水無渓谷から越後駒ヶ岳

こんにちは。からあげです。

昨日は申し訳ない。
電波が不安定だったし、とあることが起きてやる気が失せてしまった。
それでは細かいことは次回に説明するとして、まず昨日の登山の様子をアップすることにしよう。

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一昨日の午後、またしても雷雨となった。
雷様が暴れまくり何度か至近距離に落雷した。
車中泊していた場所は、越後駒ヶ岳水無川沿いの千の沢小屋がある駐車場だ。
結局、この駐車場で3泊して、毎回雷雨に見舞われた。

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雷は凄かったが、雨は19時前には上がってしまった。
八海山の麓で泊まった3日前が一番雨が凄かった。

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昨日は1時半に起床して3時過ぎに出発した。
雷雨を3回も経験して早いうちに下山しなければと思った。
夜中にトイレで起きた時は星空が広がっていた。
出発前は若干雲が出てきたようで、星がまばらに見えた。
歩き始めはヘッドライトを点けて歩いた。
一昨日、十二平登山口まで行っていたので不安はなかった。
登山口からしばらく歩くと急登が始まった。
ヘッドライトの明かりでは広範囲に見ることが出来ないので、ペースを落として歩く。
夜明け前になると東の空に浮かぶ雲が紅く染まった。

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水無川上流部

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画面中央に見える丸っこい山は中ノ岳(なかのだけ)
越後三山の一つだ。
越後三山とは、越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山をいう。

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向こうに見えるのは五龍岳から御月山(おつきやま)の間の険しい尾根。

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急登を登り続けること数時間、上の方に飛び出たピークが見えてきた。
これはグシガハナと呼ばれている。

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中ノ岳が朝日を浴びて陰影がついている。

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急登を振り返る。
早朝にも関わらず、蒸し暑くて全身汗でずぶ濡れになって歩き続けた。
尾根の上部になると風が吹き始めて多少は涼しくなった。

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樹林帯を抜けて。

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向こうに見えるのは八海山。
右の方のギザギザのところが八ツ峰と呼ばれる険しい岩峰群。

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グシガハナの上に立っておっさんは非常に満足気。
どうだ!と言わんばかり。

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中ノ岳と越後駒ヶ岳の間に見える尖った山は会津朝日岳(あいずあさひだけ)か。
なかなか魅力的な山だな。

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越後駒ヶ岳に近づくにつれて中ノ岳がさらにカッコ良くなってきた。
銀山平から周回コースで登りたくなって来たぞ。
どうしてくれるんだコノヤロウ!

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グシガハナを過ぎると視界が開けて楽しい尾根歩きとなる。
傾斜はぐっと緩くなりペースが上がる。

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グシガハナを振り返る。
本当に尖ったピークだな。

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中ノ岳分岐の手前を登っているところ。

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中ノ岳のベストショット。
いやあ、本当に堪らないな。

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山頂まであと一息。
ピークはまだ見えない。
右手のピークを越えたところ。

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越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)2,002.7m 日本百名山

越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)は、新潟県南魚沼市と魚沼市にまたがる標高2,003mの山。魚沼駒ヶ岳(うおぬまこまがたけ)とも呼ばれる。日本百名山の一つ。
山頂は南魚沼市側に位置する。八海山、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山)の一つに数えられる。
標高はそれほど高くないが、東側(水無川側)と北側(佐梨川側)は標高200-300mの山麓まで一気に落ち込んだ天然の大障壁をなしており、迫力ある山容を示している。冬季には豪雪に見舞われ、盛夏でも雪渓が残る。

Wikipediaより

雷様が怖いので早めに下りれるようにと自然と足が早まった。
グシガハナの急登がキツかったが、これを越えてしまえばあとは楽だ。
頑張って登ったお陰で4時間を僅かに切ることが出来た。

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山頂手前でガスが出てきてしまって、八海山の方向しか良く見えなかった。

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帰りは寄り道をして山小屋を見学してゆくことにした。
下りてゆくと山頂部のガスが晴れて青々とした斜面が見えた。

