こんにちは。からあげです。
今日は朝から雨が降りそうでなかなか降らない天気。
朝食を終えて後片付けをしている最中にポツポツと雨が降り始めたんだけど、直ぐに止んでしまい、その後も降ったり止んだりの繰り返し。
昨日からずっと体の疲れが取れていないし、気分が乗らないので、ここは心の声に従って作業を止めることにした。
ところで少し前にロケットストーブの燃えが悪いと書いたんだけど、今は非常に良好になっている。
特に弄った訳ではなく、いろいろ検討した結果、単にロケストの扱いが悪かっただけという結論に達した。
多少、薪が湿っていたかもしれないが、長期間、便利な実家で生活を続けていて野生の勘が鈍ってしまったようだ。
点火の仕方も悪く、焚口に目一杯薪を突っ込んでみたり、薪に火が燃え移って火力が増す前に新たな薪を入れたり、なんてこともしていた。
しかしそのようなことも数日間だけで、今では考えることもなく、手早く着火し火を安定させて放置出来るようになった。
日常生活でのご飯の煮炊きや湯沸かしなど、ロケットストーブに大変お世話になっていて、今ではロケストなしの生活はもう考えられないまでになっている。
2月の大雪の時は雪に埋もれてしまって稼働させることは出来なかったが、代わりにカセットコンロの有効性を再確認することが出来た。
だからここでロケットストーブとカセットコンロの使い分けの参考になるようにそれぞれの長所を書いていこうと思う。
ロケットストーブの長所
ペール缶2段式のロケットストーブ
現在、稼働を始めて4ヶ月が経ったところ。
火力が強い。
薪の種類や太さを変えれば火力は思いのままに操ることが出来る。
意図的に強火にすれば煮炊きだけではなく工作にも利用できる。
燃料代がタダ。
これが最大の長所とも言えるかもしれない。
労力さえ惜しまなければ、タダ。
薪のもとはそこらじゅうに落ちている。
心身ともに温まる。
焚口から炎を見ていると癒される。
そして遠赤外線により体も温まる。
複数の鍋を載せられる。
五徳の形状を工夫すればいくつかの鍋を同時に載せることが出来る。
調理時間短縮になる。
寒さに強い。
寒い朝は点火しづらいこともあるが、火の勢いが増せば衰えを知らなくなる。
先人たちは火によって寒さをしのぎ生き延びてきた。
カセットコンロの長所
前室での煮炊きの様子。
積雪や雨、強風などの悪条件下ではカセットコンロが活躍してくれる。
屋内で使用できる。
雨の日や風の強い日などはテント内で使用出来る。
一酸化炭素中毒には注意して換気口を空けておけば問題ない。
手軽に使用できる。
カップ1杯のお湯を沸かすなど、ちょっとだけだけ使う時は便利。
火の後始末も楽だし、直ぐに火が安定するなど、非常に扱いやすい。
一定の火力を保つことが出来る。
長時間弱火で煮込むなんていうことが得意。
常時張り付いて世話をする必要がないので、非常に楽。
煤で汚れることがない。
煙や煤が出ないので、小奇麗な場所で使っても周囲を汚すことはない。
鍋の汚れも少ないので洗い物が楽。
持ち運びがしやすい。
携帯性に優れているので、キャンプの時や花見シーズンには大活躍。
非常時の備えとしてボンベとセットで置いておけば心強い。
以上それぞれ5つずつ長所を挙げてみた。
双方を比べると楽しさでは断然、ロケスト。
メイン使用はロケストで、悪天候時などはカセットコンロを使えば快適な野外生活?を送ることが出来る。
それぞれの短所は敢えて書かない。
短所を指摘しても何も良いことなんて起こらない。
どんなものにも短所は存在する。
万能なものなんてあるわけない。
簡単、便利を選ぶと急につまらなくなる。
今の時代、無味乾燥、面白みがないのは便利過ぎるため。
便利過ぎる道具は面白みがない。
短所が個性となる。
便利な道具を使うと、一つ大事な能力が失われる。
自然の摂理では、必ずプラスマイナス0となるようになっている。
便利なものを使用すれば、出来ること、行動範囲が広がるが、確実に大事な何かが失われている。
だから、便利過ぎることがないように意識して多少不便な生活を送っていこうと思う。
(などと便利なパソコンに齧りつきながら書いている。。。)
おわり
コメント
下の段のペール管の周囲の温度はかなり上がりませんか?
上段と下段の接合部にガムテを貼ってあるのが燃えないか心配になります
火起こしに苦労したりすると、それだけ飯がうまくなることを
今の人は知らないのかもしれませんね。この苦労も度を越す
と楽しくなくなるのですが、度を越さないように人間には知恵
がある。からあげさんは心の声に従っているそうで、なるほど
とおもいます。
>無職さん
煙突のパイプとペール缶の隙間には断熱のためにパーライト(園芸肥料)を入れていますので、強火でも触ってみると温かいと感じる程度です。
どうもありがとうございます。
>苦労は楽しいさん
毎日家族のために薪でご飯を炊くとかお風呂を沸かすとなると大変でしょうね。
昔の人はなぜ、食べ残しをせずに間を開けずに入浴するのかが分かります。