タイニーハウスムーブメントのドキュメンタリー映画「simplife」を観に行った!

こんにちは。からあげです。

 

イベント会場に行く前に岡崎城公園を散策

今日はとあるイベントに参加するため、名鉄で東岡崎駅に向かった
電車を乗り換えるため、一旦知立で下りた。
この知立(ちりゅう)駅は子供の頃によく利用していたのでよく覚えている。

真ん中のホームに大判焼き屋さんがあって、1個70円くらいで売っていた。
たまにそこで大判焼きを買って食べた遠い記憶がある。
寒い日に焼きたての大判焼きを頬張ると体が温まった。
今は改装工事中の最中で、大判焼き屋さんの建物はすっかりなくなっていた。

錆びた鉄骨は昔のままだった。
いずれここも撤去されて新しくなってしまうかもしれない。
昔の知立駅はこ汚い茶色いの駅舎だった。
当時の面影は僅かに残すのみとなってしまった。

東岡崎駅に着くとまずは献血ルームに寄って献血を行う。
タイミングが悪くて昼休憩の時間でずいぶんと待つ羽目になった。
始めはスマホを弄ったりマンガを読んだりしていたが、そのうち飽きてしまってムシャムシャとお菓子を食べてジュースを飲み続けた。
お腹が膨れると窓から外の景色を眺めてぼーっとした。

今日の雨は午後になってもまだ降り止まなかった。
献血が終わるとパラパラと小雨が降る中、岡崎城公園までやって来た。
まだイベントの時間まで間があったので、散歩がてらに寄ってみた。
電車から矢作川(やはぎがわ)沿いに屋台が建ち並んでいるのが見えた。

川の土手には菜の花が咲いていた。

矢作川に住む巨大な鯉。
錦鯉ではなく普通の地味な鯉。
やたらデカくてびっくり。エサを貰いにかなりの数が寄ってきていた。

花見シーズンで屋台が建ち並んでいた。
雰囲気だけを楽しみならブラブラ歩いた。

雨が上がると人出が急に増えてきた。
みんな雨が上がるのを今か今かと待っていたようだ。

苔むした石垣。
なんだか渋い。
おっさんになって石垣の良さが分かるようになってきた。

ついでなので岡崎城に寄ってみる。
入館料が200円とリーズナブルなところが気に入った!
鉄筋コンクリート製の天守閣で風情はないが、上から景色を見たかった。

そう言えば岡崎城やって来たのは、今回が初めてかもしれない。

天守閣の最上階から岡崎の町を眺める。
かつて徳川家康も城から眺めていたはずだ。
うむむ。

記念撮影コーナー

子供たちに大人気で、入れ代わり立ち代わり写真撮影をしていた。

公園内には鎧武者のコスプレをした人があちこちにいて、観光客を相手に一緒に写真に写ったり、観光案内などをしてサービスしていた。

本丸横の空堀が凄い。
鉄砲玉や矢を避けて堀を越えていくのは至難の業だろう。

毎時ちょうどになるとからくり時計が動き出す。
ジジババどもがスマホや携帯を掲げて写真を撮っていた。
からくり時計より、この怪しげな集団の方が面白かった。

からくり時計が終わると、猿回しが始まったので見学してみた。
サルと兄さんのコンビは絶妙だった。
よくこんな芸を仕込んだものだと感心した。

公園内の桜はまだ1分くらい咲いているのみ。
来週くらいが見どころだろうか??
雨上がりで糞寒いのに、シートを敷いて宴会をしている人の姿も見られた。

まあ、酔っぱらいって奴は。飲み食いできたらいいのだ!

雨が完全に上がって西の空が明るくなり始めた。
ようし、そろそろイベント会場へ向かうとするかな。

 

タイニーハウスムーブメント ドキュメンタリー映画「simplife」を観る

本日の本命は岡崎のリビングスタイルハウズというおしゃれなDIYショップで行われるイベントに参加すること。
先日、若手Bライファーでお馴染みの氷川さんのブログ記事(アメリカ西海岸で広がりを見せる「タイニーハウス・ムーブメント」)でsimplifeというドキュメンタリー映画を上映するイベントを知った。
ちょうど愛知県の岡崎でも行われる。気になったので行ってみることにした。

 

タイニーハウスムーブメントとは、1900年代の後半からアメリカで見られるようになった文化でリーマン・ショック後により顕著になったようだ。

おっさん的に要約すると身の丈にあった小さな家でシンプルな生活を送って人生を楽しもうというような動きだ。

本日のイベント会場のリビングスタイルハウズ
東岡崎駅から歩いて30分ほどだった。
帰りが遅くなるし、道がよくわからないので、電車で来ることにした。
(スマホナビに頼るとトンデモナイところに連れて行かれそうになることもあって怖い。)

