山は無料の遊び場

こんばんは。からあげです。

今日は春分の日、ようやく昼と夜の時間が同じになった。
日出日没前後も多少明るいので、屋外での活動時間を長くとれる。
天気が良いということなので、早めに起きて登山に出かけることにした。

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プラティパスの水筒にハイドレーションシステムを取り付ける。
このホースのようなものを付けていると、いちいちザックを下ろして水筒を取り出す必要がないので、こまめに水分補給することが出来る。
今のような雪解け時期は、登山道の泥濘が酷くてザックを下ろす場所がなかなか見つからないので、とても便利だ。

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ホースの取り回しを行う。
ザックは20Lと小さいのでちょっと長め。
それなので反対側のベルトに通して固定する。

今日の相棒はシェルパ君だ!
補強したところのチェックをしようか。
財布は邪魔なので小屋に置いてゆく。
自販機でジュースは買わない。
喉が乾いたら水筒の水かそこら辺に出ている沢の水を飲む。

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今日は初めての山にやって来た。
雲が少し多いが雨の心配はまるでなし。
時計は持たずに自分のペースで歩く。

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フカフカの落ち葉。
雪解け直後でまだ地面は乾いていない。
雪の上を歩いているようなふわふわな感じで、地味に体力を削り取られてゆく。

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なんだこの木は!
根っこの部分の土が流れてしまっている。
何とか踏ん張って体を支えて立っている。

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倒れそうでなかなか倒れない木。
おっさんも見習おう。
かなりの長い間頑張っているようだ。

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登山口に車がなかったので、誰も居ないと思っていたが、どうやら先行者が居たようだ。
足跡を見ると歩幅が広くて一直線に並んでいる。
まるでモデルのような歩き方だ。(モデルの実物は見たことはない。あくまでイメージ)
トレースを辿ろうとするとかなり無理がある。
片方の靴底は三角形の見慣れないパターンだった。
どんな人間が歩いて行ったのかと考えを巡らせていると、遠くの方から大きな声が近づいてくる。
やって来たのは、長身の外国人二人組みだった。
両方共180センチオーバーだった。
すれ違うときやけに賑やかでフレンドリーに話しかけてきた。
こっちも思わず笑ってしまう。
微妙に変な日本語が面白かった。

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平坦な笹原の道を歩いていると、前方に懐かしい感じのブツを発見する。
一目見ただけでツキノワグマのものだと分かった。
最近のポカポカ陽気に誘われて穴から出てきたのだろう。
家に戻ってからスマホで検索すると、やはりクマのものだった。
ヒグマのものと比べて一回り小さい感じがする。

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カラマツ林の下は笹原が広がっている。
人里から離れているため、周囲は非常に静かだ。
たまに飛行機の音が聞こえるくらい。

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むむむ、またしてもヤツだ。
どうして登山道のど真ん中に糞をするのだろうか。
マナー知らずな奴め!
この日は全部で3つの糞を見つける。
他には爪の引っかき傷のようなものをいくつか発見した。
ヒグマと違ってあまり恐怖心は湧かない。
ツキノワグマだったら頑張れば勝てそうな気がする、という根拠の無い自信を持っている。

クマが居るということはそれだけ自然が豊かだということだ。
あまりクマを嫌ってはならない。
というか私はクマにグイグイと惹かれてしまっている。

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向こうに見えるのが山頂だ。
まだまだ楽しめる。

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樹の枝に絡みついている緑の苔のようなもの。
一体なんなのか。

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以前から気になっている物体だ。
以前、空木岳の池山尾根で見たことがある。
風に吹かれて飛ばされたボロ切れが巻き付いているように見える。

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カラ松林に残る伐採の痕跡。
所々に巨大な切り株がある。
他には丸太の搬出に使ったと思われるワイヤーロープと滑車が残されていた。
手前にはなんと一升瓶が落ちていた。
酒でも飲まないとやってられるかと喚きながら仕事をしていたのか。

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カラ松林の隣に生えていた巨木。
少しズレていたために伐採されずに済んだようだ。

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笹原とカラマツ、青空と雲の組み合わせが綺麗で思わず写真を撮った。
山頂手前の急な上りで息絶え絶えのおっさん。
今日は何だか調子が悪いぞ。

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山頂から見えるはずの名峰はガスの中だった。
また登りに来ることにしようか。
奥深い静かな山で登山者が少なく、自分を開放させてのんびり歩ける。
クマが住みたくなるのも頷ける。

山頂からは元来た道を引き返さずに反対側に下りることにした。
せっかく来たんだからもっと楽しもうと思わず歩き出してしまった。
登山口に下りて林道を歩いている時にしまったと思ったが、もう遅い。
延々と殺風景な林道を歩く。

しばらく歩いていると後方から車の接近する音がする。
密かに期待しながら脇に避けると、先ほど林道脇ですれ違った登山者の車が止まってくれた。
途中まで乗せってってくれるという。ラッキー。
これまで何度かヒッチハイクをしたことがあるが、自分から頼んだことはなかった。
今回も軽く話してその場を後にした。
言えば大抵の人は乗せてくれるだろうけど、なんだか言いづらい。
普通に林道を歩いていたら元の登山口まで戻るのに1時間以上掛かったことだろう。
それが車内で話しているとあっという間に着いてしまった。
3連休を利用して遠方から今朝早出して登りに来た方で、自分と同年代だろうと思った。
名刺があれば渡したのだが、こういう時に限って手元にない。
説明するのが手間なので、お礼だけ言って別れた。

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今日は久しぶりにシェルパ君で歩いた。
ゴロ-ちゃんと比べるとかなり靴底が硬い気がする。
ミンクオイルを塗ったので防水はバッチリだったが、ワセリンの影響がまだかなり残っていて靴を脱ぐとインソールが湿っていた。

 

ご飯の用意をしていたら一気に疲れが出てきて頭が痛くなてきた。
昨晩、薪ストーブを焚いていると暑くてなって窓を開け放って換気した。そのあと寝袋を掛けて寝てしまっていた。今朝になって体が冷えきったところで目が覚めた。
体を冷やしてしまったので、体調がいまいちなのかもしれない。

明日も天気だから登山に行きたい。
先日越百山に登れなくてフラストレーションが溜まっているに違いない。
猛烈に歩きたくて仕方がない。
こういう感じになるのは久しぶりかもしれない。
越百山で触れてはいけないスイッチを入れてしまったかもしれない。

コメント

  1. JB23W09XG5MT より:

    とろろこぶみたい物体は「猿尾枷」サルオガセ科サルオガセ属の地衣類。
    食えるそうですよ・・・食いたいとは思わないけど。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      寄生しているのではなく、空気中から水分を摂っているのですね。
      面白いやつです。

  2. yuagari より:

    樹に着性している物体は”サルオガセ”という地衣類だと思います。
    わたしも北海道の山中で見て「味噌汁に入れて食べられそう」と思った記憶があります。

    山登り楽しまれていますね~
    山登りの記事は、からあげさんがイキイキと活動されているのが伝わり、わたしには楽しみなジャンルのひとつです。

    • karaage より:

      ちょっと不気味な感じがしますが、このお化け屋敷っぽいのがいいですね。
      少し取ってきて木に巻き付けてみたくなります。

      山登りをしていると素に戻れるような気がします。

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