退職3周年~真の経済的自立を目指して

こんにちは。からあげです。

 

昨日もたっぷりと雨が降った。
波板に打ち付ける雨の音が一晩中小屋の中に響いていた。
そんな雨でもロフトの壁が付いているので、小屋の中が湿気ることはない。
去年の今頃は、まだ壁が無くて不快な雨の日を過ごしていた。
去年に比べたら凄く快適になっている。
そう言えば、一昨年はまだテント生活していたのだったな。

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一夜明けた今朝、周囲はガスに包まれていた。
湿気と気温が高くて、少し蒸し暑く感じる。
ここ最近は、どんどんと気温が上昇し続けている。
夏になる頃にはいったいどうなってしまうのだろうか?

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ご飯を炊いているとトカゲの子供が現れた。
カメラを近づけても全然逃げない。
子供の頃はしっぽを掴んでしっぽを切って逃げるトカゲを見て遊んでいた。
しばらく間、うねうねと動くしっぽがたまらなく不思議だった。
今は大人になって可哀想だと思うようになったので、そんな可哀想なイタズラはしない。
小屋の周りにいるアリをたくさん食べて欲しい。
応援しているぞ!

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先日取り付けた巣箱

設置した直後は、小鳥たちが覗きに来ていたが、今は全く見向きもしない。
鳥の鳴き声がすると巣箱の方を見るが、そこには姿はない。
ひょっとしたら私が見ていない隙にこっそりと家財道具を運び入れているかもしれない。
ここはもうしばらく様子を見ることにしよう。

 

退職3周年を迎えた心境

ところで、今日はめでたく退職3周年を迎えた今の心境を語ることにしよう。

私が会社を退職したのは、忘れもしない2013年(平成25年)4月12日だった。
あれから3年と少しの月日が流れた。
退職の件は3周年ちょうどの時に書こうかと思っていたが、トイレを作ったり抜根をしていたりしていて、なかなか書く暇がなかった。(暇人なのに)
タイミングを失してしまうと、書く気が失せてしまう。
今日はそのリミットだ。

先日、前の会社の社長から突然の連絡があった。

社長から突然の連絡
こんばんは。からあげです。 電話を終えたあと、急に疲れが襲ってきて頭が痛くなってきた。 それで昼寝することにした。 ここしばらくパソコンを弄り過ぎていたため体が鈍っていたのか。 寝袋に入って会話の内容を思い出す。 本当にあの返事で良かったの

 

せっかく船に戻ってこないかと言ってくれたのに、私はその誘いを断った。
社長のことは嫌いではなかったが、自分の思うように働けない雇われ仕事にとことん嫌気がさしていたからだ。

言われるままに働かねばならないし、好きでもない人間と一緒に仕事をしなければならないし、頑張って働いても給料が増えるわけではないし、つまり雇われの身の惨めな境遇が嫌になっていたのだ。
それで私は仕事を放り出して会社を辞めた。

 

私は寝太郎さんBライフに感化されて、自分も山林を買って小屋を建てて住もうと考えた。
あれから3年、今になってようやく小屋の設備が充実して快適に暮らせるようになった。

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私が小屋暮らしを選んだのは、自由が欲しいから。
支出を最小限に抑えて、なるべく雇われ仕事をしなくて済むようにした。
会社を辞めると安定した定期収入はプツリと途絶える。
ぬるま湯に浸かっていたサラリーマンが味わう最初の恐怖だ。お次は高額な税金の取り立てだ。
辞めたあとは、蓄えが尽きないうちに自力で稼ぐことが出来るようにしなければならなかった。

必死になってブログに取り組んだお陰で、およそ2月前にBライフブログ飯を達成した。

3年かけてBライフブログ飯を達成した
こんにちは。からあげです。 今日は気がついたらブログ飯を達成出来ていたという話。 ブログ飯は、プロブロガーで有名な染谷昌利さんの著書「ブログ飯」というタイトルにもなったブログで飯を食べてゆく生き方だ。 ブログ飯 個性を収入に変える生き方 染

 

来る日も来る日も歯を食いしばってブログを更新したお陰で何とか飢え死にしないだけのお金を稼ぐことが出来るようになった。

しかし、今の収入はGoogle AdSenseに大きく依存している。
Googleさんの機嫌を損なえば、それでオマンマ食い上げとなってしまう。
Googleは突如彗星のように現れた会社なので、ある日忽然と姿を消してしまうかもしれない。
考えられないことはない。
それで今は他の収入源も確保しようと奮闘中である。

 

経済的自立なしに自由はあり得ない。

 

いつどこでも、自分の食い扶持は独力で手に入れる。
これが私の最重要課題だ。
経済的自立を果たせば、真の自由を得られる。
人の言いなりになって働く必要はないのだ!
何時起きるのも自由、自分のペースで働くのも自由、誰と関わって働くのも自由、いくら稼ぐのも自由などなど。
全て自分の一存で決められるのだ。
こんなに愉快なことはない。

