ジムニーに積載しているサブバッテリーを交換した

こんにちは。からあげです。

昨日とは打って変わって寒空が広がっている。
もうすぐ昼だというのに、気温は7度を下回っている。
今はかじかんだ指でタイプしている。
昼からは冷たい雨が降り始めた。

PCT準備のため、一旦小屋に戻ることになったが、その前に電源確保しなければならない。

2016-11-14-081932

私が住む小屋は電気を引いていない。
そのため、ジムニーに積んでいるサブバッテリーの電気を使っている。
そう小屋にいても車中泊のような生活をしているのだ。

なぜ電気を引かないのか。それを説明すると長くなるので、ここでは割愛する。
決してお金を節約するためではない。
単なる節約のためなら電気を引いた方が安く付く。

一昨年の春に車に積んだのだが、運用方法を誤ってすぐに劣化させてしまった。
あとからAC充電器で充電してみたが、あまり回復しなかった。
温暖な愛知県ではそこそこ使えるが、朝晩の冷え込みが厳しい小屋だと、ノートパソコンを繋いで充電すると、すぐにバッテリーが上がってしまう。

ジムニー(JB23W)にソーラーシステムを搭載して、約5ヶ月間北海道で車中泊生活を行っていました。 ところが、天候不順で発電量が不足し、サブバッテリーが常に放電状態で劣化してしまいました。 その時の詳しい運用報告とAC充電器でサブバッテリーを充電する方法などを解説します。 車への積付け方法も詳しい説明しました。

もうバッテリーの換え時だった。
そこで小屋に戻る前にサブバッテリーを交換することにした。

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サブバッテリーの購入

G&Yu  G’cle27M-spec 

これまで搭載していたバッテリーはG&Yu SMF 27MS-730という型。
G’cle27M-specは、SMF 27MS-730の新型で、旧型より少し値段が安くなっていた。
容量は全く同じ。
同じものではツマラナイので、新型を購入してみた。

では早速新型の詳細を紹介しよう!

G&Yu G’cle27M-spec
(じーくる にじゅうなな えむすぺっく)

バッテリーの型式 G&Yu(ジーアンドユー) G’cle27M-spec
容量   105Ah(20HR容量)
充電電流 12A

重量   23.5kg
寸法   長さ320mm×幅172mm×総高さ230mm 

ノブナット、ボルテージチェッカー、ガス抜きホース(ストッパー付)、蝶ネジ、バッテリー持ち運び用取っ手(取り外し可)付き

新型のバッテリーには、ノブナット、ボルテージチェッカー、ガス抜きホース(ストッパー付)が付属している。
旧型のガス抜きホースは別売り(約1000円)だった。

バッテリー正面

下側に補強材が取り付けられているが、出っ張りは僅か。

バッテリー裏面

下の補強材の他は何もなし。

バッテリー側面

補強材がかなり出っ張っている。
旧型に較べると、ちょうど補強材の分だけサイズアップしている。

バッテリー上面

バッテリー上面にはインジケータが装備されている。

インジケータの見方

インジケータの表示によりバッテリーの状態がチェックできます。

*インジケータは特定のセルを表示しており全セルの確認はできません。状態につきましては「目安」としての認識でお願いします。

良好 :バッテリー液比重
要充電:バッテリー液比重が低下しています。充電を行ってください。
要交換:速やかに交換してください。要交換のままご使用されると爆発の危険があります。

インジケータの表示

*ガスの発生により満充電時にも要交換と表示される場合があります。本体を軽く揺さぶってインジケータに付着したガスを抜いてください。

良好 :緑色
要充電:黒色
要交換:透明

取り扱い説明書より

 

バッテリーのプラス端子

赤色のカバーが取り付けられていた。
マイナス端子には、黒色のカバーが取り付けられていた。

プラスチックカバーを外したところ。

蝶ネジ付きのスタッドボルトの径は、プラスマイナスともに7.6mm
蝶ネジの材質は、ステンレス。

旧式(SMF 27MS-730)のスタッドボルトの径は、プラス側9.2mm、マイナス側7.5mmとなっていた。プラスマイナスを異径にすることで誤配線を防ぐ狙いがあるのか。

取っ手は取外し可能。
折りたたみ式の旧式と較べて、少し持ちにくいような気がした。

バッテリー側面上部(短辺側2箇所)に設けられたガス抜き穴

楕円形となっている。
付属の内径8mmのビニールホースを取り付けることができる。

付属品一覧

・ノブナット
・ボルテージチェッカー
・ガス抜きホース(ストッパー付)
・蝶ネジ(バッテリーに取り付け)
・バッテリー持ち運び用取っ手(取り外し可)

