こんばんは。からあげです。
今朝、いつものように朝起きて走っていたら、急にスイッチが入った。
これまで度々足首の傷みに悩まされてきたが、スイッチが入りいつの間にか傷みは消えて体が軽くなった。
実家に来てこのようになったのは久しぶりだ。
傷みを感じないジョギングが楽しくなっていつもより大回りして余計に走った。
しかし、調子に乗ると次の日痛くなるので、まだまだ走り足りないと思うようなところで切り上げた。
やっぱり傷みを我慢して走るのは辛いばっかりで楽しくない。
楽しく走れるから次の日も走りたくなる。
この調子を維持していきたい。
目隠し・断熱用のアルミシートの作製
ところで今日は車中泊用の目隠し・断熱用の銀マットについて。
一昨日書いたように銀マットは断熱性能は高いが嵩張るので、小さなジムニーには不向きだ。
それで薄手のアルミシートで作りなおすことに決めた。
ところが、シートをうまい具合に取り付ける方法がなかなか思い浮かばなかった。
いくら考えても良いアイデアが浮かばない時は、なんでもいいから試しにやってみる。
やっているうちに閃くことがある。
ウダウダ考えていても埒が明かない。
それでゴソゴソと作業を始めることにした。
100均のアルミシート
大きさは160×90cm
表面には光を反射するアルミが貼り付けられているので、車の窓の日除けや目隠しに最適。
これも100均の吸盤。
窓の四隅に吸盤を付けてそこにアルミシートを取り付ける作戦だ。
物置から出てきた丈夫な針金。
かなりの剛性がある。
吸盤の穴にこの針金で作ったフックを取り付ける。
アルミシートの四隅にパンチで穴を空けてからゴム紐を通し、それを吸盤のフックに引っ掛ける。
プライヤで針金を曲げているところ。
とりあえず全部で4つ作った。
吸盤の吸着力はなかなかのものだった。
数日間付けていても剥がれ落ちるなどの問題はなかった。
まずはリヤガラスから作業する。
四隅の吸盤の位置を調整している時に思った。
これにゴムを引っ掛けるとなるとアルミシートはガラスよりかなり小さくせねばならず、端の方に隙間が出来る。
それにゴムで引っ掛ける方式だと、引っ張っているうちにアルミシートが破れてしまうかもしれない。
これは止めたほうがいい。
そこでマジックテープで貼り付ける方式に変更する。
ジムニーのフロントと運転席、助手席以外の以外はシルバーのフィルムを貼ってある。
そのフィルムにマジックテープを貼るとなると剥がすとき傷むのではないかと思って止めにしたのだった。
しかし、マジックテープ以外に手軽で確実な方法は思い浮かばない。
物置からマジックテープが出てきたことだし、試しにやってみることにした。
リヤガラスの四隅の目立たないところにマジックテープを貼り付けた。
柔らかい方より長持ちすると思ったので、ガラスの方を硬い方にした。
フィルムが貼ってあるので、何度も貼り替えるわけにはいかない。
外から見た様子。
よく見るとマジックテープが貼ってあるのが分かる程度。
よし、これならいいぞ。
アルミシートは少し大きめに切っておいてマジックテープの相手側の柔らかい方を貼り合わせておいてから、シワを伸ばしてアルミシートを貼り付ける。
そしてあとからハサミで余分なところを切る。
切り出しは銀マットよりかなり楽でいい。
作業していてこれが最良の方法だと直感した。
外から見た様子。
シートとガラスの間と端の方に隙間が出来ているが、実用上問題ないレベルだろう。
他のガラスもマジックテープにしようと決めたが、マジックテープが残り僅かだったので、100均まで行って調達してくることにした。
100均で新たに買ってきたマジックテープ。
足りなくなるといけないので、多めに買っておいた。
同じものだとツマラナイので、二種類選んだ。
今度は銀マットで型をとって切り出した。
後で切るよりこちらの方が簡単でいいと気が付いた。
ようやく銀マットが役に立ってくれたな。
