麓集落までのルートを工作せよ!

こんにちは。からあげです。

 

今日は気持ちよく晴れてくれた。
昨晩はぐっすりと眠ることが出来たので体力がかなり回復してくれたので、あまり寒さを感じない。
まだロケットストーブは雪の中なので、カセットコンロと登山用のストーブを両方使って朝ご飯の準備をする。
朝日がテント内を暖めてくれたので、ポカポカとした快適な中でラジオを聴きながらご飯を食べる。
食事を終えると早速、ロケットストーブの掘り出しに掛かる。

 

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テントの様子。
寝ずに雪かきしたお陰で、ほぼノーダメージ。

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テントの前室は作業の合間に休憩する寛ぎスペースとなる。

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今晩からロケットストーブで煮炊き出来る!
意外と掘り出しに時間が掛かってしまう。
湿った薪を並べて乾かしておく。
ペール缶に入れておいた薪は無事だった。

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周囲の雪が防風壁となってテントを守ってくれる。
ロケストの掘り出しが完了したら、出来るだけ早くテント内の湿気を無くすために、テント周りを丁寧に除雪する。
雪が解けてきて足元が泥濘んでいる。

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林道入口に駐めたジムニーがルート工作の前進基地となる。

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轍の凹みが残っている。
別荘地帯に人気はない。

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思いの外雪が深く途中で引き返すことにした。

 

テント周りの除雪が終わったら、次に麓集落へのルート工作を行うことにした。
ザックに荷物を詰めて林道入口に駐めたジムニーまで行き、そこで態勢を整える。
荷物は車に置いて、空荷でラッセルを行う。
途中脇道からの踏み跡があったが、メイン通りまで来ると引き返したようだった。
雪の量は私の家の付近より若干少ないくらいで、深いところで腰上まであり、ラッセルのペースが上がらない。
集落まであと200mほど、午後1時前になったところで今日のところは引き返すことにした。

 

ところで雪中テント生活で少し困ったこと。
それはトイレ問題。
小はそこら辺でしておけばいいんだけど、大はそんな訳にはいかない。
適当に雪に穴を掘ってしてしまうと、雪解け後大変なことになる。
だから地面まで雪かきしてその後、穴を掘らないといけない。
踏み固めたところは地面が凍結しているので、木が茂っている腐葉土のところを掘って適度な穴を作る。
こうして用を足して土を被せておけば大丈夫だ。

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雪の中のトイレ(使用前)

 

明日も引き続き麓集落へのルート工作をする予定。
下がどうなっているのか様子を見たい。
この後はテントに戻って食事の用意をしようと思う。
久しぶりにロケストが稼働出来て嬉しい。

コメント

  1. にゃん より:

    登山の気分がただよっているよい文だ。
    ジムニーが前進基地になるとか、第一キャンプということ
    ですね。ラッセルで進むのは冬山の基本でからあげさん
    としては格別の重いでしょうね。
    腰まで雪があると、1人でラッセルでは距離によっては遭難の危険もあるので途中の引き返しはよい判断です。

  2. ゆうき より:

    スノーシューだとラッセルも楽ですよ。もしまだ試していなかったらぜひ。

  3. からあげ より:

    >にゃんさん
    日常生活でラッセルするなんて思いもしませんでした。
    こんな機会滅多にないので勉強になります。
    一人だとこういう時は大変ですが、なんとかなるもんですね。
    >ゆうきさん
    生憎スノーシュー持っていないんです。
    折角の機会なのでツボ足でラッセルする訓練をしています。
    いずれ雪深い山に登ることになりますが、その時に購入する予定です。

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