アルコールストーブついに完成!!

こんばんは。からあげです。

今日は、以前作ったアルコールストーブのさらなる改良を行っていた。
じっくりストーブを眺めつつ、ああでもない、こうでもないと弄っていた。
そしてついにアルコールストーブが完成した!

最後に重さを量ると満足の結果だった。
現時点で私ができる最高のストーブだと確信している。
もう付け足すモノは何もないし、削るものも何もない。

おっさん大満足の一品に仕上がった。
うむ、よくやった。

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アルコールストーブのさらなる改良
~ゴトク一体型風防の材質をアルミからステンレスへ変更、収納袋の作成、各部調整など~

アルコールストーブ(からあげスペシャル)の改良
こんばんは。からあげです。 昨晩、原因不明の腹痛に襲われた。 悪いものを食べた記憶はない。 いつものようにうどんを作って食べた...

2月7日、アルコールストーブを改良したが、何点か不十分なところがあったので、今回さらなる改良を加えた。

まずは収納袋。
チタントレック900のフタを薄くて軽いものに変えて、収納袋が大き過ぎるようになってしまった。
見た目が悪いし、フタが開いて中のものが飛び出て傷んでしまうことが考えられる。
アルミ缶で作ったアルコールストーブはちょっとした衝撃で変型してしまうだろう。
保護ケースを兼ねたコッヘルの中に留まっておいてもらわなければ困る。

収納袋はかなり使い込んでいて、あちこち穴が空いてボロボロなので作り直すことにする。
先日ウインドブレーカーを解体して裏地のメッシュをたくさん手に入れることができた。

これが元のウインドブレーカー。
モノは悪くないが、メッシュの裏地があって重いし、痩せて大き過ぎるようになったので、解体処分することにしたのだ。

既存の収納袋より少しだけ径を細めにして高さはピッタリとする。
底は縫い代の分を入れて作成した。
あとはミシンで縫い付けるだけ。
メッシュなので、縫い目の間隔を狭くして細かく縫って強度を出した。
端以外はシングルステッチのみ。

ビックリするほどフィットする収納袋が完成した。
やはり現物合わせで作るモノは最高だ。
収納したようすは後ほど。

そして2点目。

ゴトク兼風防はアルミ製で耐久性が足りない。
ダブルクリップで軽く挟んで留めておくだけなのに、早くもガタガタになってしまった。
これだと半年も持たないような気がする。
風防がゴトクも兼ねているので壊れてしまったら非常に困る。
バックアップ用の猫缶ストーブはあくまで予備だ。

さらにピンの穴の周辺が早くもボコボコになってしまった。
穴が大きくなって直ぐにピンが抜けやすくなると、非常に使いづらくなる。
風防の予備を持ってゆくことも考えたが、郵送料もかかるので余計な荷物は極力減らしたい。
もっと耐久性のある材料で作り直そう。

ステンレス薄板

600×320×0.1mm 約1,000円

ホームセンターでステンレスの薄板を購入した。
アルミ風防の厚さは0.2mmだったが、ステンレスは半分の0.1mmにした。
重たいし丈夫過ぎて扱いづらくなる。

切れ味の良い裁ちばさみを使って切ったが、随分負担をかけてしまったようだ。
切れ味が落ちると使いづらくなるし、加工の精度が落ちるので、そのうち研ぐことにしよう。

サイズは同じ。
長さ44cm、高さ10cmとした。

下の方に空気取り入れ口を空ける。
一穴パンチで穴を空けようとしたが、歯が立たない。
あまり無理をするとパンチを傷めてしまう。

これが使用した一穴パンチ。
先日ちょっとショックングな出来事があった。

100均を覗くとなんと一穴パンチが置いてあった。
つい見落としてしまったようだ。
わざわざ安い中国製のパンチを買う必要なかった。

パンチが駄目ならポンチで穴を空ける。
ポンチを当ててハンマーでどついてみる。

やっぱり歯が立たない。
もう少しで穴が空きそうだが、大きく凹んでしまった。
もう無理はやめよう。

ポンチが駄目なら次はドリルだ!
使い慣れたインパクトドライバーの先にアダプタを装着して電動ドリルの刃を付ける。
ドリルはステンレス可、6mm。

合板で挟んで合板ごと穴を空けることにする。
できるだけ綺麗に穴を空けて返しが付かないようにしたい。

サクサクと穴を空けてゆく。
やはり0.1mmでもステンレスは硬い。
ちょっと腰を入れて押しながら穴を空けた。

裏側のようす

若干の返しあり。

表側のようす

ポンチで空け損なった穴以外はそれなりに綺麗だ。

下側の空気取り入れ口の他にピンを挿す穴を空ける。
こちらも同じように合板で挟んで作業した。
穴の大きさは3mm。

穴の返しはゴムハンマーで軽く叩いて平にしたあとで紙やすりで磨いた。
すると軍手で撫でても引っかからないようになった。

ステンは剛性があって歪みにくいので、ピンは必要最低限の長さにする。
ワイヤーカッターで1cmほど切った。

切ったあとの尖った部分を平ヤスリで丁寧に削って丸くした。
ピンが短くなったので、コッヘルに収まりが良くなった。
細かいことだが、使い勝手向上のためには重要だ。

さらにゴトク兼風防の断熱を行う。
ストーブを使っていると、ゴトクが熱くなってくる。
ストーブは基本外だが、ツエルトの中で使うことも想定してできるだけ断熱しておきたい。
そこで、ホームセンターでこのような透明なものを買ってきた。
窓の隙間なんかに入れるやつかな?