新型は標準でたくさんの付属品あり。かなりのお得感がある。

ガス抜きホースは、普通の透明ビニールホース。
ホースはかなり硬めで、多少曲げても潰れにくい。
長さが短い点を除けば、ホームセンターで調達できるのが良い。

ホースの切り口

付属のガス抜きホースのサイズ

長さ 約50cm
外径 11mm
内径   8mm

ガス抜き穴のストッパー。
パイプの端に付けるキャップのようなもの。

角度を変えてもう1枚。

ガス抜きホースを接続しない方に取り付けた。
若干硬めで、滅多なことでは外れないように思われた。

赤と青色のノブナット。
蝶ネジから付け替えると、端子の取外しがしやすい。
その代わりバッテリーの全高が高くなる。

ボルテージチェッカー

クワガタ端子が取り付けられている。
ONOFFのスイッチはなし。

裏面にはクッション付きの両面テープが付けられている。

ボルテージチェッカーを取り付けたところ。
すぐにグリーンのLEDが点灯した。

ボルテージチェッカー

表示の見方

LEDの点灯状態 容量の残量
HIGH(緑)点灯 60%以上の容量があります。
MID(オレンジ)点灯 21%~59%の容量です。
ご使用は可能ですが早めの充電を行ってください。
LOW(赤)点灯 残量が20%以下です。
速やかに充電を行ってください。

・チェックの結果、充電が必要な場合は早めの充電を行ってください。
・”HIGH”が点灯した状態でも負荷の大きさによってはすぐに電圧が低下する場合もありますのでご注意ください。

*本製品の表示は簡易的なものです。正確な電圧やバッテリーの状態を確認する場合は市販のテスターなどを別途お買い求めください。

*注意事項*

・本製品はサイクル用途専用です。
・使用しないときはバッテリーから取外してください。電流を消費して自己放電を促進します。→「バッテリーあがり」となります。
・充電直後は電圧が高くなり正確な残量が表示されない場合があります。10~15秒程度の放電を行えば電圧の値は安定します。

取り扱い説明書より

説明書にあるとおり、付けっぱなしにすると、電気を消費してバッテリー上がりの原因となる。
スイッチがあれば、付けっぱなしでもOFFにすれば大丈夫なのだが。
少し残念な仕様。
暗くなるとLEDは、かなり明るく感じる。1WのLEDか。

 

バッテリーの充電

念のため使用前にセルスター バッテリー充電器 DRC-1000で充電を行っておく。
ノーマルモード、出力7Aで充電した。
すると約10分で充電終了を知らせるアラームが鳴った。

車載サブバッテリーの取外しと新旧バッテリーの比較

サブバッテリーの積載場所は、助手席足元。
狭いジムニーでは、ここ以外に低重心でバランスが保てる場所はない。
長い間悩んで決めた場所。
これまで北海道と東北で車中泊して過ごしたが、ここがベストポジションであることが分かった。

こんばんは。からあげです。 今日は雨が降るだろうなあと思っていたが、曇り空だったので急遽作業することにした。 正直なところ休む気満...

角度を変えてもう1枚。
ガス抜きホースは、隔壁のサービスホースを通してエンジンルーム内に出している。

インバーターや充電コントローラーは、網棚に設置してある。
ソーラーパネルが発電中であるため、チャージコントローラーからバッテリーに向かうケーブルを外しておく。

バッテリーを取外したところ。
電気ケーブルは途中でやり替え可能なように余裕を持たせている。
バッテリーは収納ケースごと、そのままカーペットの上に置いて、ロープで軽く縛っているだけ。
ガッチリと隙間にハマっているため、多少の悪路を走行しただけでは、バッテリーは動かない。

バッテリーを取外したところ。
収納ケースが片脚のため、木を置いて水平にしている。
バッテリーが非常に重たいので、外すだけでも一苦労だ。
歳を食ったら1人でできない作業だと思った。

バッテリーを上から見たようす。
葉っぱのカスがいっぱい落ちていたのでウエスで拭いて綺麗にした。

インジケータは緑色で良好。
ただし、これは見かけの電圧を検知しているだけ。
ノートパソコンを繋いで充電を始めると一気に電圧が降下する。

古いバッテリーは、充電してから物置の床下に置いておくことにする。
まだ捨てるのは惜しい。
非常用電源として置いておこう。
そのうち、物置にソーラー発電システムを取り付けるかもしれない。

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旧型バッテリーの型式 G&Yu(ジーアンドユー) SMF 27MS-730
容量   105Ah(20HR容量)
充電電流 10A

重量   22kg
寸法   長さ304 x 幅173x 高さ225mm

バッテリーの型式 G&Yu(ジーアンドユー) G’cle27M-spec
容量   105Ah(20HR容量)
充電電流 12A

重量   23.5kg
寸法   長さ320mm×幅172mm×総高さ230mm 

新旧バッテリーの主な仕様の違いは、長さ重量充電電流
たくさんの付属品に目が眩むと新旧の違いが分かりにくくなる。
新型の方がより無駄を省き、ローコストなバッテリーに仕上がっている。
2つをじっくり較べて見たら良く分かった。

