こんにちは。からあげです。
今朝は非常に生暖かった。
夜中でも気温は氷点下まで下がることはなく、薪ストーブの火力を抑えてもロフトは熱帯と化していた。
外に出てみると月明かりで周囲は明るく、ヘッドランプなしでも歩けるほどだった。
今日から再び冷え込んで来るようなので、水道の凍結防止や薪の用意をしておくことにしようか。
昨日は、図書館の帰りにスーパーに寄って食料品の買い出しを行った。
いつもと変わらぬ顔ぶれだ。
美味しそうな照り焼きチキンがあったので食べたくなったが、自分好みの味付けでないと我慢ならないので買うのは止めた。
3坪小屋の消火設備
ところで、今日は私の山小屋の消火設備に付いて書くことにしよう。
これが私がセルフビルドで建てた3坪(10m3)の山小屋だ。
雨露、風、寒さを凌げて、薪ストーブで暖を取ることも出来る、非常にコンパクトで機能的な家となっている。
電気、ガスはなく、水道は敷地内の片隅にあって、いつでも水を汲むことが出来る。
今のところ、火事が起きそうになったことはないが、山小屋の場所は下の集落から離れた山の中で、付近に消火栓や防火水槽はなく、万が一火災が発生した時は、消火に手間取る恐れがある。
そこで、今回の薪ストーブ設置を機に山小屋の防火対策を行うことにした。
普段、小屋で火を使うのは炊事と暖房するために薪ストーブを焚くときのみで、夏場は外でロケットストーブを使用している。
料理は揚げ物をすることはなく、稀に魚を焼くくらい。
よって電気火災や油火災はなく、木材や紙が燃える普通火災だけに備えるだけでいい。
ここでまず、燃焼について解説しよう。
燃焼(ねんしょう)とは、可燃物(有機化合物やある種の元素など)が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、比較的激しく酸素と反応する酸化反応のことである(ろうそくの燃焼、木炭の燃焼、マグネシウムの燃焼など)。
燃焼に必要な要素として、次の3要素が挙げられる。
1 可燃性物質
2 酸素
3 温度(火源)
可燃物が燃焼するには、3要素全てが必要となる。
逆に消火する場合は、3要素のうちのどれか一つをなくしてしまえば良い。
消火設備としては消火器が定番だが、高くて使用期限があるし、見た目だけでは使用可能かどうか判断出来ない。
それに地域の自治体では処理してくれないので、あとの廃棄処分が面倒となる。
簡易なスプレー式の消火器もあるが、それも当てにならない。
そこで私は古来から受け継がれている原始的な方法を取ることにした。
水バケツ
掃除用のバケツともなっているので、中には雑巾代わりの古Tシャツやタオルを入れている。
水は汚れていても消火能力に影響はない。
手間とお金が掛からずにいつでも用意出来る。
濡れ雑巾を火元に覆いかぶせると冷却と密閉効果を期待でき、燃焼3要素のうちの酸素と温度を同時に取り除くことが出来る。
ポリタンク
これは消火専用に用意した10Lの水だ。
この他に飲料水用の10Lポリタンクの中に幾らか水が入っている。
水バケツとポリタンクの水を合わせると約20Lの水を確保出来るが、それだけでは少々心許ない。
そこでさらにもう一つ消火設備を加えることにする。
消火用の乾燥砂を作る。
消火用の砂を用意する。
これは以前近くの林道の路面に溜まっていた砂を車で何往復もして持ってきたもの。
沓石の自作や捨てコンなどに使ってもまだまだ沢山残っている。
これならタダ!これを使わない手はない。
落ち葉を取り除いて表面を少し削ると混じりっけのない綺麗な砂が出てきた。
これをペール缶1杯分持って行く。
湿っている砂を広げて乾燥させる。
サラサラにして撒きやすいようにする。
乾燥砂
乾いた砂をペール缶の7分目まで入れると、重量は20kgほどになった。
外に置いておくと湿気そうだし、何かが住み着いてしまう恐れがあるので、いつでも使えるように薪ストーブの近くに置いて、小さなスコップを付けておく。
これ以上消火用の砂を増やすと、小屋の基礎が沈むなどして別の危険を招いてしまうかもしれない。
何事もほどほどが大事だ。
天日干しだけでは乾燥は不十分だったが、ストーブの脇に置いておいたら、よく乾燥してサラサラの砂になった。
これでバッチリだ!
