ジムニー車内で行方不明だった折りたたみフォークが2週間ぶりに発見される!

こんにちは。からあげです。

今朝は意外にも曇り空が広がっていた。
今日は天気が不安定なので登山は中止にして遅くまで寝ようかと思っていた。
しかし、睡眠時間は十分で二度寝する気になれない。
そこで5時半には起きて活動を開始した。

最近はガソリンストーブの調子が絶好調だ。
先日の事故を起こすまではコントロールバルブを絞って使用していたが、全開にするようになってジェットの詰まりがなくなった。
XGK-EXはもともと極限状態での使用を想定したモデルで火力を絞って使うことは考えられていない。
そもそもガソリンストーブは火力調整しづらい構造だ。
それなのに、コントロールバルブを絞って燃料の圧を落としていたため、燃焼のバランスが崩れて燃焼不良を起こし、ジェットにカーボンが付着しやすくなっていたのだ!
まだハッキリと分かった訳ではないが、おそらく間違いない。
火力を調整したい場合は、素直にドラゴンフライを使いなさいということだ。
バルブを全開するようになって燃料の消費量はかなり増えたが、自分で決めた規定量(小さいボトルが20oz(590ml)、大きいボトルが30oz(887ml)合わせて約1.2L)を消費したところでも、ジェットの詰まりは殆どなく勢い良く燃えてくれる。
ようやく相棒の性格が分かったような気がした。
こいつはチビチビ燃やすようには作られていないのだ。
今後からガンガン燃やすぞ!相棒。

ガソリンストーブの取り扱いは慎重に~燃料が漏れてあわや大惨事に!
ガソリンストーブ(MSR XGK-EX)を使用していますが、今回燃料ボトルからガソリンが漏れてボトルとストーブ本体が火だるまとなる事故を起こしてしまいました。 自分の不適切な使用による事故です。 今後、同じようなことを起こさないために自分な...

 

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昨日の登山で気がつくと、Tシャツの肩のところが破けていた。
もうこのTシャツは5年ほど経つだろうか。
さすがに最近はあちこち傷みが目立ってきた。
崩壊へのカウントダウンが始まったようだ。

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修理したあとが目立つTシャツ。
断言しよう。
ユニクロTシャツをこんなに大事に着ているおっさんは日本国内では10人もいないだろう。
私はモノを出来るだけ長持ちさせて資源を有効に使いたい。
見た目が悪くても機能性は問題ない。

 

 

ところで今日は朝方雨が上がっているうちに行方不明となっている折りたたみフォークの捜索を行うことにした。
武尊山に登ってから麓の夜後沢(よござわ)で水浴びをしている時にどこかに行ってしまった。
タッパと折りたたみフォークを洗って乾かしていたが、無意識にフォークを何処かに置いてしまったのだ。
このままだとフォークの存在自体を忘れてしまいかねない。

武尊神社より晴天の武尊山に登る
武尊神社から武尊山(ほたかさん)を登って来ました。 梅雨の晴れ間の絶好の登山日和でした。 まだ人は疎らで静かな山行を楽しめました。 やっぱり100名山。面白い山でした。

まずはリア周りの道具を出してゴソゴソと探してみる。
あれれ?どこにもない。
念入りに各部を調べる。
やはり見当たらない。

今度は靴置き場周りをチェックすることにした。
まずは運転席のシートの下から靴を取り出してみる。

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すると奥の方に光る物体を発見!
間違いない。2週間前に行方不明となっていた折りたたみフォークだ。
以前も探したが、その時はここにはなかった。
林道を走ってシェイクされて何処からか出てきたのか。

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いやあ、ホントに助かった。
フォークが行方不明になってからは、スプーンでご飯を食べていた。
玄米ご飯と味噌スープは普通に食べられるのだが、ラーメンは凄く食べづらかった。
ようやくラーメンを食べる時のイライラから開放される。
適当にそこら辺に置いてゴメン。

何度探しても見たらないので、もう車の中にないかと思っていた。
良かった。本当に良かった。
このフォークは折りたたみ式で、先の部分がチタン、柄の部分がステンレスで出来ていて凄く気に入っていたのだ。
チタンはメガネのフレームにも使われる肌に優しい素材だ。
若かりし頃、おっさんはスレンレス製フレームのメガネをしていて夏場になるとフレームと接する耳の上の部分が金属アレルギーでかぶれることが多かった。
それがチタンフレームに変えてからは全くかぶれることがなくなった。
しかもスレンレスやアルミは口に触れると金属っぽい味がするが、チタンは金属特有の味を感じない。

 

ユニフレーム FDスプーン&フォークセット チタン

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【サイズ】 スプーン:15cm(使用時)、9cm(収納時)
      フォーク:16cm(使用時)、9.5cm(収納時)
【重量】スプーン:18g、フォーク:17g
【材質】本体:チタニウム/ハンドル:ステンレス鋼/ケース:ナイロン
【特長】ハンドルはフォールディング式でコンパクトに収納・ヘッド部は超軽量のチタン製・強度の高いステンレスワイヤーハンドル・スライドロック機能付き

*スプーン・フォークセットは廃盤で単品販売されている。

商品リンク ユニフレーム(FDフォークTi)

ついでだから愛用の折りたたみフォークとスプーンを紹介しよう。
もうかれこれ10年以上前に購入したもの。
これを使うまでは安っぽいプラスティック製のものを使っていたが、剛性不足で使い心地が悪く愛着が湧かないので思い切って購入した。
画像の様子が柄を伸ばして食事モードにしたところ。
柄にロック金具が付いているので、食べている時に不意に折れ曲がることはない。

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これが折りたたんだ状態だ。
コッヘルの中にガスストーブと一緒に折りたたんで入れることが出来る。

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横から見た様子。
2つ重ね合わせるとコンパクトに収納出来る。
専用ケースは邪魔なので処分してしまった。
普段はフォークのみ使用している。
先割れスプーンが欲しかったのだが、購入した当時はスプーンとフォークのセットしかなかったような気がした。
今はいろいろな種類が出ている。
フォークだけでも特に問題はなし。
山小屋でも登山でも車中泊でもこのフォークを使い続けている。

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大コッヘルだと柄を伸ばした状態でもそのまま収納することが出来る。

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少コッヘルの場合、伸ばした場合だとフォークのみ途中で引っかかる。

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しかし、この引っ掛かりがあるからこそ使いやすい。
固形物を食べるときは問題ないが、ラーメンや味噌汁などの液体ものを食べる場合は重要になる。
フォークを立て掛けておいても液体に没することがないのだ。
スプーンだと短くて引っかからないので、何かの拍子に滑って液体の中に没してしまう。
何度もアツアツのスープの中に指を突っ込んでスプーンをサルベージした。
これは非常に些細なことだが、おっさんにとっては重要なことなのだ。
折りたたんだ状態でコッヘルに入り、伸ばした状態だとはみ出て引っかかるサイズが良い。
コッヘルの大きさによって使い勝手が変わってくるので、あれこれ工夫する必要がある。
まあ、こういうことも楽しみの一つだ。

 

とにかく、ようやく見付かって良かった。
100均でどうでもいいフォークを買ってしまうところだった。
どうせあっても愛着が湧かないので、すぐに捨ててしまうことになっただろう。
地球の資源を少し節約して、少し嬉しくなったおっさんであった。

 

おわり

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