左のリヤクオーターガラスも同じように硬い方を窓の方に貼る。
アルミシートは破れたら作り直したらいい。
破れたもので型を取れば直ぐに切り出せる。
100均の素材を使うのは、安価でどこでも手に入れられるからだ。
ジャストフィットした。
変な形をしているが、マジックテープは四隅のみ。
端は内張りの隙間に入れるといい感じになった。
外から見た様子。
よし、太陽の光をバッチリと反射しているぞ。
薄手のアルミシートでも十分仕事をしてくれる。
最後にフロントガラスを行う。
上の方にスモークが入っているので、小さなマジックテープなら全然目立たない。
隅に貼るだけなので、運転には全く支障なし。
表から見た様子。
マジックテープは全くわからない。
マジックテープは上部4箇所に貼り付けたのみ。
助手席のサンバイザーにメインバッテリー補充電用のソーラー充電器を付けているので、サンバイザーの上にもアルミシートを付けられるようにした。
サンバイザーにマジックテープを貼った。
貼ってある写真は、登山雑誌から切り抜いた白馬岳。
山林探しの時、殺風景な車内に潤いが欲しくて貼り付けた。
ボロボロになってきたから別のものに貼り替えようか。
これがソーラー充電器。
僅かな発電量だが、付けているとバッテリーの消耗を抑えることが出来る。
5年経った今でもバッテリーは凄く元気。
サンバイザーを上げた状態でアルミシートを付けた。
下側はマジックテープなし。
こうやって着ていない衣類なんかを詰めておけばいい。
なるべく余計なものを車に積まない。
外から見た様子。
角度を変えてもう一枚。
随分と隙間が出来てしまったな。
完璧を求めると疲れてしまう。
この程度でちょいどいい。
車内の様子。
銀マットに比べて車内はかなり明るい。
生地が薄いので、僅かに光を通す。
その代わり熱はほとんど通さない。
手で触ってみると少し温かいだけ。
銀マットに比べると断熱性能は劣るが、程よい透過性があってよい。
これならアルミシートを付けた状態でもパソコン作業をしたり読書をしたりすることが出来る。
アルミシートに変えてより使いやすくなった。
丸めてコンパクトになるし、マジックテープで留めているので、剥がれてくることはない。
遮光ネットの取り付け
アルミシートを付けた状態で遮光ネットを取り付けてみる。
北側を除いた3方向に取り付けた。
リアから見た様子。
遮光ネットで鉄板の大部分を覆うことが出来た。
ソーラーパネルのところだけは付けない。
日向に停めて発電しながらも、車内はそこそこ涼しい。
遮光ネットを付けて多少車内が暗くなった程度。
リアクォーターガラスの様子。
正午前の車内の温度は36度を越えた程度。
物置の中の温度は31度。
まずは扇風機を回さずに様子を見る。
今日は多少風があるがテストするにはちょうど良い機会だった。
銀マットは邪魔なので、物置の片隅に置いておくことにした。
今後は登山用のマットや座布団として使うことになるだろう。
こんな嵩張るものを使う気にはなれない。
冬はアルミシートの上からプチプチを貼り付けたらいい。
寒い時はアルミシートを外してプチプチだけにして車内を暖める。
窓の断熱と目隠しは、アルミシートとプチプチの組み合わせが一番ではないかと思う。
アルミシートと遮光ネットのチェック
正午を回って温度は上昇中。
ついに車内の温度は38度になった。
アルミシートと遮光ネットをしていなければ、40度を越えていたに違いない。
ボンネットの付近は遮光ネットがボディーにくっついていて温度が高めだった。
それでコップを置いてすき間を作ってみた。
手で触った感覚では、多少温度が下がったようだ。
サイドミラーのところは隙間があるし二重になっているので、ボディーの温度は低めだった。
フロントワイパーを立ててすき間を作ることにした。
銀マットの切れ端を筒状にした。
それを立てたワイパーの先に取り付ける。
すると角が丸まって遮光ネットに刺さらなくなった。