建材コーナーやおしゃれ雑貨コーナーなどいろいろなお店が合体して大きなお店となっている。
イベント開催日ということもあって、店内はたくさんのお客さんで賑わっていた。

受付を済ませると会場に展示してあったトレーラーハウスを見学した。
このトレーラーハウスを引っ張って全国各地を巡って映画を上映しているのだ。
ようし、早速中を見せてもらおう。

中には他のお客さんも居て内部の様子をしっかりと写すことができなかったが、あちこちじっくりと見てまわった。
ここはキッチン。
トレーラーハウスのオーナーはツリーハウスビルダーで、トレーラーハウスを現地まで引いて行ってここで寝泊まりして作業しているとのことだった。

内部は廃材を利用して作られている。
私の小屋とは違い凄くオシャレだった。
建てる人によってこうも違うとは驚きだった!

市販品のトレーラーをベースに小屋が建てられている。
牽引する車は大型RVの日産サファリで重さは2トン、トレーラーハウスの重さは同じく2トン。
牽引車の車重が軽いため、スピードを出しすぎるとトレーラーハウスがブレてくるので、高速道路では70kmでゆっくり走っているそうだ。

トレーラーハウスの法律関係を質問するのをすっかり忘れていた。
道幅の狭い日本だとトレーラーハウスは馴染まない。
移動できるのは魅力的だが、コイツを引っ張るにはトヨタランドクルーザーなどの大型四駆が必要だ。車の維持費がそれなりにかかってしまう。
ジムニー(2駆)で引いてもビクともしないだろう。4Lでは大丈夫だが、スピードが出ないし恐ろしく燃費が悪くなるだろう。
私はやっぱり固定式の小屋の方が良い。

牽引車は日産サファリ。
トヨタランドクルーザーのような大きな四駆だ。
これも非常に人気のある車種。

ボディーのあちこちが錆びていていい味出していた。
ミッションはもちろんマニュアル。

上映会まで時間があったので、店内を徘徊して時間を潰す。
薪ストーブコーナーに座って休憩した。
鋳物製のストーブは雰囲気があっていいね。
値段を見たら目ン玉飛び出そうになった。

Bライフには鉄板の時計型ストーブが似合っている。

6時過ぎ、お待ちかねの「simplife」の上映が始まった。
タイニーハウスに住む数多くのアメリカ人の様子が紹介された。
人それぞれの人生模様や哲学が描かれていて凄く面白かった。

寝太郎さんの著書「スモールハウス」で紹介されていたジェイ・シェファーやディー・ウィリアムスも登場した。
動画で見るディーおばさんは凄くパワフルで面白そうだった。人生を楽しんでいるようすが凄く伝わってきた。

 

上映会終了後にイベント会場を提供したDIYショップの社長さんと話す機会があった。
私も小屋に住んでいるというと真剣に話を聞いてくれるものだから、ついあれこれたくさん話してしまった。
やっぱり社長になる人は好奇心旺盛なんだなあ。
Bライフのことを知らなかったようすだったので、ここぞとばかりに売り込んでおいた。
タイニーハウスみたいにオシャレではないけど、人を楽にさせる暮らし方だと強調しておいた。

この「simplife」という映画はBライフ好きなら気に入ると思うので、ぜひとも上映会に参加して観て欲しい。
本日の参加料は500円だった。
凄くよく編集されていて、出演者の人生哲学がひしひしと伝わってきた。
何らかの刺激を受けるのは間違いない。おっさんもおすすめだ。

 

今回、PCTのためアメリカに西海岸にゆくので、機会があればタイニーハウスに住む人と会って話をしてみたい。
まだ英語を話せないが、スマホで勉強しながらハイカー達を話をしているうちに、なんとなく話せるようになるはずだ。
習うより慣れろだ!
ワークショップも各地で行われているようなので、会場で知り合って実物を見せてもらおう。
同じ小屋暮らし同士なら話しが弾むはずだ!

今日映画を観たりしているうちに私の考えが定まった。
私のできることとは。

 

Bライフの良さをもっと世界に広めて、人を不幸せにするシステムをぶっ壊す!

 

仕事にがんじがらめに縛られて身動きできず、心身を消耗して得られる報酬は僅かなもの。
そんなことが許されるわけがない!
私は怒った。
そんな社会や会社など潰れてしまえ。この世から消え失せろ!
そして一から作り直そう。

 

私は会社を辞めて正解だった。
その思いが年々強くなってゆく。
国民一億総活躍社会などと真顔でのたまう政治家の言うことなど信じられない。
信じるのは自分のみ。
これからもドンドン情報発信してゆこう。

参考リンク

小さくて美しい暮らしをさがしにゆくロードムービー simplife

ロードムービー「シンプライフ・小さな家と大きな暮らし」の製作・公開を応援してください!

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