寄り道の代償

こんにちは。からあげです。

 

夜も更けてきたので、ちゃちゃっと済まそうか。

昨晩はこっそりキャンプ場を抜け出してピクニックエリアでカウボーイキャンプした。

元気な子供が三人もやって来て危険を察知した。子供は離れた別のサイトにして欲しい。静かにしろってのは無理だから。

島にやって来てから、どうも大が緩い。

マルチャンに当たるわけないし、考えられるのは水だけ。いつも同じものを食べているとすぐに原因が分かる。

出発準備オッケー。

5時間も前に整った。

早く帰りたくて仕方ない。

自由が効かないバックパッカーにイライラ。もういいわ!

木陰で休む。ああ、暇だな。

伸びた髭と髪の毛をカット。時間がかかるので、よい暇つぶしになる。

いくらかかるか分からない床屋には行く気になれん。チップもいるし。

多分こいつだと思うのだが、昨晩寝ていると頭をベロンと舐められた。

おっさんのこと興味あるみたい。

船着き場にも現れた。可愛い奴だ。

兄弟なのか、たいてい二匹一緒にいる。

船着き場近くで待っていると、係員に話し掛けられたが理解できず。他のキャンパーの行動を観察してようやく分かった。

キャンパーは荷物が多いから先に乗る準備をしといてねという意味だったか。

待ちに待った船がやって来た。

最後のクリフバーを食べる。

今回は食料が少なくて寂しい思いをした。

マリーナに戻ってきたところ。

ここまで来れば一安心。金さえ払えばLos Angelesに行ける。

さあて、歩きますか。

要領のいいやつは、帰りの船で仲良くなった誰かに乗せて貰うんだろが、私はしない。

というか誰とも話をしなかった。金抜きで話したのは、Lyndaおばさんだったな。もう随分と人と話をしていない。

おいおい、3マイルを1時間で歩けるかよ!

無駄が多いのでスーパーに寄るのは止めた。

遊んだあとの道路歩きはキツイ。トレイルだと感じないんだけどね。

同じ船に乗船していたやつらは、バアーっと車に乗って消えていった。

取り残されたのは私だけ。

秘密の近道を通ってショートカット。

真面目に歩いていられるか。

ガソリンスタンド併設のコンビニに寄る。

カード払いしようとしたらID見せろと言いやがった!本当に面倒くさい。

キャッシュで払うと偽札かと勘ぐられる。

なんなんだよ!

ねぐらに向かう。

ちっ、さっきから近くて叫んでいる奴がいる。危険だから今日はこれでおわり。

 

このあと、女の叫び声と笛の音がしたから急いで撤収して出てみると、モーテルの駐車場でなにやら揉めている感じだった。

単に話していただけかもしれないが、人騒がせな野郎達だった。

夜くらいゆっくり寝かしてくれや!

 

付け足しおわり。今始発電車を待ちながら震えている。

 

おわり

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