飯豊温泉(天狗平)周辺の調査

こんにちは。からあげです。

飯豊山(いいでさん)登山に備えて麓で待機しているところ。
今も大気の状態が不安定で分厚いガスが空一面を覆っている。
雨は降っていないが、凄く蒸し暑い。

今日は登山は見合わせた。
天気がイマイチなので気分が乗らなかった。
多分、明日から登る予定。
今晩の天気の様子で登山するか決める。

それでは昨日、今日と飯豊温泉の付近の調査をしたので勝手にアップするとしよう。

 

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マタギの館

営業時間 展示室  9:30~16:30
入館料  無料
定休日  毎週火曜(ただし冬期休業)

1Fが食堂で地元の食材を使った料理を味わうことが出来る。
2Fが資料館となっている。
狩猟で生計を立てていたマタギたちの道具などが展示されているようだ。
ちょうど昨日火曜日は定休日だったようで、中に入って見学することは出来なかった。
1Fは売店や食堂となっているようす。
帰りに寄ってゆくとしよう。

山形おぐに マタギの里小玉川
山形県西置賜郡小国町小玉川535-1 tel:0238-64-2525 10:00~16:00(レストラン) 火曜定休

 

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駐車場の片隅にある熊供養碑

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マタギの館から飯豊温泉方向に車を走らせると直ぐのところに飯豊梅花皮荘(いいでかいらぎそう)という国民宿舎があった。
外来入浴が可能。

建物の手前に大きな駐車場があったが、何もなくてだだっ広くてかなり目立つ場所だったので、ここでの車中泊は厳しいと感じた。

 

倉手山登山口駐車場 くらてやま

場所     倉手山登山口
駐車可能台数 約50台
トイレあり。
水場なし(水場は後述する飯豊温泉手前のブナのしずくが近い。)
docomo圏内

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県道260号線に面した広大な駐車場。
マイナーな山なので、駐車場が一杯になることは無いだろう。
県道の交通量は少ないので、道路から離して奥の方に停めれば快適に泊まることが出来る。
ここなら誰の邪魔をすることもない。

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ユニットハウスの中に簡易式のトイレあり。
夏季は直射日光が当たってトイレの中が高温になる。
手洗い用の水が入ったポリタンクが設置されている。

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登山ポストの中にノートが備えられている。
必要事項を記入する。

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倉手山登山口

駐車場から橋を渡った直ぐの右手にある。

 

倉手山登山口駐車場の調査が終わると飯豊温泉に向かうことにした。

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飯豊温泉湯ノ沢ゲート前

湯ノ沢の手前にゲートあり。一般車はここまで。
駐車場はこれより手前にある。

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この時はまだ小雨程度で橋から湯ノ沢を呑気に見下ろしていた。
しばらくすると雨は土砂降りとなった。
それなので車の中に避難して地図を見て登山ルートを検討していた。

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地図を見ていると、なにやら外から只ならぬ雰囲気が感じられたので外に目をやると湯ノ沢が凄いことになっていた。
沢が増水したのは、あれから僅か5分ほど経った後だった。

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大雨の水が一気に流れてきた。
川のあまりの変貌ぶりにびっくりした。
一目見ただけで流されたら終わりだと思った。
車の中でしばらく待ってみたが、なかなか止まないので今日の調査は止めにして、倉手山登山口駐車場まで戻ることにした。

 

 

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昨日は結局そのまま倉手山駐車場で泊まった。
雨は14時過ぎから降り始めて19時頃にはあがった。
夜には満天に星空が広がっていたが、次第に雲に覆われて真っ暗になってしまった。
今日は登山は中止したので、6時過ぎまで寝ていた。
朝方あまりに蒸し暑くて目が覚めた。

ここはトイレがあるし、docomoが圏内なのだ。
倉手山はマイナな山なので駐車場もガラガラ。
ここは飯豊山登山の拠点として車中泊出来る貴重な駐車場だ。
飯豊温泉や集落からも離れていて誰の邪魔にもならない。
朝食を済ませると飯豊温泉に行って昨日に引き続き飯豊温泉周辺の調査を行うことにした。

 

倉手山ブナしずく

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飯豊温泉手前の水場
玉川の橋手前の左手にある。
ちいさな看板しか設置されていないので、注意していないと気付かずに通りすぎてしまう。
ここの場所は倉手山駐車場の案内地図に書いてあった。

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倉手山ブナしずくと呼ばれる水場。
コンクリの側溝に埋め込まれた塩ビ管からこんこんと湧き出ている。
水量は多くて冷たい。

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冷たくて非常に美味しい。
これは貴重な水場だ。
倉手山登山口の駐車場から車で5分程度の距離なので、水がなくなったら気軽に汲みに来れる。

 

