閉じなくなったサコッシュを修理する

こんにちは。からあげです。

 

北California山間部の小さな町Chesterに滞在しているところ。
今日も雲ひとつない青空が広がっている。
天気予報の週間天気は晴れマークのみ。
雨が降りそうな気配は全くなし。
Sierraに入ると、今度は雷雨に警戒しなければならない。

朝から日の当たる場所にツエルトを張った。
こうしておくと、遅くまでダラダラしていられない。
クソ暑くなって嫌でもツエルトから出なければならなくなる。
さあて、今日もブログを更新しようか。

昨日の夕方、袋入りのツナを買いに他のお店に出かけることにした。
交通量の減った道をフラフラと歩く。

町一番のGroceryは品揃えが偏っていて、ハイカー向けの食料は少なめだった。

偶然通りがかったDOLLAR GENERALに寄ってみることにした。
やっぱりここも放置されたショッピングカートが目立った。

店内に入ってみるとビックリ。
なんと1〜5$の格安生活用品コーナーがあった。
1$ショップよりも品揃えは充実。
ツナを探していると、袋入りスパムを見つけたので、必要数以上購入した。
なぜかスパムは缶入りばかり売られていて袋入りは少ない。

1$2ドルの数字が並ぶ手芸コーナー。
アメリカはoverスペック、大容量のものが多すぎる。
ハイカーは安いものをちょっとだけ欲しい。
こういう店は本当に助かる。

ここで長い間の懸案事項だったサコッシュの修理パーツを手に入れた。

店外に出ると日は沈み、辺りは暗くなりかけていた。
最近、徐々に日が短くなってきた。
さあ、暗くなる前にねぐらに戻ろうか。

DOLLAR GENERALで5.5ドルでTシャツが売られていたので、つい買ってしまった。
個人的な好みは、そこら辺で倒れていても気づかれないような自然に溶け込む色。
ちょっと目立つがSサイズがこれしかなかった。

山林探しの時から着ていたナイキのTシャツ。
あちこち擦り切れてきて、修理しても修理してもあちこちボロボロになってくる。
もう寿命だと思って諦めた。

Hiker trush!!

いい味出していたんだけどね。

PCTではスマホ入れやmapケースとしてサコッシュを自作して使っていたのだが、一月ほどでメイン収納のファスナーが壊れてしまって閉まらなくなってしまっていた。
何度かスライダーの調整をしてみたが、直ぐに駄目になった。
些細なことに注意を払わねばならないのは我慢ならない。
替えのファスナーを探していたが、どこにも売っていなかった。

今回偶然入ったお店でマジックテープを見つけた。
完全に閉めることはできないが、スマホが落ちないようにざっとフタをすることならできる。

4個セットで1$で売られていた。

まずは壊れたファスナーを撤去する。
ミシンで縫い付けてしまったため、綺麗に外すことは断念。
ハサミでカットした。

先日、VICTORINOXのコンパクトなハサミ付きのナイフをキャンプ場で拾った。
凄くいい感じだったので、貰っておくことにした。
PCTを歩いていると結構いろんなものが落ちている。
高価なものでなければ、見つけた人が貰ってもいいというルール。
私が勝手に考えた。

ヘッドランプを点けて作業を行う。
暗くて手元が見えにくい。
やっぱり年の影響だな。
11時近くまで頑張って作業していたが、目が疲れたので途中で止めて眠った。

それで本日、作業再開。
明るいと見やすくていい。

もう面倒だからcenterにドンと縫い付けることにした。
粘着テープが付いているが、使っているうちに必ず剥がれてくる。
そう、ロングディスタンスTrailは過酷なのだ!

よし、これでいい。
見た目は適当だが、剥がれなければいいんだ。

見た目を気にするのは世間体を気にするのと同じ。
そんなことに構っていられるか!バカヤロウ。

mapケースの端が割れてくるので、その都度透明テープで補修している。

角はこのように剥がれてくるので、その都度縫っている。
100均のクリアケースにしては上出来だな。
短期の山行なら全然問題ない。

ファスナーを修理して蘇ったサコッシュ。
カナダまで頑張ってもらうからな。頼むぞ!

このサコッシュ。軽量で嵩張らないので、凄く使い勝手がいい。
帰国したら2個目を作ろうと思う。
今までクソデカイmont-bellのウエストバッグを使っていたが、なんであんなものを使っていたのか不思議でならない。

今は見た目より使い勝手。

ここで愛用の品を紹介。

snow peakのチタントレック900とエバニューのウルトラチタンクッカー1のフタ。この組み合わせがグッド。
ガスは安定性の良い中を使っている。
小だと直ぐになくなってしまうし、いちいちガスを入手するのが面倒なこともある。

 

mont-bellのコンパクトヘッドライト

単3電池1個仕様で電池は長持ち。
必要最低限の明るさはあって夜間行動もできる。簡単構造で防水・耐久性もバッチリ。

このヘッドライトを買った瞬間にコイツはいいと直感し、予備をもう一個購入したほど。直感は当たっていた。新型は電池キャップが失くならないように繋がっている。

 

Amazonで購入した5ドルの補修シール。
やっぱり高いだけあって粘着力が凄い。
これならわざわざ縫う必要もない。

BackPackのエクステンションカラーが傷んできたので、補修シールで直した。
これでヨシ。

サコッシュのストラップと干渉していたんだBackPackのストラップも傷みの進行は止まっている。
5$の補修シールがあれば問題ない。
100均のは安いだけあって、粘着力と耐久性に欠ける。

BackPackも当分の間はOKだ。
ゴールのCanadaまで持たせてみせよう。

 

さあ、8時を過ぎてしまったな。
そろそろツエルトを撤収してTrailに戻る準備でも始めようか。
私はブロガーであるとともに、ハイカーでもある。
仕事を忘れてはならない。

 

よし、おわり。

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