ガルバリウム波板の張り付けなど

こんにちは。からあげです。

 

今日は朝から曇りの天気でほどよい気温のもと快適に作業できた。
天気予報では明日から雨のようす。今日中に頑張って波板を張ってしまうことにする!

ガルバリウム波板の張り付け

本日の作業
鼻隠し取り付け・位置調整、屋根材の下地取り付け、ガルバリウム波板の張り付け、破風板試しに取り付け

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まず、昨日水性ペンキで塗装しておいた鼻隠しを取り付ける。

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続いて波板の下地となる横桟を取り付ける。
南側の一番高いところから取り付けた。
横さんを端っこに寄せ過ぎると、取り付けの強度が落ちるような気がしたので、あえて少し離してみた。
まずは仮置きして間隔を検討してみる。

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横桟は半分くらい廃材を利用する。
購入したものは幅50mm厚さ25mm長さ4000mm弱のアカマツ材5本
ホームセンターにしては微妙に高かった。
短いので端材を継ぎ足して使用した。

横桟は垂木位置に55mmのスリムビスを2本ずつ打って取り付けた。

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今回購入した波板はガルバリウム波板16枚
普通のトタン板より耐久性があって太陽光を反射するハイテクなものらしい。今回思い切って購入してみた。
まずは南北方向に波板を仮置きして重なり幅がどれくらいになるか確認する。
購入したのは7尺(2,120mm)でかなりの余裕がある。奮発して良かったと思った瞬間。

ガルバリウム波板

耐食性に優れ、亜鉛メッキ鋼板より3~6倍の寿命を誇ります。耐熱性、熱反射性に優れています。小屋や獣舎などに使用されます。住宅など屋根、外壁にも使用されます。

COMERI.COM通販サイトのページより

 

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横方向にも並べて確認する。
2.5山重ねても余裕がありそうだ。

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下に降りて遠目でチェックする。
波板の張り付けはやり直しが出来ないので慎重に確認する。

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釘はガルバリウム波板専用の41mmスクリュー傘釘を使用する。
抜けにくいように螺旋状の溝が付いている。
この釘を3山~4山(重なり部分は2山)毎に打っておいた。

釘打ちは失敗しても釘抜きは使用出来ない。
傘部分をプライヤーなどで挟んで左回りに回しながら引っ張って抜くことになる。

 

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横桟は全部で8本入れたが等間隔とはしていない。
(実は計算が面倒だった。)
端っこの方を若干間隔を狭くする可変システム(業界初!)を導入した。
風の影響を受けやすい端の取り付け強度が上がるということに今気がついた。

横桟の間隔は400mm~600mm
下地の準備が終わったところで意を決して釘を打つ。
もう後戻りは出来ない。
私の人生にもあったような気がする。

振り返るな!前だけを見て突き進め!!

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高い方の軒先は50mmほど出しておいた。
あまり出すと風に煽られて釘が抜けたり波板がバタ付いたりしそう。ほどほどの控えめにしておいた。

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低い方の軒先は150mm出した。
背後に杉檜が生えているので冬期の季節風の影響が少ないと判断した。
もしバタバタするようならハサミでカットする。

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気になっていたことがついに現実のものとなる!!
なんとしたことか、横桟固定ビスに当たって傘釘が入らない。
斜めにして打ち込もうとするが、斜めすぎると隙間が出来てしまう。そこでやむなく隣の山に打つことにした。
スリムビスとはいえ頭が大きいので邪魔になる。
釘穴は布テープを貼っておいた。
(布テープは耐候性に乏しくすぐにボロボロになった。あとからアルミテープを貼って穴を塞いだ。アルミテープは耐候性があって半年くらいは保つ。)

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普通の傘釘

釘はガルバリウム波板専用傘釘1キロ入り(約350本)1箱を購入していたものの、
思いのほか消費が多くて途中でなくなってしまう。ストレート38mmの傘釘を打つことになった。
単にグレーに塗装したストレートの釘なので強度と耐久性が劣ると思われる。

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波板を張り終えたところ。

波板の重ね幅は縦方向に380mm、横方向は2.5山(最後の方は少し余裕があったので3.5山とした。)
釘は3山~4山毎に打ち付けた。
打ち始め横桟の位置をマークをせずに目見当で打って下地を外したところがいくつかある。
さらにガルバリウムはシルバーで光をよく反射するため、作業途中で目が疲れてきて何本か打ち損ねた。
日差しのない今日でもかなりキツかったので、晴天の日はサングラスが必須と思われる。

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高い方の軒先の波板に随分と隙間が出来てしまった。そこで鼻隠しを上げて隙間を少なくしてみた。
これで雨水の侵入が防ぐことが出来るのではなかろうか?

