から水が漏れないように、息を吹き込んでホースの中を空にしておく。
こうするとザックを置いておいても不意に漏れるようなことは少なくなる。
登山者の乗り合いバスの場合、ザックを積み重ねて載せることがあるので特に注意する。

口を開けたまま立てて置かない。
不意に倒れて水が溢れてしまうことがある。
なんどか地面に水をぶち撒けてしまったが、幸い水に余裕がある時で助かった。
(水に余裕があるから油断するかもしれない。)

キッチリと折りたたまない。
水筒が傷んで水漏れする恐れがある。
ざっと簡単に畳んで潰れない場所に入れておく。
収納場所は雨蓋の内側のポケットが最適。

ハイドレーションシステムの感想

柔らかい水筒に単にホースを付けたものだが、いつでも水が飲めるので手放せなくなった。
まとめて水を飲むより、こまめに水分補給した方が疲れないし消費量が少なくて済む。
水に多少匂いが付くが、春先の汚れた雪を溶かして作った水のことを思えば、全然気にならない。
水と行動食だけ常に補給していれば、ほとんど休みなく歩くことが出来る。
歩いて歩いて歩きまくる。
今後も積極的に使っていきたい。

おわり

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『折りたたみ式水筒のプラティパスとハイドレーションシステム』へのコメント

  1. 名前:ヨハネの黙示録 投稿日:2016/06/04(土) 22:28:59 ID:3b1cf9b90 返信

    隊長は、登山時の際にどのようなドリンクを飲まれますか?

    ポカリ?アクエリアス?お茶?水?

    ハイドレーションに何をぶち込むのか気になります。

    • 名前:karaage 投稿日:2016/06/05(日) 19:39:56 ID:5285e028d 返信

      ポカリと水だけです。
      プラティパスは水だけしか入れません。
      ペットボトルにその日の気分でポカリの粉末を入れて濃度を調節します。