薄板を差し込むのにちょうどいい形となっている。
これなら断熱効果も期待できる。
ホームセンターで10cmだけ買ってきた。
1m100円もしなかったような気がする。

三等分にして3箇所に嵌めてみた。
ステンの板が薄すぎて持ち上げただけで外れてしまう。
0.2mmのアルミの板でも緩め。
こんなもの付けていてもどうせ失くしてしまう。
それなら始めから無い方がまし。
よってこんなものは不要。

よし、からあげスペシャル完成だ!

からあげスペシャル完成版 

ステンレス風防(ダブルクリップ2個付き) 39g
ゴトク用ピン 6g
アルコールストーブ(190ml缶)猫缶付き 18g
ストーブ下敷き 7g
消火用フタ 20g
ナベ(スノーピーク チタントレック900) 110g
フタ(エバニュー チタンウルトラライトクッカー1) 24g
折りたたみフォーク(ユニフレーム 先端 チタン、柄 ステンレス) 16g
ライター(ガス残量約半分) 16g
収納袋 10g
総重量 266g

ゴトク兼風防の材質をアルミからステンに変更して8gの重量増となった。
あとはほとんど変わらず。
デジタル秤が小数点以下を四捨五入して表示するので1g程度の違いはある。

ステン風防を組み立ててみた。
まばゆい光に包まれるストーブ。

下側の空気取り入れ口

印を付けずに適当に空けたのでかなり適当。
しかし、いかにも手作りという感じがしていい。

ダブルクリップで両側から挟んで留めた。
ステンは剛性が高くてしっかり留まるし、跡が残らない。

ピンの片方は90度に曲げて抜けないようにしている。
ステンに変えて穴の剛性が上がり穴が広がるおそれはなくなった。

反対側の挿す方は若干角度を付けているのみ。
穴の剛性が上がってピンが抜けにくくなったので、ダブルクリップなどで抜けないようにする必要はなくなった。

あとはピンの紛失が怖いが、失くなってもチタン製のピンペグを使うか、ホームセンターで針金なんかを調達して作ればいい。

上から見たようす

ピンは1本のみ。
ピンの他にはコッヘル取手の付け根2点で受けて計3点で支持する。
ストーブの下には断熱用の特製マットを敷いている。
(100均レンジフードでカーボンフェルト3mmを挟んでいるだけ。)

コッヘルをセットしたところ。
下から入った空気はコッヘルと風防の隙間から抜けるようになっていて熱が逃げにくい。
空気取り入れ口は風下に向ける。

取手の付け根のアップ

ピン1点の他に取手付け根の2点、計3点で支持することにより、安定性が格段に増す。
コッヘルの中に水が入っていれば、ちょっとくらい触ったくらいではビクともしない。
取手の付け根からコッヘルの底まで約3cm。
風防の径を狭めにして隙間をなくすと、より安定性が増す。

アルコールストーブ本体

単独でも使用できる猫缶ストーブにカーボンフェルトを付けてリアルゴールド(190ml)ストーブを仕込んだ。
断熱性がアップして熱効率もアップ。
燃えている時でもちょっとだけなら持つこともできる。
僅かな重量増で隙きがなくなって完成形となった。

ストーブが燃えている途中でも消火フタを載せれば直ぐに消火できる。
息を吹きかけたくらいでは消火できない。
たった20gだ。
安全のために持ってゆくことにする。
本当はアルミ製の缶が良いのだが、ちょうどよいのが見つからなかった。
さすがにアルミ缶は作れないな。

さば水煮の文字がいい感じだ。

フタは鍋敷きにもなる。
熱伝導の悪いチタンなので余計に良い。
スノーピークチタントレック900のナベとエバニューチタンウルトラライトクッカー1のフタの相性が良すぎる!

中にストーブ一式を収納したところ。
ライターは航空機に持ち込めないので、現地で買うことになる。
残ったアルコール回収用の注射器は持っていかないことにする。
直ぐに慣れて、ちょうどピッタリの分量だけ入れられるようになるだろう。
余計なモノは極力持たない。

収納袋に入れたところ。

う、美しい!これがおっさんの作った収納袋か。

底のようす

綺麗に縫われていてシワはなし。
す、凄すぎる!

紐をきちんと絞ればフタが開いてしまうことはない。
ま、まるで既製品のような仕上がりだ。

感想

イメージどおりに仕上がって大満足。
あとは実戦テストを繰り返して、最適な運用方法を編み出すとしよう。
燃料の消費量を割り出してアルコール携帯用の燃料ボトルの容量もだいたい決めておこう。
アメリカでどんなペットボトルがあるか知らないが、1,2日ウロウロしていれば最適なものを見つけることができるだろう。

PCTでこのストーブは十分使える。
あとは使い手次第。
いかに性能を引き出すかだけ。
よし、次の準備にゆこうか。

おわり

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『アルコールストーブついに完成!!』へのコメント

  1. 名前:エイハブ船長 投稿日:2017/03/04(土) 13:26:16 ID:fbdfc32d9

    いよいよですね。
    PCT踏破記、楽しみにしてる人は多いと思うので、クラウドファンディングで読者スポンサー募ってみては?
    探検家がスポンサーから資金を調達するのは、ある意味普通な気がする。
    オイラは出すけどなあ。

    アイデアのつもりだけど、アドバイスに聞こえたらゴメン。

    • 名前:karaage 投稿日:2017/03/06(月) 18:03:11 ID:86fd796a3

      読者と対等、距離をとるため、クラウドファンディングはやる気ありません。
      完全に人を頼ることはしたくありません。

      完全にアドバイスですね。
      次回から削除します。