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高い方の軒先を見上げる。
屋根自体が歪んでいるためか波板の端が揃っていない。
これも味ということにしておこうか。

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こちらは低い方の軒先。
これといった防水処理はしていない。
ルーフィングは野地板合板から10mm出しただけ。
(サイズがギリギリだった。)

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両サイドの波板は3山程度出している。
曲げて垂木に釘で止めようと思っていたが、試しに破風板を取り付けてみたらいい感じになった。
端材を使うので何本か繋ぐ必要があったが。(端材は資材置き場から漁ってきたもの)
これを見た感じ水切りの取り付けは不要と思われる。

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北側から山小屋の様子を撮影する。
屋根の色が目立ち過ぎる他は問題ない。
山林内に突如現れた光る物体は一体なんなのか!UFOか?
 
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今日の作業はこれまで
3時過ぎに作業を終えて後片付けを行った。

 

本日の作業ポイント

横桟の取り付けはルーフィングを貼り付けてからとなるので、ルーフィング貼り付け時下地の位置をマークしておく。
波板の張り付は失敗すると釘穴が空いてしまうため、あらかじめ下地の位置波板にマークしてから注意して行う。
新品の波板の上は勾配が緩くても非常に滑りやすい。(できれば地下足袋を履いた方が良い。)
ガルバリウム波板は光を反射して非常に眩しい。晴天の日はサングラスが必須

 

今日、波板を張り終えて屋根が完全防水となってくれた。
屋根の上での作業は初めのうちはグリップの良いルーフィングの上を歩くことが出来たので問題なかった。
ところが最後の方になって波板の上を歩くようになると途端に滑りやすくなって作業効率が落ちた。
滑りにくい靴底の安全靴だから良かったものの、膝を付くと滑ってしまったり、道具を置くと下に滑り落ちてしまったりとかなり厄介だった。

波板の張り付け作業は簡単だが、重ね幅や釘を打つ間隔などのコツが分からないので、ずいぶんと考えた。そのとき実家の物置の解体作業を思い出した。
ネットで調べれば直ぐに分かるが、それでは面白くない(パソコンを起動させるのが面倒なこともある)ので自分で考えた。
そのため鼻隠しの位置調整が必要となってビスを打ち直して、無駄なビス穴がいくつも空いてしまった。しかしそれくらいでは雨漏りしないだろうし、これも勉強だと思って試行錯誤で作業を行っていく。

ほかにも床のコンパネに下地がないところが多いので、補強材と称する木を入れてゆく必要がある。
しっかりとした図面があれば、このような無駄な材料を使わないで済むが、初めての山小屋だから仕方ない。(素人では図面があっても図面通りに作るのは不可能)

なんでこうもあれこれ引っかかってしまうのか、自分でも驚いている。
逆に初めからすんなりと事が運んでしまうと考えることをしなくなるだろうから、これで良しとしようか。

計画どおりに進まないセルフビルドって本当に面白い。

コメント

  1. かなぶん より:

    以前TVで見たんですが、真夏は暑いんで、トタンの上に、アルミの空き缶に適当に穴を空けて、釣り糸で縦に数珠つなぎしてトタンの上に並べる、ずり落ちないように全体的か、部分的に、ヘチマ網などを被せておく。
    そうすると、太陽光がトタンの手前のアルミ缶に当たって、屋根と屋内が暑くならないそうです。
    アルミ缶は穴が開いているのでそこで対流が起きて篭る事はない。
    それと、床下ですが、ビニールシートか、廃品の発泡スチロール板を敷きまくると床下からの湿気がだいぶ防げます。石で重しすればよい。
    完全でなくてもかなり効果があると思います。耐久性や、シロアリを考えたらやった方がよいと思います。
    それか、太陽光発電で回りっぱなしのミニ換気扇みたいなものを1台取り付けて、床下に絶えず空気を送り込む。
    どうせなら、床下収納も作って、簡易冷蔵庫にしたらどうでしょうか?熊が出てもいいように、石で周囲と、ふたをしてみては?
    一考してみてください。

  2. からあげ より:

    >かなぶんさん
    どうもいろいろとアイデアありがとうございます。
    また検討してみます。

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