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ガスの切れ間から見える駒ノ小屋

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駒ノ小屋

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小屋手前にテントサイトあり。
ここは5張り程度。

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コンパクトながら非常にガッシリとした造り。
2階建てで収容人数は40人素泊まりのみ。
トイレは小屋の中。
水場は小屋から下った直ぐの場所。(未確認)

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小屋前の広場。
ここにもテントが張れそうだ。

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片隅に設置されている。空き缶プレスマシーン。
地味に便利な機械だ。

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広場から一段下がったところの笹が刈り払われていた。
ここもテントスペースなのか。
悪天候時は風を避けることが出来るココが良さそう。

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さあ、小屋も見学したことだし、さっさと戻るべ。
中ノ岳への縦走路。
ガスに包まれてしまった。

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ひときわ目立つグシガハナ。

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越後駒ヶ岳を振り返る。
今度は周回コースで縦走しに来るからな。
また会おう!

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下りは滑りやすくて慎重に下った。
一枚岩のところで雑に下りたため、スリップして転倒して肘を擦りむいた。
今度から気をつけよう。
スピードより安全の方が重視だ。

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雪見の松

尾根上にひときわ大きい松が生えていた。
目印になって展望の良い場所。

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十二平登山口

標識が立っているのみ。
登山ポストはなし。

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水無川上流部へと続く道。
デトノアイゾメ1.7kmと黄色いペンキを縫った石に書かれていた。
どんな場所だろうか。
紅葉時期に歩いたら楽しそう。

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十二平登山口から駐車場方向に向かって直ぐの右手に岩穴がある。
大雨や雷の時に避難できる。

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中はそこそこ広くて4人くらいなら入れそう。
地面に枯れ草が敷かれ、天井から懐中電灯が吊り下げられていた。

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水無川の右岸をゆく。
草刈りがされていて歩きやすかった。
ところどころ荒れているところがあったが、歩く分には全然問題なし。
山の斜面からところどころ沢が流れているので水を汲むことが出来る。
駐車場には水場がないので、水が汲める沢があるのは非常に助かる。

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駐車場に戻ってきたところ。
随分と車が増えている。

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山の方を見ると怪しげな雲が湧いてきていた。
また夕方雷雨になるに違いない。
水浴びを済ませてさっさと退散するとしよう。

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日曜日で砂防ダムの工事現場は休みだった。
こっそり中に入ることは出来るが、人目があって目立つ。
他で水浴びしよう。

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駐車場から5分ほど下がったところ。
自転車専用道路の終点に良さそうなポイントを発見。
木陰に車を停めて河原に降りる。
海パン一丁になって川に入ると少し温めのいい水だった。
汗が流れて火照った体をクールダウンすることが出来た。
ふぅ~極楽極楽。

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試しに水中撮影した。
コンデジのOLYMPUS TG-3は防水だが、水中でボタン操作していいか不安だったので、セルフタイマーを使って撮影した。
なんだか魚になった気分だ。

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洗濯物が乾くまでの間、しばしのリラックスタイム。
食料の在庫を点検して買い物に備えた。

 

このあと、水無川を離れ新たな山へと向かうことにした。
果たして気分屋のおっさんはどこへ向かおうとしているのか。
ちょっとお待ちを。

 

つづく

コメント

  1. nox より:

    キャンプ飯‼︎
    玄米ご飯の手早く美味しい炊き方を教えて下さい^ ^

    • karaage より:

      分かりました。そのうちガスストーブとガスストーブの両方の炊き方をアップしたいと思います。

  2. リコプテラ より:

    こんばんは。
    私もTG-3を使ってますが、水中でのボタン操作問題ないですよ。
    釣りに行った時に水中写真をよく撮ってます。水中動画もきれいになので楽しんでいます。
    ところで『東北の旅』なのにいつになったら東北に着くんだ?と最近思い始めました(笑)

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      いよいよ東北らしくなって来ますよ。
      もう少しの辛抱です。
      多分他の読者の思いも同じだと思います。

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