乾燥砂による消火実験
乾燥砂を火元に掛けると、冷却・密閉効果で消火出来る、というのは知識として知っていても、果たしてどれほどの効果があるのか疑問である。
そこで試しに自分で消火実験をすることにした。
砂置き場からスコップ1杯の砂を持ってきた。
多少湿っているが、こっちの方が一層の冷却効果を期待できるだろう。
小さなスコップで火元にかけてみることにする。
外でダンボールや木切れを燃やす。
少し炎が小さいような気がするが、まあこれでいいか。
無駄に木を燃やすのは勿体無い。
上から砂を振りかけると簡単に消火出来た。
熱々のストーブの上から水を掛けると水蒸気が発生して周囲が見えにくくなってしまうかもしれないが、砂の場合は全く問題ない。
それに消化後の後片付けもし易い。
火事の場合は、水と砂を上手いこと使って消火することにしよう。
ロフトの緊急脱出口
寝ている時に火事になってハシゴで1Fに下りれなくなってしまった場合は、ロフトの壁のプラダンを蹴破り脱出する。
合板の壁は蹴破るのは無理だが、プラダンなら簡単に蹴破ることが出来る。
南側のロフトの窓は小さすぎて体が通らない。
これはプラダンの壁にしてから後で気が付いたことだが、部屋が明るくなる他に、こうした安全対策も盛り込むことが出来た。
これで丸焼けにならないで済む。
実際に火災が発生した時の消火作業の想定
万が一私の山小屋で火事が発生した場合、まずは水バケツや砂で初期消火を行う。
初期消火に失敗した場合は、消防に連絡して消防車を要請するとともに延焼防止活動に移ることにする。
火の手が回るとあっという間に山小屋は炎に包まれてしまうだろうから、むやみに近づくのは危険だ。
薪や木材などの可燃物を退かして、周囲の山林に燃え移らないようにする。
消防車が到着するまでの時間を何とか凌げばいい。
手元にバケツがあれば水道まで水を汲みに行って、小屋の周囲に水を撒く。
薪ストーブが暴走して火事になりそうな場合は、革手を嵌めて外にストーブを放り投げる荒業が有効かもしれない。
消防法により消火設備の設置が義務付けられているのは、ホテルやデパートの不特定多数の人々が出入りする施設のみで、一般家屋には設置義務はなく消火器などの設置が推奨されているのみ。
設備さえ整えていれば防火対策は万全という訳ではなく、日頃の心がけが大事だと思う。
いつ何時でも対応出来るように備えをしておこうと思う。
以前、私は酒タバコをやっていたが、泥酔した時のタバコの火の不始末が一番危険だと思う。
カーペットを焦がしたり、灰皿を火事にしたことがある。
今は常に素面なので、いつでも普段通りに行動できる。
お金の節約にもなるので、酒タバコは止めて良かったと本当に思う。
さあて更新は終わりだ!いつものPC作業をしようか。
おわり
コメント
どもです。
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見てみるとソコソコいい値段にもかかわらず忙しいのだそうです。女性なので縫い物主体なんですが使わなくなったカバンや財布化粧品も売ってます。一度ダウンロードして見てみてはいかがでしょう。絵なんかも売れるのでは?と思います。PC向けのサイトより間口はずっと広いと思え発展性も高いでしょう。雑貨をセンスよく作れたら女性に売れると思います。購買力は女性の方が上です。
販売の鉄則「貧乏人は貧乏人向けの商品を売ってはならない」のだそうです。
今の所どのアプリが良いのかは不明。
どうもありがとうございます。
売り主が価格決定出来るのは良いですね。
ヤフオクは、設定しないと安値で落札されてしまうことがあります。
欲しい人が値段に納得して購入できるシステムは良いと思います。