鍋の惨劇

こんばんは。からあげです。

今年も残すところあと僅か。
東北に行って遊んで帰ってきたら終わってしまった。
今考えると、いつになったら東北にたどり着くのかと思いながら、新潟や群馬の辺りを彷徨いていた時が一番楽しかった気がする。
旅も後半になると、ああもうすぐ終わりだなんて感傷に浸ってしまって楽しめないこともあった。

いや、人生という旅は、後半になればなるほど面白くなる。
年々自由が効かなくなる身体を如何に動かしてゆくか。
これはなかなか面白いゲームだな。

昨日は兄貴も仕事が休みで、からあげ家は新年を迎える準備で忙しかった。
私も台所が空いている時に料理をしていた。
これは黒鯛の頭とエラを煮こんだもの。
とろっとろのゼラチン質の身が柔らかくなっていて凄く美味そう。

料理に使うスルメをカットすることにした。
カニの広告の上にスルメを置くと、なんだか美味しさがアップするような気がした。

細長く切っているところ。
チマチマとした作業はおっさんに任せろ!

スルメ2つでこれだけの量になった。
これはきんぴらゴボウに使うものらしい。
ちょっとごま摺りを兼ねて手伝っておいた。

正月の飾り付けも済んで準備万端。
昨日の晩御飯は6時に始めることになった。

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そして、、、ついに惨劇は起こった!

私が料理をして家族に出す。
つい先日買い出ししてきた魚の中に鯛のアラがあるので、鍋をすることにした。
アラと昆布で出汁をとって、頃合いを見計らって適当に切った具材を放り込んだ。
家に入ると珍しく兄貴がすでに待っていたので、私は急いで準備した。
(今思うと慌ててやったのがイケなかった!)
そして予定していた時間の6時を過ぎて鍋を出した。
鍋の前には、鯛と蛸の刺身を出しておいたが、兄貴が早くも刺し身に手を付けていた。

私も座って鍋を突きだすと兄貴がマロニーが煮えていないと言い出した。
食べてみると、確かに全然煮えていない。
あとで思い出してマロニーを放り込んだので、煮込む時間が足りなかったのだ!

兄貴がブーブー文句を言う中、私は鍋を再び火にかけてマロニーの具合を確かめてから出し直した。
しばらく兄貴は無言で食べていたが、今度は急に味付けが薄すぎると文句を言い出した。
同時におかんも薄い薄いと言い出した。

私は薄味の方が鯛の味が分かっていいんだ。とか言ってやり返したのをきっかけに文句の言い合いになる。
何で二人してそこまで責めるのか。たかが鍋の味付けだろ!
私は腹が立ったが、我慢して味を濃い目にして出した。
しかし、兄貴は自分の部屋に引っ込んでしまっていた。
まあ、始めから楽しい雰囲気の食卓とは言えなかったが、それでも急に冷たい食卓になってしまった。
私は無言で自分の分を食べ終わると、物置小屋へと引き上げた。

鍋を突いて体を温めるつもりが、心の底まで冷え冷えとしてしまった。
何なんだ!これは一体。
子供の頃のからあげ家の食卓と大差はない。
親父が酒に酔って暴れだして終了というパターンに似ている。

最近、兄貴は転勤になって忙しい職場に変わってから、ストレスが溜まっているようだ。
鍋の味付けもあったかもしれないが、私がのんきにブラブラしているのが非常に腹立たしかったのだろう。
私の配慮も欠けていた。
実家に来ると快適だから、つい好き勝手やってしまう。
物の片付けも遠慮なしにバンバンするものだから余計に気に食わないのだろう。

昨日、冷静に考えてみたら、子供の頃から私と兄貴との仲は良くはなかった。
いや、お互いいがみ合っていたかもしれない。
親父の死をきっかけに仲が良くなったと思えたのは、単なる私の勘違いだった。
私は有事の時にしか役立たない人間。
たまにやって来ては、あれこれ片付けをしてガタガタされたら鬱陶しくて仕方ない。

兄貴には、来年PCTで荷物を送ってもらったり、連絡係りを頼もうと思っていたが、そんなものは無理だと悟った。
今のように仕事でいっぱいいっぱいの兄貴に弟の遊びの手助けをする余裕は一切ない。
始めから他人の協力を当てにしていた自分が馬鹿だった。
荷物は一方通行のみ、アメリカから日本へ送れるだけでも良しとしないと駄目だろう。
私が指定する道具をアメリカの田舎町に郵便局留めで送ってくれなんていい迷惑だろう。

これからは他人に頼らずに計画をしてゆく必要がある。
人に頼れないなら自分を頼ればいい。
サポートが得られないならお金を使えばいい。
Amazonで購入すればいい!
(外国人がアメリカAmazonで購入できるか不明。しかもそれを郵便局留めで発送。それか日本Amazonで購入してアメリカに発送するか。今のところよく分からない。)

