浅間隠山に登るとまっ白け

こんにちは。からあげです。

旅に出てまだ一週間ちょっとなのに、すでに何ヶ月も過ぎたような気がする。
今日から7月。
朝から尻上がりに天気が良くなって来た。
下山すると晴れてくるというのはよくあること。
少し悔しいが、天気ばっかりはどうしようもない。

今日は浅間隠山(あさまかくしやま)という変な名前の山に登ってきた。
早速、昨日から振り返って登山の様子をアップしよう。
無駄なことばかり書いていると日が暮れてしまう。

 

浅間隠山登山~2016年7月1日 あさまかくしやま

浅間隠温泉郷より日帰り往復

 

コースタイム

06:40登山口発~06:55温川丸木橋~07:45シャクナゲ尾根~08:00稜線~08:15山頂~09:20温川丸木橋~09:30登山口着

歩行時間 約2時間50分(休憩時間を含む)

 

登山ルート

登山口へのアプローチ

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国道406号線から温川(ぬるかわ)沿いの浅間隠温泉郷を抜けて奥へと入ってゆく。
集落が途切れたところで分岐が現れる。
この分岐を直進して未舗装路へと進む。
舗装路は右側へと続いている。
分岐に登山口の標識あり。

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矢城橋(やしろばし)ゲート前

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ゲートの様子

鍵は掛かっていなかった。
貼り紙を見ると開けたら閉めてくださいと書いてある。
一般車でも通りぬけOKのようだ。

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ゲートのバーは、少し持ち上げてから手前に引く。
車を近づけ過ぎるとバーが当たって開けられない。

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ゲートを抜けて奥に進むと分岐が現れる。
ここは真っ直ぐ。
右上に上がるとゲートあり。
手間の標識がなくても雰囲気で分かる。

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分岐手前に標識がある。

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登山口(浅間隠温泉)

駐車台数 約10台

トイレ、水場なし。
登山ポストなし。
docomo辛うじて圏内(電波不安定)

なおも奥へと進むと林道終点の広場にたどり着く。
林道の状態は少し荒れているので、車高の低い普通車の場合は底を擦らないようにライン取りする必要がある。
登山口広場にトイレ、水場なし。
docomoは辛うじて圏内だが、途切れ途切れになる。

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片隅にあった標識。
水無林道(自動車)終点と表示されている。
水なら近くの沢にたっぷりと流れているのに、なぜ水無なのだろうか。

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広場から新しいさらに奥へと続く道があるが、水切りような深い溝が掘ってあって四駆でも行くのは厳しい。

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登山口の様子

林道は駐車場のさらに奥へと続いているが、チェーンで封鎖されている。
浅間隠山登山口の標識あり。
登山ポストなし。

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昨日は、しばらく滞在した中木ダムの奥から出発すると、松井田市街で食料品を購入して山奥の登山口までやって来た。
早い時間に着いたので、昼寝するなどしてゆっくりした。

 

登山スタート(本日7月1日)

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昨日は人気のない静かな山の中でゆっくり眠れた。
道の駅のような夜間でも車の出入りがあるところだと安心して寝られない。
クマが出てくるかもしれないが、人が来ないほうが安心して寝ることが出来る。

起床は4時45分。
ゆっくり食事を済ませて6時40分に登山口を出発する。

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登山口から直ぐのところに渡渉ポイントあり。
コンクリ舗装の上を勢い良く水が流れている。

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少し水深があるので、石の上を歩いて向こう岸にゆく。
うむ、なかなか良い沢だ。
下山したらここで水浴びしよう。

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しばらくは林道を歩く。
林道の状態がいいので、歩きやすい。

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登山道脇にある熊よけの鐘
ふれあいの鈴道と書かれている。
山頂までのところどころに、こうした手作りの鐘が設置されている。
うっかりして爆音ホイッスルを忘れたので、鐘を叩いて歩いていった。

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おいしそうなきのこ

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林道終点から沢を渡る。
丸太で造られた橋が架けられている。
ここから本格的な登山道となる。

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沢沿いをゆく。
多少道幅が狭くなっているので、沢の方に落ちないように注意する。

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何度か沢の渡渉を繰り返す。
熊よけの鐘を叩いておっさんのお通りだ!とアピールする。

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またまたカエル君を発見。
踏んづけてしまいそうになった。
ごめんゲロ。

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沢から離れて尾根沿いの道となった。
段々と傾斜がキツくなってきた。

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ちょっとした岩場の横を通過する。
妙義山に比べると小さく感じる。

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これはハクサンボウフウか。
似たような花があって分かりにくい。

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稜線上に見える岩場は笠岩。
地形図では笠岩を抜けて栗平峠から大石沢に下るコースがあるが、稜線上の分岐は笹に覆われていて分からなかった。
また来る機会があったら行ってみるとしよう。

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シャクナゲ尾根

花の時期は終わってしまっていた。残念!

