おはようございます。からあげです。
今日は台風接近のため雨が降っている。
明日もおそらく雨だろう。
ところで最近自分でも驚くことが起きた。
2年数ヶ月前に買ったジョギングシューズのアウトソールが剥がれてきたので、接着剤で補修して騙し騙し履いていた。
しかし、2年数ヶ月前に購入したとは言え、そんなに続けて履いた訳でもなく、耐用を越える距離を走った訳でもない。
それなりにメンテナンスして履いてきたのに、剥がれてくる。
どうにも我慢できなくなって、苦情のメールを送っておいた。
するとシューズメーカーから電話が掛かってきて、原因調査の為、シューズを送って欲しいと言ったので、着払いで発送した。
この時点では、向こうは謝ることはせず、こちらもメールで経緯を説明しているので、強気で攻めて口に出してクレームを付けることなしに電話を切る。
この電話でのやりとりで、向こうは手間を取らせることだけを詫びたのみ。
本当にあっさり。
そしてシューズが到着した翌日、見覚えのある番号から電話が掛かってきた。
この時、第一声を聞いただけで、勝利を確信した。
向こうが低姿勢でソール剥離の原因を説明し詫てきた。
そして続けざま、商品代金の全額をお返ししたい、と言ってきたので、随分と履いていたものだから全額受け取ると不当な利益を得てしまう、と返事をすると、当社の規定で全額お返しすることになっています、とのこと。
それならばということで、あっさりと受け取ることにして、口座番号を連絡しておいた。
連休明けにも商品代金の全額11,000円が振り込まれることだろう。
なんでこんな事書いたかといえば、儲けたラッキーと言いたいわけではなく、状況に納得出来なければ、相手方に事情を説明すれば問題は解決に向かい、すっきりとして自分に自信がつく、ということを言いたいのだ。
私は今までクレームを付けるということをした記憶があまりない。
アウトドア用品で普通の使い方をして大して使っていないのに壊れても、こういうもんだとか、ちょっと雑に扱ったかな、と自分の落ち度を無理やり認めて終わりにしていた。
または、こんなクソメーカーの物は今後一切買わないと怒ってた。
クレームを付けるということは、経緯をはっきりと先方に伝えないといけないし、自分の思い通りに事が運ぶとは限らない。
面倒だから自分で勝手に脳内で完結させていた。
しかし、心の奥底ではそんな自分に嫌気がさしていたに違いない。
こういうことの繰り返しで自分に自信が持てなくなり、周りからの無責任なアドバイスに振り回されて自分の意見を持てないまま、自分で自分をダメにしていた。
ダイアーを読んでいる影響だろうか。
今回はスムーズに行動に移すことが出来た。
自分より年上と思われる落ち着いた話しぶりのお客様相談室の人には感心した。
出来る男を思わせるスムーズな対応。
一流スポーツメーカーの消費者に相対する最前線の部署で働くことは、いかに過酷でストレスフルな環境だろうか。
あまり無理をせず、健康な心身を保ってもらいたい。
以前から思っていたが、もう最新のランニングシューズを買うのは止めようと思う。
以前、「BORN TO RUN」という本を読んで、いかに現代のシューズがランナーにとって悪いか分かったので、安い4000円くらいのクッション性のあまりないシューズにしようと思う。
今回の件は全く影響ない。
弾力性が走りをおかしくしているということに気づいたからだ。
走りこめば自然と足が強くなって、クッションなんていらなくなる。
クッションがあると逆に疲れやすく、怪我をしやすいことに気づいた。
だから安いシューズで十分だ。
追記(2016.1.6)
これがアウトソールが剥がれたアシックスのジョギングシューズだ。
片方の踵部分のアウトソールが剥がれてしまった。
アウトソール剥がれてミッドソールがむき出しとなった。
アウトソール内側
綺麗にベロンと剥がれてしまっている。
アウトソール外側
若干片減りしている。
このジョギングシューズのソールの剥がれから約2年後、ようやく原因が分かった。
それは長期間寒暖の差が激しい車内で保管していたからだ。
特に夏場、直射日光の直撃を受ける車内環境は過酷で、ソールの接着剤が劣化してソールが剥がれてきてしまう。
購入してそれほど経っていない丈夫な作りの登山靴でもソールの剥がれが起こった。
登山用品店に持ち込んで見てもらったところ、ソールの剥がれは車内保管が原因であることが分かった。
当時は原因が分からず、製品の不良だとばかり思っていた。
長年アシックスのジョギングシューズを愛用していただけにショックだった。
この度、原因がようやく分かって安心したと共に、メーカーのアシックスさんには申し訳ないことをしたと思う。
あれから2年が経過してしまった。
この場を借りて謝罪したいと思う。
自分の不適切な保管でソールを剥がしたのに、製品不良を疑って申し訳ありませんでした。
アシックスのジョギングシューズは最高です。
コメント
本当に欠陥があった場合、メーカーにとっては
二度とこのメーカの製品を買わない と思われるのが一番怖いことで
クレームをくれたら欠陥の原因を究明して製品開発に生かせたり
お客様から生の声を聞けたりするので得るものが大きいです。
最近は量販店が増えて客との接点が減っているということもあります。
もちろんただのクレーマーと判別して対応しないといけませんが。
失敗例がカネボウですかね。
AUTHOU: からあげ
>retire2Kさん
メーカーとしては長持ちし過ぎても買い換えてもらえ
ないし、直ぐに傷んでしまうようではクレームが付く。
そういうさじ加減について徹底的に研究をしているの
ではと思うこともあります。
実際、家電製品はそんなんですし。