100mile突破

こんにちは。からあげです。

Julianで一泊したあとトレイルに復帰して、最初のバウンスボックスの送り先、Warner Springs目指して歩いている。
連日、雲ひとつない青空が広がり、容赦なくおっさんに照りつける。
そのお陰でスマホ用の電源はなんの不自由なく自給できている。

昨日は86mile地点で泊まった。
ちょうど鞍部のところで、電波の入りが悪かった。
周囲はカラッカラに乾いていたため、カウボーイキャンプで眠った。
最近、頭痛がするようになったのは、サンディエゴで買ったサングラスを早くも壊してしまって、サングラスなしで歩いているためだと思われる。
他にはまだ暑さに慣れていないためかもしれない。
今の私には十分な休養が必要だ。

Julianの町で探してみたが、クリップオンタイプのものはどの店にも置いていなかった。
バウンスボックスにサングラス付きの予備メガネがあるが、シエラの残雪地帯はサングラス無しでの突破は厳しいので、予備としてとっておくことにする。

まだ大きな町に寄るチャンスはいくらでもある。
そのうち、どこかで買うことができるだろう。

サングラスの他の懸案事項。
それは靴のソールが剥がれてきたことだ。
Julianの町を出た頃から、急に剥がれだしてきた。

いつ製造されたものか不明な靴だったが、しばらく履いてみて大丈夫そうだったので、PCT一番手の靴として使用することにした。

これはマズかった。
なんで毎回靴のトラブルが絶えないのか。

取り敢えず応急修理しておいた。
次のWarner Springsの町では靴の購入はできない。
その次のIdyllwildの町で購入することになる。
それまで持つか。いや、なんとか持たせなければならない。

水場の分岐

汲みにゆくと片道halfmile、往復で1mile、30分のタイムロスとなる。
水に余裕があったので、寄らずに先に進むことにした。
この水場で汲むことにして、水を少なめで来ることも考えたが、水をこぼしてしまうなどのアクシデントも考えられるので、多めに持っておいた。

何気なく置いてある箱。
これは一体なんだろうか?

中を開けるとノートが入っていた。
名前を記帳するためのレジスターと呼ばれるものだ。
トレイル上の各所に設置されている。

今回はこれで2個目となる。

バックパックの背負心地は良好。
今のところ、トラブルはなし。
今まで使っていたものとは違って、抜群に軽くていい。
それに乾燥地帯に似合う色で凄くカッコイイ。

なんとトレイルの脇に素掘りのトンネルを発見。
ちょうど一人用のシェルターとなっている。

穴の深さは4mほど。
いったい誰が何のために掘った穴だろうか。

遥か彼方にWarner Springsが見える。

何の前ぶれもなく唐突に現れた100の文字。

ここが国境のスタート地点から100mileの場所となるのだろう。
1mileは約1.6km。160kmも歩いて来たのか。
しかし、ここは単なる通過点に過ぎない。
まだまだ先は長い。

昼過ぎに水場に到着。
近くの川から引いてきて貯水槽に貯めている。
貯水槽の水は馬用だと思われる。

この水場でも嫌な思いをした。
誰かから話し掛けられた時、私がhelloとだけしか返さなかったのを不思議に思った相手。
横から、コイツはno Englishだから話し掛けても無駄だぜ!みたいなことをボソッと言っているのが聞こえてかなり気分が悪くなった。

英語が話せなくてそんなに悪いか!悔しいが、言い返せる言葉を持っていない。周囲の外国人(アメリカ人以外)はみな流暢な英語が話せる。
話せない人間は、そもそもPCTには来ないのか。

アメリカに来て英語が話せない人間と会ったのは、ロスからサンディエゴに行くまでに道を聞いたスペイン語圏の人間だけだった。

私は少し離れた場所で休憩する。
馬鹿にした奴の近くにはいたくない。

日向は暑いが、木陰に入るとかなり涼しい。
湿度が非常に低くカラリと乾燥しているためだ。
ここで長居するつもりだったが、早めに休憩を切り上げて先に進むことにした。

チョコレートを食べようとすると、中身が完全に溶けて液体となっていた。
少しはマシなクランキーチョコを食べた。
やはりチョコレートは危険だ。
朝からチョコレートなんて嫌だが、行動食に食べられないので、早めに食べて処理してしまおうか。

ゴロンと寝転がって木を見上げる。
ああなんて快適な空間なんだろうか。

水場を出発してすぐ、なんと向こうから馬に乗った老夫婦が現れた。
パカパカとゆっくりこちらに向かってやって来る。
なんとノンビリした風景だろうか。
PCTの特徴として、乗馬OKなのか挙げられる。

今度時間があれば、乗馬に挑戦してみたい。
PCTを歩き終えたら、やってみようか。
バイクとは全然違った楽しさがあるに違いない。

草原の小高い場所にある岩場。
Eagle Rockと呼ばれている。由来は知らない。

今日はWarner Springs手前、108mile地点の小川の近くで泊まることにした。
本日の歩行距離は22mile。ノルマ達成!
水場が近いため、蚊が多くてカウボーイキャンプは厳しい。

サイトは草地だったため、枯れ草を抜いて周りに水をまいてからストーブを使った。
今日、歩いている最中にmountain fireの煙が見えた。
トレイルの西側で発生しているため、まだトレイルは閉鎖になってはいないが、状況しだいでは閉鎖になる可能性もある。
風が西から吹いているので、早めに突破したほうがいいだろう。

今朝、応急修理した靴だが、10mileもしないうちに糸が切れてしまった。
なんどかつま先を岩にぶつけてしまったのがイケなかったのだろう。
今日はもう遅いので、明日朝修理することにしよう。

明日8時、Warner Springsのお店の開店と同時に店内になだれ込んで、必要な食料を調達し、すぐさまPost Officeに行ってバウンスボックスを受け取り、中身を整理して先のどこかに送る。
用事が済めば、直ぐにトレイルに復帰し歩けるところまで歩いて泊まることになるだろう。
明日は寄り道があるので、歩いても15mileくらいかな。

ブログの要望などをいろいろ貰っているが、現在トレイルを歩いている最中で、いっぱいいっぱいのところでやっている。
ブログ更新もやりたいが、先のルートの状況確認、食料計画、睡眠時間の確保など必要なことがいろいろある。
そんな中、睡眠時間を削ってできるところでブログ更新をやっている。それを分かって欲しい。

確かに現在位置が分からないなど、不親切なところもあるので、休養日をとった時にPCTバーチャルハイキングの楽しみ方の説明を書くことにする。
それまでちょっと待って欲しい。

halfmileのOverview mapだけだと、現在位置は分からないので、詳しいmapをダウンロードして参照してほしい。
Warner SpringsはCalifornia sectionの A-13だ。
WRがWaterで水場、CSがcamp site、数字がスタートからのmile数だ。

よし、明日の朝はゆっくりしていられるぞ。
さっさと寝て早起きして、靴の修理やバウンスボックスの発送先の検討をすることにしよう。

おわり

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