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稜線上に出たところ。
しばらくは道がフラットになっていて歩きやすかった。
栗平峠への分岐は、帰りにも注意深く歩いてみたが、とうとう見つけることが出来なかった。

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山頂手前の急登を登っているところ。
蒸し暑くて汗が滲み出てくる。

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浅間隠山(あさまかくしやま)山頂 1756.7m

浅間隠山は、群馬県吾妻郡東吾妻町と長野原町の境にある山。
遠望すると円錐形の美しい山で、川浦富士や矢筈山の別名を持ち、山頂部は2つの峰に分かれている。最短距離の登山コース(二度上峠からのコース にどあげとうげ)では、1時間半から2時間程度で山頂に達することができ、年配者や子供でも登りやすい山に関わらず、山頂の眺望が素晴らしいことから、近年多くの登山者を集めている。日本二百名山の一つに選ばれている。
浅間隠山の名前は、中之条(なかのじょう)や東吾妻(ひがしあがつま)方面からみると、浅間山を隠してしまうことからつけられたとされている。

Wikipediaより

登山口から山頂まで2時間弱。
なんだか歩き足りない気がした。
しかも山頂付近はガスに包まれていて視界はない。
せっかく浅間山を見にやって来たというのに。

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浅間山の方向

ガスによって浅間山を隠してしまっている。
さすが浅間隠山だ。
少し待ってみたが、全然ガスは晴れそにない。
仕方ない。下りるとするか。

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待っている間に山頂付近で見かけた花。
これは野生のハナショウブか。

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むむむ、分からない。

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これはミヤマキンポウゲか。
分からん。そうしておこう。

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むむ、落ち葉から顔を出している怪しげなきのこを発見!
これは怪しそうだ。

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シャクナゲ尾根を過ぎた辺りで麓の浅間隠温泉郷が見えた。
今日の景色はこれだけ。

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山頂から1時間ほどで下山するとバリカンで髪を切って水浴びする。
この沢はかなり冷たくて長い間入っていられない。
滝のようになっているところで、修行僧ごっこをしてみたが、2秒しかもたなかった。
修行が足りないな。

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トマトを食べて体を冷やす。
みずみずしい果肉が滴り落ちてきた。
う、旨い!

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洗濯物の水切りがある程度終わると、次の山に向かって出発する。
ここは矢城橋ゲート手前の渡渉ポイント。
大雨直後の登山の場合は注意が必要だ。

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ゲート手前の広場。
営林署の作業小屋のようなものがある。

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矢城橋ゲートを抜けて。
帰りはゲートが開きっぱなしになっていた。
まあ、いい。
そのままにしておこう。

 

登山の感想

正直なところ、歩き足りない感じがした。
もっともっと歩きたい。
山頂に着くとガスに包まれて何も見えなかった。
あちこちに咲いていた花がせめてもの救いだった。
200名山なのに、こんなツマラナイはずはない。
今度は視界が良い日に登って、山頂からの浅間山を心ゆくまで眺めたいと思う。

 

 

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明日の四阿山(あずまやさん)登山に備えて登山口手前の林道脇の空き地に車を停めた。
登山口はスマホの電波の入りが悪かったので戻ってきた。
メインの林道から少し入ったところで目立たない場所だ。
今日はここで車中泊する。

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草が伸びていたので、剣鉈で草刈りをした。
切れ味が抜群で太い草もなぎ倒すことが出来て刈りやすかった。
調子に乗って振り回すと危ないので、これくらいにしておいた。

 

さあ、日が傾いてきて涼しくなってきたぞ。
ゆっくりしようか。

 

走行ルート

走行距離   57.3km

本日のねぐら 鳥居峠付近

 

おわり

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