こんにちは。からあげです。
今日も天気との一進一退の攻防が繰り広げられた。
雨があがって明るくなると、ブルーシートで囲われた小屋内は蒸し暑くなってくるので、シートを外す。
すると風が吹き抜けて気持ち良い。
作業に集中しているといつの間にやら雨雲がやって来て突然雨が降り出すこともある。
そうすると再びシートで囲うことになる。
直ぐに雨が止むこともあるし、意外に長く降り続くこともあって全く天気が読めない状況だ。
その都度シートを付けたり外したりしていて、精神修行の場と化している。
夕方、雨が降っている中で夕飯の準備をする。
ロケストは火力が上がるまでは立消えしやすいので、付き添う必要がある。
(そんなにヤワに育てたつもりはない)
屋根下にいる時間が長く、気分は冴えない。
本日の作業
鋼製束4本取り付け、床の合板継ぎ目に補強材取り付け、ロフト東側に窓枠作成、1F南側にアルミサッシ仮置き
シートに覆われているとブルー一色となって鬱陶しいので、シートを外し小屋内に明かりを取り入れる。
工事現場っぽくなるので、ブルーシートは好きではないが、安価なので已む無く使っている。
まずは鋼製束を根太の下に入れることにする。
鋼製束設置で使用する道具
車載ジャッキとハンドル
モンキー&スパナ、
小さいスコップ
水平器
木槌
まずはジャッキアップポイントの補強を行う。
根太の間に適当な長さに切った、束柱と同じ90mmの角材を入れる。
北側の方は根太の間隔が狭くなっていて、手では入らなかったので、ジャッキで軽く広げてから叩き込んだ。
角材の取り付けは両側から90mmのビスでがっちりと固定した。
鋼製束に下敷の木を取り付ける。
木なので多少凹むかもしれないが、ブロックと根太に接触する面積を広くとって力を分散させる作戦をとることにした。
名付けて枕木作戦だ!
鋼製束を取り付ける場所に重量ブロックを設置する。
小さいスコップで地面を整地し微調整する。
水平器を当てて大体良ければ、鋼製束を軽くかます。
そして、その隣にジャッキをセットし、根太を軽く持ち上げる。
あまりやり過ぎると、バランスが崩れて他の束柱に余計負荷が掛かってしまうおそれがあるので、あくまで束柱の補助として支える程度に留める。
4箇所に鋼製束を取り付けたら、再度4本それぞれの鋼製束の中央部を締め込む。
(4本の締め具合を同じにする)
一度外に出て小屋内の床面に水平器を当てて狂いがないかチェックして、良ければ鋼製束のロックナットを締めておく。
(2個とも中央寄りに締める)
取り付けた感じ狂いはないようだが、あまりに鋼製束が貧弱に見える。
これは支え棒なので、地震などの横揺れにはまったく効果がない。
今後も定期的にチェックして様子を見ていこうと思う。
床下に潜ったついでに床材の合板の継ぎ目に下地がないので、補強を兼ねて2×4材を取り付けることにした。
片方は横からビスを打てるが、もう片方は斜め打ちとなる。
今回は小屋の中央部の継ぎ目に全て補強材を入れて上から50ミリの釘を打ち付けた。
歩くと多少音と感触が違うので、床面の剛性が上がったような気がする。
続いてロフトの東側サイドに窓を付けることにする。
材料節約の為に2×4材を縦半分にカットして2×2材を作ってみた。
横と違って縦は丈夫で切りにくい。
縦挽きのノコギリは持っていないので、折りたたみ式の万能ノコでカットする。
汗をかきながら80センチ程度の材料を2本作成した。
合板をくり抜くと随分ロフト内が明るくなった。
手間が掛かったが、後から作業することを考えたら簡単だ。
1F南側の窓枠に実家から持ってきた大きいアルミサッシを仮置きしてみる。
またもや随分と大きめにとっていたので、余分な材料が必要となる。
これは日当たりの良いメインの窓となる。
ガラスは曇りガラスで外の景色が見えないので、そのうち交換するかもしれない。
アルミサッシをゴソゴソと弄っていると3時となったので作業を終了とした。
最近、ずっとオーバーワーク気味なので、今日は時間通りに作業を止めた。
昨日も小屋で寝たが、少し雨音が気になる。
その他は今のところ問題なし。
ロフトの窓から周りが良く見えるので、気になる音がしたら直ぐにチェック出来るのがいい!
