腕時計という名の手錠

 こんばんは。からあげです。

 


今日も暑かった。
午前中は曇りがちの天気だったが次第に晴れてきてギラギラとした日差しが照りつけるようになった。
今日は梅雨明け後の土曜日でニジマス池は大人気だった。
昼時になると小腹を空かせたお客さんがどっと押し寄せる。
必死になって魚を捌いているが、お客さんの列は途切れることはない。
延々と腹を割いて内蔵を取り出し串刺しにしてゆく。
バイトの一日が終わると体の底からどっと疲れが出てくる。
重い体に鞭を打って車に乗り込み家に戻って家事を行う。

 


バイトをしていると余力はほとんどないが、朝の炊事中に軽作業を行う。
本日は、テント生活の時に使っていたロケスト用のタープの下の片付けを行った。

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以前の炊事場の周りを片付ける。 
10分、20分でも作業は出来る。
隙間時間を使って作業を行う。

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パレットの隙間には乾燥した薪が埋まっていた。
これは非常に嬉しい。大事に使わせてもらう。
20分ほど作業をして途中で止めることにした。
続きはまた明日以降に行う。

 

本来なら細切れの時間で作業はやりたくないが、バイトに時間を取られて余分な時間がないので仕方ない。
時間を埋めて効率よくせっせと働き蟻みたいに活動すると疲れてしまう。
会社を辞めてからは特にせかせかと動きまわるのが嫌いになった。
余裕を持ってじっくりと考えながら作業を進めたいのに。
バイトに行くようになってから普段はしていない腕時計をするようになった。
山での暮らしは5分10分の細かい単位で動くことはない。
私は大まかに朝飯前、午前、午後、夕食後の4つに分けて暮らしている。
太陽と共に暮らしているので腕時計は必要ではない。
登山に行くと必ず腕時計をつけて携帯もザックの中に入れて行動してる。
普段よりも登山の時の方が時間に細かい。
時間を定期的にチェックすることで自分のペースを知ることが出来る。

 

バイト生活となって腕時計をするようになったのは、仕事に遅刻しないようにするのと、仕事をキチンと予定通りこなすこと、そして昼休みをキチンととるために必要だからだ。
(忙しいので昼ご飯をかき込み直ぐに復帰することが多い)


腕時計は便利な半面、細かく時間に拘束されるようになる。
そしてこまめに時間をチェックするようになり、それがストレスとなってゆく。
時間を守ることは社会人にとって大事なことだが、時間によって自由を奪われることにもなる。
毎日決められた時間(だいたい定時に終わらない。こういうのはいい加減)まで職場に拘束されてしまう。
本来の自分は自由な身なのに、バイトするようになると一気に自分の時間がなくなってしまう。
恐ろしいことだ。
現代人は心のどこかに引っかかりを持ちつつ、せかせかと死ぬまで働き続けることになる。

腕時計はオシャレアイテムなんかではなく、自由を奪う手錠のようなものだ。

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カシオのGショックサイレンサー


出始めの頃購入した。
船に乗っている時はタイドグラフが付いているので便利だった。
山に登るとガラスの内側が曇ってくるのにはガッカリしたが、特に使用には問題ない。
目玉機能のバイブレーションが付いているが、振動が弱くて動いていると全く気付かないので使ったことはない。

 


さあて明日もハードな一日となりそうだ。
早めに休むことにしようか。

 


おわり

コメント

  1. 匿名 より:

    腕時計はオシャレアイテムなんかではなく、自由を奪う手
    錠のようなものだ。名言だ!

  2. G-SHOCK だいぶ使い込んでますね
    やっぱり強靭な腕時計なんだなぁ
    普段 時間に縛られない生活をされていると
    なおさら、手錠のように感じるんだろうな
    右側のお気に入り名言集もいいですね

  3. からあげ より:

    >消費しないピノキオ さん
    Gショックは唯一摩擦に弱いくらいですね。
    そこそこ安くて電波ソーラーで丈夫なので気に入っています。
    本当は登山であっても腕時計は着けたくはないですが、万が一の時、役立ってくれるので良しとします。

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