こんにちは。からあげです。
お盆を過ぎて若干涼しくなったように感じる。
暑さに体が慣れたせいかもしれない。
今日は、残りの境界杭探しを行った。
残りは3本。
ここで秘密兵器を投入することにした。
折りたたみスコップだ。
折り畳めて携帯に便利。
資料を挟んだバインダー、コンパス、目印付きロープ、折りたたみスコップ、軍手を用意して登山靴に履き替えた。
携帯に便利な折りたたみスコップを車に積んでいたが、今回いよいよ実戦投入されることになった。
やはり100均のスコップに較べて遥かに大きく、力が入れやすくて扱いやすい。
ただ、折りたたみ機構のストッパーのねじが自然と緩んできてしまうので改良が必要だ。
アルペンのアウトドアブランド名「サウスフィールド」のものだ。
998円と安い。
何度か石に当てたり、木の根っ子を切断するため思いっきり力を入れても凹んだり歪んだりしなかった。
意外と頼りになる。
さて残りの3本を探すことにしたのだが、早くも一本目から見つからない。
3年前に地籍調査をしたばかりなので杭が抜けて紛失したとは考えにくい。
しかし、なぜか見当たらない。
隣の杭からの方位、距離を計ってそのポイント付近の落ち葉をどかし、表土を削り取っても杭の頭が見えてこない。
煮詰まってきたので他の杭を探すとまたもや見つからない。
冷静になってふと見ると、杭の頭が見えていた!
その杭の隣の杭も見つかり、残り1本となる。
今度は、反対側から攻めてみる。
だが見つからない。
どうしても見付からなかったので、また今度にすることにした。
ところで昨日、前からずーっと欲しいなと思っていた物を拾った。
欲しくて欲しくて堪らない、というほど熱烈に欲しかった訳ではないが、あったら便利だろうなというもの。
折りたたみ椅子だ。
いつものねぐらに戻るとふと片隅に置かれてある。
広げたままにしてあったので、休んでいてふっと車に乗って帰ってしまったんだろう。
今朝になっても持ち主は現れる気配はない。
正直なところ、このまま貰ってしまうか。と考えたけど、いや待て、ここでドロボウして貰っても使う度に嫌な思いをすることになると考えた。
だから警察署に届けることにした。
悪の巣窟に出向くのはあまり気が進まないが、このまま放っておいたら勿体無いので持って行くと、窓口におねーちゃんがいた。
久しぶりに女性と話して楽しい楽しい。
椅子と引き換えに拾得物の預り証を貰う。
通常、拾得物は3ヶ月間は警察署で保管し、その間に持ち主が名乗り出なければ、拾得者が権利を得ることが出来る。
3ヶ月以降から2ヶ月間のうちに拾得物の預り証を持っていけば、拾得物を貰うことが出来る。
ただし、平日の0815~1715までというお役所仕事。
遠方の人間で高価な物でなければ、まず取りに来ることはないだろう。
その2ヶ月が過ぎると、管轄の市役所に移され、その内処分される。
処分とは廃棄物として捨てられるのか、拾得物の青空市みたいなもので換金されるのかは分からない。
多分、持ち主は現れないだろうから、3ヶ月経って近くを通る時に貰いに行くことにする。
私は絶対に忘れることはないし、預かり証を紛失することもない!
ひょっとしたら付近に住んでいるかもしれないし。
たかが2000円もしない折りたたみ椅子だが、こうやって合法的に手に入ると思うと嬉しい。
検索してたら楽天でなんと798円だった!