今までは何だろうなと、テントの中でずっと考えていたりした。
丈夫な壁に囲まれているので、安心感がまるで違う。
いつまでもテント暮らしをするわけにはいかないから、もうひと頑張りしてさっさと小屋を建ててしまおうと思う。
そうすればあとは好きにできる!
コメント
あともうひと頑張りで立派な小屋の完成ですね。
鋼製束はの存在は初めて知りましたが、なるほどネジで高さ調整ができるようになっているんですね。
地震対策にはならないかもしれませんが、確実に床の強度はアップしたでしょう。
石垣も雨に濡れていい雰囲気ですね。周りにあじさいでも植えたらパーッと明るくなりますよ。
束が傾いているのはしかたないですよね。いまさらどうすることもできませんから、
気ににしないのが一番ですね。
ある程度の傾きであれば、束とブロックの固定を外してから、車載ジャッキで持ち上げて束とブロックの間に板を挟めばなおるでしょう。
耐震性の綿では、この小屋は大きな箱のようなもので一般家屋と違い面で支える2x4構造ですから、
かなり耐えてくれると思いますよ。それこそ直下型の突き上げるような地震でもない限り倒壊なんてありませんね。
基礎と束が貧弱なのも言い換えてみれば柔構造とも言える。束の柔軟性が、地面からの揺れを小屋の上部分につたえず小屋の倒壊を防いでくれると思う。
柔構造は建物全体で柔らかくしなやかに外力を受け流す構造です。
この建物は柔構造ではありません。
束が倒れないように基礎から上を補強しないと地震に耐えられない。
一人で作ってるんですよね
ほんとすごいです尊敬します
事故やケガに気をつけて小屋作りがんばってください!!!
ブログ楽しみにしてます!!!
ガンバレ~~~!!!
ず~と、コメントを読んでいますが、書き込みの一位が地震の心配事。私も地震は恐いと思います…が、直ぐに地震が発生するのでしょうか???、転ばぬ先の杖は確かに必要でしょうが、過ぎ足る心配は害でしか無い事をご存知でしょうか。
セルフビルドの良さは、都度修正を加えられる事。都度、変更が可能な事。2×2の小さな小屋なので、普通の住宅とは条件が大きく異なっていると私は思いますが…
お疲れ様です。
束柱補強のイメージです。
あまり材料を使わない方法を考えてみました。
できればXY方向に補強できればよいかと思います。
斜材のイメージです。
横揺れに対して効果があります。
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| | / /金具で固定
| | / /
| | / /斜材
| |/ /
| | /
| |/金具で固定
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柱を太くするイメージです。
柱の底面積を大きくして倒れにくくします。
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| | |柱は床下まで必要
------貫通ボルト
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------貫通ボルト
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|基礎増し打ち
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採用するかどうかはからあげさんにお任せします。
床下もパネルで補強するアイデアもあるのですが、
通気性を考えると床下は塞ぎたくないですよね。
ではがんばってください。
今日もお疲れ様でした。
床下の補強はとりあえずこれで一安心と言ったところでしょうか。
でもまだ重量がかさんでいきますし、特に漆喰を塗る頃にはもっと重くなると思うので、そのときに沈下の状況をまた把握する方がいいと思います。どんな家でもメンテナンスは必要ですよね。
それにしても毎日作業して毎日ブログにアップと言うのは誰にでもできる事じゃないと思っています。(暇なときでもブログをさぼる私です)
さすが規則正しく生活する元船員という事でしょうか!
でもときどきは休んでください。
私も小屋作ってますが、別に倒れてもいいじゃないですかw
2x4でこの大きさなら、倒れても潰れて中の人間が死ぬことはないです
倒れたらまた建てりゃいいじゃんという気持ちで作ってますよw
から揚げさんの生き方を支える精神的支柱はなんですか?
さて今日もからあげさんのブログを読んで、この小屋は柔構造だとか地震が起きるって決まってるのでしょうか?とか適当なことを書き込んでくるとしようか
おわり
>みなさん
本当に建築って奥が深いですね。
今でも素人が適当に作ってもなんとかなると思っていますが、細部は問題だらけですね。
そこがまた面白いところです。
今後とも頭を絞っていろいろ考えたいと思います。