新旧のバッテリーを並べて置いてみる。
遠目で見るとだいたい同じ大きさに見える。
それでは細部を詳しく見てみよう。

厚みはだいたい同じ。

長さもだいたい同じに見えるが、実は新型が16mm長くなっている。
収納ボックスに入れようすると、入らなかった。

上端の高さはだいたい同じ。
ノブナットに換装すると、全高がかなり高くなる。
ノブナットを付けた状態では狭くて設置できないので、蝶ネジに戻した。

旧型の取っ手は折りたたみ式で剛性があって持ちやすい。
新型の取っ手は細いロープでつなげているため、持ち上げるとブラブラと揺れて持ちにくい。
歩くとその違いがよく分かる。

真横から見たようす。
ノブナットの高さがよく分かる。

新型バッテリーを収納ケースに入れようとしたら入らなかった。
新型は少し長くなったためだ。

横の補強材の分、長くなっている。
こうすることで製造コストを抑えることができるのだろう。
面倒だが、収納ケースを作り直すことにした。

バッテリー収納ケースを製作する。

収納ケースを上から見る。
時間とお金を節約するために、できるだけ再利用したいところ。

今回はインパクトドライバーを持って来なかったので、手動のドライバーで作業することになった。
分解の途中で早くも腕がパンパンとなってきた。

そこで電気ドリルを使おうと思った。
しかし、驚愕の事実を知ることになった。
こんなのは当たり前のことだが、電気ドリルは逆回転できないのだ!
今まで全く気が付かなかった!

分解が終わってコンパネを切っているところ。
ノコギリの切れ味が悪くてストレスを感じながら作業をした。
実家で大物の板をカットするには、この段差が非常に便利。
まるでコンパネをカットしやすいように、わざわざ段差を作ったようにも思える。

手作業のため、時間がかかって周囲は暗くなってしまった。
収納ケースの箱を作ったところで、昨日の作業は終了となった。

明けて今日、朝から作業の続きを行う。
なぜか隙間がある歪んだ箱になってしまったので、隙間をパテで埋めておいた。
パテはフタが閉められていたが、なぜか硬くてなかなか出てこない。
多分長年物置に眠っていた品だろう。
そんなやつでも、一夜明けると固まっていた。

表面がザラザラなので、サンドペーパーで磨いた。

あとはガス抜きホースとケーブルを出す穴を空ける。
用意したのは、折りたたみノコギリ、引き回しノコギリとドリル付きの電動ドリル。

巣箱を作っているわけではない。
収納ケースはこれで完成!
再利用できた材料は、脚と1面のコンパネのみ。

手動ドライバーだと非常に時間がかかる。
いつもならチャッチャと終わってしまう作業だが、倍の6時間くらいかかってしまった。

上から見たようす。
見た目、作り直した収納ケースの方がスッキリしている。

底のようす。
脚は1本のみ。

ガス抜きホースを通す穴と、ケーブルを抜く穴のようす。

収納ケースのフタ

フタの裏

ズレ防止のために端材を取り付けている。

フタを縛るロープがズレないようにビスを打ち込んでいる。
おっさんは芸が細かい!(自画自賛)

バッテリーの設置

収納ケースの底に振動、ズレ防止と保温のために、今回はウエスを敷いた。
ここでハムスターを飼うわけではない。

バッテリーを元通り助手席の足元に設置したところ。
これまで通り、カーペットの上に置いているのみ。
奥にゆくと床が高くなるため、収納ケースの脚は1本でよい。
これでだいたい水平となる。
電気ケーブルを繋いでから、チャージコントローラーの端子を接続した。

ガス抜き用ホースを取り付けたところ。

付属のホースは硬くて短かかったため、物置にあった内径8mmのビニールホースを長めにカットして使った。
若干柔らかめで曲げると潰れてしまいそうになるので、ビニールテープを巻いて剛性を高めておいた。

ホースは、助手席奥のサービスホールを通してエンジンルームを出して結束バンドで軽く留めておいた。

遠目でバッテリーのようすを写す。
絶妙な設置場所におっさんは大満足。
何度でも声を大にして言いたくなる。

ジムニーのサブバッテリー設置場所のベストポジションは助手席足元!!!

収納ケースのフタを取ったところ。
ノブナットから蝶ネジに戻してケーブルを取り付けた。
蝶ネジが緩みにくいようにワッシャとスプリングワッシャをかませてある。

充電器で充電する時は、ワニ口クリップを円筒形の端子の方に取り付ける。
舗装路であれば、途中で外れることはない。

ワニ口クリップを止めて端子で常時接続して充電器を固定しないのは、充電器が嵩張って網棚に設置しにくいことと、充電器の用途が限られてしまうためだ。
こうしてその都度接続するようにしておけば、多少面倒だが他車救援に使用することもできる。
道具は汎用性を高めた方があとあと使い勝手が良くなる。

普段、車に乗る時は、この充電器を使用して走行充電するようにしている。

チェックが終わったので、最後はバッテリー保温のため、ウエスを巻いておく。
これなら寒い寒い我が家でもちゃんと電気を供給してくれることだろう。

1台目のバッテリーは、間違った運用方法ですぐに駄目にしてしまった。
2台目のバッテリーは、こまめに走行充電して大事に使ってゆきたい。

これで小屋の電源は確保した。
あとは小屋に戻ってPCTのビザ申請を進めるとしよう。

おわり

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