ワイパーを立てるとかなりの隙間が出来た。
空間を作ることにより、空気が通って冷やされるとみた。
リアはスペアタイヤがあるので、ネットを付けるだけで隙間が出来る。
その後、長い昼休憩を挟んで、再び車をチェックする。
すると扇風機を回してるのに車内の温度が36度変わらずだった。
不思議に思ってあちこち見てみると、温度が高い原因が分かった。
運転席に付けたアルミシートが窓のすき間を塞いでいたのだ。
余った分を外に出して折り曲げたのがマズかったようだ。
ダブルクリップで止める方式だと、ガラスに傷が付かないようにシートを折り曲げて外に出す必要がある。
そこでサイドもマジックテープで留めることに決めた。
目立たないように窓の上部3箇所だけマジックテープを貼り付けた。
余った分は下の方で折って洗濯バサミで留めた。
洗濯バサミは便利なので、常に幾つか車に積んでいる。
こうして窓のすき間に突っ込めば、アルミシートを固定できる。
外から見た様子。
ダブルクリップよりフィット感が増している。
窓のすき間を十分確保出来た。
マジックテープに変えると車内の温度は34度まで下がってくれた。
今日の車内の最高温度は38度。
日差しは強かったが、風が結構吹いていたので、体感温度は低く感じた。
車内で寝っ転がっていても耐えられない温度ではなかった。
アルミシートと遮光ネットを付けて扇風機を回せば、車内の温度を低く抑えることが出来る。
全くなにもしない状態に比べてかなりの温度差があるに違いない。
まだ時間があるので、こまめにチェックするとしよう。
作業の追加
ところで、一昨日サイドの内張りを外してタイヤハウス付近に断熱材を入れておいた。
その作業の様子を忘れないうちにアップしておこう。
ここ最近、何度も外しているので、要領が良くなって手早く済ますことが出来た。
左後の様子。
内張りを剥がして掃除したところ。
この空間がかなり大きくて断熱性能が落ちてしまっていることだろう。
そこでプチプチを何重にも重ねてテープで貼り付けた。
前のシートベルト周りの穴にもプチプチを詰めておいた。
最後の仕上げはアルミシートを貼り付ける。
これでかなり断熱性能が向上したことだろう。
続いて右後。
プチプチの上にレジャーシートを貼り付けた。
燃料タンクのオープナーのワイヤーが邪魔になる。
こちらもアルミシートを貼り付けて見栄えを良くした。
今日の作業でアルミシートの端材が出たので、さらに断熱材を増量したいところだが、さすがに何度もやってて面倒くさくなってきたので、これで止めておくことにしよう。
今日で車内温度上昇防止対策は全て終わった。
あとはチェックしながら各部を微調整するのみだ。
さあてもうこんな時間だ。
寝るとしようか。
おわり
コメント
からあげ直伝のアルミシート利用法は、雑誌連載ができそうなネタでした。
北海道で見かけるライダーも高いバイクに乗っていても銀マットを積んでる光景を見ます。カブとチャリダーは、銀マットが多数派かな?
ホンマに万能ですわ!
どうもありがとうございます。
銀マットは、いかにもキャンプしている感じがして好きです。
安価で自分の好みにカット出来るのがいいです。
こんにちは。
隊長のここまでの車内温度上昇防止への執念すごいなー、と思って読んでいました。
それと私の場合、基本駐車場所がいつも山奥なので扇風機を取り付けるまではしないなー、なんて思っていました。
そうか、隊長の場合ソーラー発電の関係で敢えて日なたに停めたいんですね。なるほど、納得です。プチプチとアルミシートの効果は出ていますね。
遮光ネットは、日なたに停めても車体の塗装劣化予防にもなりそうで実に良いです。
職質の回数は増えそうですが(笑)
そうなんですよ。
ソーラーパネルで発電したいので日向に停めています。
パソコンを買い換えて随分と電気の余裕が出来たので、たまには日陰に停めてゆっくり安くことが出来ます。
あとは遮光ネットの運用方法を実際に使いながら考えてゆきます。