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もう、人の言いなりになるのはゴメンだ。
自分のことは全て自分でやりたい。
他人が関わるとコトがややこしくなる。
一人だといつでも自分の決断で瞬時に物事を進められる。

私は協調性や社交性などという高度なスキルは持ち合わせていない。
そのため、これまでしなくてもいい苦労まで散々してきた。

 

もう、いい。
何もかも。

 

自分の思い通りにならない人間関係なんて私には必要ない。
煩わしい思いをするくらいなら孤独な方が良い。
余計な神経を遣って心身を消耗させたくない。
もう放っておいて欲しい。

 

親父には散々苦しめられたが、ドケチなところは凄く勉強になった。
子供の頃から、うちは貧乏だからと言われ続けて耳にタコができた。
確かにうちは貧乏だった。
実家を出て働くようになってお金の自由が生まれると、悪い遊びにもハマって散財してしまった。(パチンコ、飲み屋通いなど)
しかし、子供の頃に培ったドケチ魂のお陰でなんとか立ち直った。
職場の人間関係で心身を消耗させるうちに、自然にお金を貯めるようになっていった。
始めのうちは目的は定まっていなかったが、年が経つにつれて明確なった。

 

いつか会社を辞めて自由になりたい。

 

この一心でお金を貯め続けた。
守銭奴と言われようが、余計な付き合いをせずに貯蓄に励んだ。
保険の外交員は、私を空気のような存在として扱った。
構うもんか、どうせ奴らは人の将来のことなんてどうでもいい。
ただ、自分の営業成績を上げるために動いているだけだ。

会社を辞める直前の半年くらいはもの凄いスパートをかけた。
少なくとも給料の8割くらいは貯蓄した。
そんな中でささやかな楽しみは、まんが喫茶だった。
別名ネットカフェとも言うが、私はネットはどうでも良かった。
船を離れて落ち着ける空間、溢れんばかりの漫画が欲しかった。
20世紀少年、デス・ノート、ハンターハンター、岳、孤高の人などなど凄く面白かった。
続きが読みたくて上陸可能になるとすっ飛んで行ったなあ。
漫画を片っ端から読み漁った。
今では懐かしい思い出だ。
おっと話が逸れてきたので、元に戻そうか。

いくらお金を貯めても心の平穏は訪れないと悟ったのは、会社を辞めてしばらく経った後だ。
お金を貯めれば貯めるほど、お金に執着するようになる。
ハイパーインフレが起これば、お金なんて紙くずだ。
それよりいつでもお金を得られる源泉を見つけた方が良い。
必要な時に必要な分だけそっと汲みに行く。
どこでもお金を稼ぐことが出来る逞しい自分がいれば、将来の不安はすっかりと消え去る。
あとは、もう自分の好きなようにやってゆくだけだ。

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日本の経済は、東京オリンピックまでと勝手に決めている。
根拠はない。
無理に無理を重ねた経済は一気に破綻する。
もう誰にも止められない。

だからあと4年以内に多様な収入源を確保する。
Bライフブログ飯達成までに3年、ようやくコツが分かって来たところなので、4年以内には何とか安全圏に脱出出来るはずだ。
いや、なんとしてもしてみせる。
人を当てにするより、自分を当てにする。
人は裏切るが自分は絶対に裏切らない。
良き友は自分だけ。
それでいいじゃないか。

多くを求めると自分を見失ってしまう。
4年後の自分がどのように成長をしているかを楽しみにしつつ、今を頑張ろう。
気が向いたら東京にマラソンをみに行くかもしれない。

 

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おわり

コメント

  1. retire2k より:

    日本経済が東京オリンピック後に歪が出るのは同感です。
    それが一気に来るのか、じわじわ来るのかはわかりません。
    それまでを楽しんでおきたいものですね

    • karaage より:

      仕事に縛られていないと自由がききますからね。
      今を楽しみましょう。

  2. さぶ より:

    今晩は 楽しんで読んでいます。 アーカイブも半年かけて読みました。
    「いつか会社を辞めて自由になりたい」この考えは私も同じです。若い時からその考が常にあり経済的自由を求めてきたが、すでに私は50代半ば、むしろ解雇と言って欲しいです。10か月の失業保険が付いてくるしね。なんか文章が脱線してますね。健康に気をつけて下さい。

    4月は配置転換とか新入社員の研修とかでてんやわんやです 鬱のおっさんより。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      コツコツ読んで頂いたようですね。

      そのうち早期退職の良い機会があるかもしれません。
      その時、みんな一斉に手を挙げるかもしれませんが。

  3. yuagari より:

    今日の記事も読み応えタップリでした。
    もちろん全てが共感できるわけでもありませんが、からあげさんのポリシーが伝わり引きこまれました。
    とつとつと本音を語る記事は迫力がありますので、このブログの真骨頂と思っています。
    この先がますます楽しみです。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。
      本音を語れるのはどこにも所属しないフリーの人間だから出来ることです。
      この立場を利用して今後も好き勝手にアップしてゆきます。

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