飯豊温泉(天狗平)周辺 いいでおんせん  てんぐだいら

周辺地図

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今日再び飯豊温泉までやって来た。
昨日は土砂降りの雨に遭ってほとんど調査できずに引き上げてしまった。
ここは湯ノ沢ゲート手前の駐車場。
駐車場は3箇所あって、一番下が大きくて、真ん中が小さめ、ゲート前は僅かとなっている。
一番下にバス停あり。
ここから天狗平ロッジと飯豊山荘はすぐ。
飯豊温泉周辺はdocomo圏外。
駐車場にトイレ、水場なし。
トイレは飯豊山荘のものを使わせて貰う。(たぶん)
水はあらかじめ手前のブナのしずくで汲んでおくと良い。

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山の神が祀られていた。
神様も好きだね。

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丸森尾根(まるもりおね)登山口

登山ポストあり。
飯豊山荘の向かい側あたりにある。

 

天狗平ロッジ

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入口にロープが張られていて一般車は進入不可。
先ほどの駐車場に停めて歩いてくる。

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天狗平ロッジ

1F部分がコンクリートで出来た丈夫な建物。
素泊まり 1,500円(高校生以下は無料)
食事の提供はなしで自炊する。
食事とお風呂は、近くの飯豊山荘を利用する。

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ロッジの奥の芝生の広場がキャンプ場となっている。

利用料 一人500円

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ロッジの1F がキャンプ場の炊事場となっている。
大きなテーブルが置かれていてここで食事も出来る。

登山基地 天狗平ロッジ - 山形県小国町 - 白い森まるごとブランドポータルサイト
飯豊連峰登山口の天狗平にあり、登山者のベースとして利用されています。登山や温身平トレッキングの拠点として、グループでの森林体験の場としてご利用ください。

 

飯豊山荘

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駐車場から近いところに飯豊山荘がある。
外来入浴(午前10時から午後7時まで 500円)と食事が可能。
入口は奥の茶色い建物の方にある。

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1F 部分が休憩スペースとなっている。
トイレは休憩スペースの奥のドアから入って内トイレを使わせてもらう。

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奥の建物。
階段を上がって左手の受付で入浴料を払う。

おぐに白い森「飯豊山荘」 総合案内
山形県小国町の交流施設のご紹介

 

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先ほどの駐車場の奥の方(ゲート側に近い方)にある駐車場
こちらは少し小さめ。

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ゲート前にも数台ほどの駐車場がある。

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ゲート前には登山届出所という立派なコンクリート製の建物がある。

中には登山届けの用紙とポストが設置されている。
夏休み期間中は、地元のボランティアの方が居て案内などを行っている。

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湯ノ沢ゲート

これより一般車進入禁止。

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湯ノ沢に架かる橋を渡った右手に梶川尾根(かじかわおね)登山口あり。

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暇なので温身平(ぬくみだいら)の方まで歩いてみることにした。
雨上がりの道であちこち泥濘んでいる。

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ヤチダモ(モクセイ科トネリコ属)

幹周   465cm
樹高   34m
推定樹齢 200年(平成20年現在)

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道路にマンホールがある。
よく見ると情報通信と表示されている。
地中に通信ケーブルのトンネルがあるようだ。

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温身平(ぬくみだいら)分岐

奥がダイグラ尾根、右が石転び沢、左が河川敷、手前が飯豊温泉方向。

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石転び沢方向

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看板のところで記念撮影。
分厚いガスに覆われていて何も見えない。
今日は登らないで良かった。

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温身平から石転び沢方面へ5分ほど歩くとブナしずくと呼ばれる水場がある。

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地面から水が湧いていた。
手で掬って飲んだら冷たくて美味かった。

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温身平分岐から河川敷方向に歩くとトイレあり。

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さらに進むと河川敷に出る。
向こうの方に取水口が見える。

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温身平分岐からダイグラ尾根方面へ歩く。
梅花皮沢(かいらぎさわ)に架かる橋。

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橋から梅花皮沢の様子を見る。

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なおもゆくと林道の終点となった。
これより奥へは登山道が延びていたが、サンダルだったので引き返すことにした。

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ああ、フィトンチッドがいっぱい。

 

気がついたらこんな時間となってしまった。
まだ登山道具の準備を全くしていないので、今日はこれでおしまい。
明日から2泊3日で飯豊山を登ることにする。
丸森尾根から登って杁差岳(えぶりさしだけ)に寄り道して飯豊山まで行ってダイグラ尾根で下山する予定。
さあて明日もまだ大気は不安定らしいけど、早起きして一気に稜線上まで上がってしまうことにしよう。
あとは天気次第だ。

 

おわり

コメント

  1. 一式陸攻 より:

    隊長、生きていますか?
    東北もゲリラ豪雨と異常気象で暑そうですね。

    ブログの更新、楽しみにしています。

    隊長のグルメや東北地方の感想が聞きたいな!

    • karaage より:

      一昨日は急な大雨で凄かったです。
      そのうち機会があればします。

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