それにしても昨日は堪えたな。
今朝は家の中でご飯を食べる気になれなかったので、物置で玄米を炊いて食べた。
これまでもおかんと台所の使用をめぐって言い合いになっていた。
玄米は炊くのに時間がかかる。
邪魔者は物置にいたほうがいい。
非常用に大量に備蓄されているカセットボンベに錆びているものがあるので、それを消費すれば燃料代はタダ。
わざわざIH調理器で炊飯する必要はなし。

今日、ガスストーブで玄米を炊いて食べたら、凄い美味かった。
やっぱりIH調理器の電磁波が食材を駄目にしているようだ。

物置は壁がトタン板なので、凄く寒い。
壁全体がヒートシンクとなって中の熱を放出してしまう。
これだと暖房しても効果は全くなし。
常に厚着をして過ごす必要がある。
作業している時は仕方ないが、寝ているときくらいは温かくしたい。
3シーズン用寝袋の2枚重ねと厚着では限界がある。
小屋内でツエルトを張って寝れば快適になるが、あいにく持ってきていない。
次回やって来る時は持ってくることにしよう。

今も机に向かってコツコツとPC作業をしたり、PCTのHandbookをコツコツ解読しているところ。
昼夜問わず作業をするためには電気が必要。
小屋で生活していると電気の使用量に全然ソーラーシステムの充電量が追いつかない。
暖房用の薪さえも全然足りない。

ここは何が何でも実家に居座って作業を進めたい。
家を出て行けと言われないようにノラリクラリとかわして図太く居続ける。
でもビザとパスポートの申請があるから成人の日が過ぎた辺りで、一旦小屋に引き上げる。
それまでに申請手続きの準備を済ませておく必要がある。

今は電子書籍の出版作業に全く手を付けていない、付けられない状況だ。
本の執筆は集中しないと厳しいと思うので、申請手続きが一段落してからになるかな。

さあてごちゃごちゃ書いていないで、さっさと続きを始めるか。

それでは良いお年を!

おわり

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『鍋の惨劇』へのコメント

  1. 名前:大伴細人 投稿日:2016/12/31(土) 21:55:27 ID:e0a57cf29

    来年も隊長の活動を楽しみにしてますよ~

    • 名前:karaage 投稿日:2017/01/02(月) 12:44:57 ID:337233fa7

      はい、どうもありがとうございます!

  2. 名前:一式陸攻 投稿日:2017/01/01(日) 10:50:15 ID:434284de1

    2017年、おめでとうございます。
    今年は、酉年、からあげ元年とPCT遠征計画、準備の年になりそうでしょうか?

    それにしても実家での隊長の扱いは、散々ですね。
    外に出れば隊長は、芸能人ですよ!

    • 名前:karaage 投稿日:2017/01/02(月) 12:45:37 ID:337233fa7

      おめでとうございます。

      いや、計画準備だけではなく、実際にハイクする年です。

  3. 名前:白山室堂御前荘 投稿日:2017/01/01(日) 11:07:52 ID:434284de1

    新年ですね。
    昨夜は、なぜか除夜の鐘がならず、私の町内会でも2017年から騒音になってしまったようです。2016年、最後のからあげブログ、「鍋の惨劇」は、楽しく読みました。

    しかし、鍋の味付けで四苦八苦する隊長、最高でしたよ。
    家族三人で鍋をつつくなんて、この時代、すごく幸せなことだと思います。

    やはり、お母さん、兄貴の面倒は、隊長の肩にかかっていますよ。

    • 名前:karaage 投稿日:2017/01/02(月) 12:46:39 ID:337233fa7

      私は車やバイクの排気音の方がはるかにうるさく感じますがね。
      おかしな世の中になったものです。

  4. 名前:birkin 投稿日:2017/01/07(土) 14:09:06 ID:07c268532

    あけましておめでとうございます!

    「鍋の惨劇」
    マロニーから始まり、味薄いまで…
    きっと、鍋のせいではないのでしょうね…

    お兄さん、ストレスがあったのかもしれませんね。

    それが、たまたま文句を言うチャンス(鍋の惨劇)があった。

    ストレスを吐き出したかったのかもしれませんね…

    信頼されているから、ストレスをぶつけられたのかなと思いましたよ。

    隊長の今年の活躍も応援しています!

    • 名前:karaage 投稿日:2017/01/07(土) 22:19:47 ID:60d4ee568

      おめでとうございます!

      多分そうでしょう。仕事が忙しくて休みがなかなか取れない状態ですから。
      PCTは全力で行きます!