魚沼産コシヒカリを購入した。

こんにちは。からあげです。

今日は真夏を思わせる厳しい日差しが降り注いでいる。
日が照ると気温は上昇し、午前中の早い時間に車内温度は30度を突破してしまった。
今日は登山はしないでゆっくり過ごすことにしたので、遅めに起きてゆっくりしていた。
しかし、車内の温度がどんどんと上昇してくるので、身の危険を感じて避難することにした。

 

では昨日の様子からアップしよう。
もう暑くて暑くて堪んない。

昨日は清津川（きよつがわ）の直ぐ近くで車中泊した。
秋山郷から町に出るとスーパーで買物して山の方に向うことにしたが、全然良さそうなねぐらの心当たりはない。
まあ、土地勘があるとすぐに見つかってしまうのでツマラナイのだが。
日が傾いてようやく涼しくなり始めたころ、清津川沿いの国道353号線を走っていた。
もう何処でもいいからゆっくりしたいと思い始めていた。
取り敢えず清津峡温泉まで行けばなんとかなるだろうと思っていたが、よくよく考えて見ると昨日は土曜日だ。
都会の方からやって来た観光客で溢れかえっているかもしれない。
弱気になってそう考えるようになった。
そんなとき、スノーシェッド手前に怪しげな道を発見する。
途中でUターンして戻って細い道に入ってゆく。
おっさんの勘に狂いはなかった。
しばらくゆくと清津川沿いにいくらでも車を停められる広大なスペースを発見した。
もうここに決定だ！
そうしてゴソゴソとおんさんは準備を始めた。
しばらくはまだ昼間の暑さが残っていたが、日が沈むと涼風が吹くようになった。

これでゆっくり休めるわいと思いながら食事の準備をしていると、体中が痒くなってきた。
蚊はほとんどいないのにオカシイ。
さっきから羽アリの小さいような羽虫が飛んでいる。
こいつのお陰で体の露出部分がボコボコに刺されてしまった。

痒さを我慢してじっとしているとそのうち意識を失った。
今朝は目覚まし時計を合わさずにフリー起床とした。
しかし、いつもの癖で5時半には起きてしまう。
二度寝する気が起きなかったのでゴソゴソと活動を開始した。
目の前の清津川には朝から釣り師達がやって来た。
みんな静かに釣りをしているので、全然気が付かなかった。

車の影で朝食の準備を始める。
ストーブを掃除してからというもの凄く調子が良くて短時間でご飯が炊けてしまう。
若干硬めとなるので、途中で水を足して炊いている。
ご飯を済ませると久しぶりに早朝仕事を始める。
朝の清々しい空気の中で仕事をやると凄く捗る。
2時間ほどやったところで車内が暑くなってきたので、荷物をまとめて出発することにした。

やって来たのは越後湯沢にある大きなスーパー。
ここに来る前に通りがかった小さなスーパーを覗いてみたが、玄米は30kg入りの魚沼産コシヒカリしかなかった。
高いしこんなにも量は要らない。
そこで手堅く湯沢町の大きなスーパーにやって来た。
ホームセンター併設のスーパーで期待は高まる。
お店の米コーナーを覗くと確かに玄米はあった。
しかし、ブランド米の魚沼産コシヒカリばかりで、ノーブランドものの安いお米は見当たらなかった。
店員さんに話を聞いてみた。
仕事上ハッキリと答えられないので、私が直訳するとこうだ。

新潟県人は口が肥えているので、安物の米を置いても売れない。

ああ、確かにおかんも米だけは口うるさく言うな。
いつも美味しい米を食べているので、まずい米は体に受け付けない体質になってしまうのだ！

おっさんは悩みに悩んで奮発して魚沼産コシヒカリを購入することを決定した！
久しぶりの重大な決断だった。
よく頑張ったな！おっさんよ。
米を買うついでにお菓子と他細々としたものを購入した。

店内に越後湯沢のおいしい水があったので、ポリタンクに満タン頂いた。
隣には専用容器で汲むアルカリイオン水の機械もあった。
こちらは手持ちの容器で好きなだけ汲んでもオッケーだ。
遠慮して誰も汲まないので、おっさんはたっぷりと頂いた。
考えてみれば地元の人はいつも飲んでいる水なので汲むはずはないだろう。

看板の陰に車を停めてゆっくりしていた。
外は暑いが日陰に入れば、まだ耐えられるレベル。
もちろんアイドリングしてエアコンを使うことはしない。
窓とリアゲートを開け放ち自然エネルギーを利用して涼しく過ごす。

これが超高品の魚沼産コシヒカリだ。
５kgで約3,600円（税込み）。
米どころ新潟県には安物の米は置いていないのか。
新潟県滞在が長引くと食費がかさんでおっさんの財布が薄っぺらになってしまうぞ！
くぅ～辛いなあ。

さっき袋から出してチャック付き袋に詰め替えた。
米粒を見るとこれまでの米との違いはない。
今晩はこれまでの米だが、明日朝からこの魚沼産コシヒカリとなる。
うむ、地味に楽しみだな。

スーパーを出ると早々と明日の登山に備えて登山口までやって来た。
民家が遠く広々とした駐車場なので車中泊にピッタリ。
しかし日当たりが良すぎて暑くて堪らない。
そこで秘密兵器の遮光ネットを使うことにした。
今まで袋に入れたままで枕代わりに使っていた。
適度にフワフワで通気性もあって枕の代用になった。
遮光ネットをすると多少マシになったが、それでも車内は暑すぎる。
扇風機を回すとやっと凌げるレベルとなった。

扇風機を回しても充電量の方が大きくてチャージコントローラーの満充電を示すランプの点滅がしたままとなっている。
日が照っている限りバッテリーの電気は消費されることはない。

スマホでネットラジオのらじる★らじるを聴いてゆっくりする。
暑くてゆっくりなどしている場合ではないが、ここは精神修行だと思ってゆっくり過ごす。
全身から汗がジワジワと滲み出てこようともそれほど暑くはない。
おっさんが暑くないと言ったら暑くないのだ。
暑さは気からと言うではないか。

暑い車内でパソコンを出して仕事を始めた。
先ほどまでは日が照って暑かったが、入道雲に日が遮られて涼しくなってきた。
ひょっとしたら夕立が来るかもしれない。
というか是非やって来て欲しい。
（登山の最中は怖いので勘弁してね。）

 

明日は予報では曇りのようだ。
涼しく登山が出来そう。
こんなに暑いのだからいい加減梅雨明け宣言をしても良いのにと思うのだが。
さあて暑いしパソコンを仕舞ってゴロゴロしようか。

 

おわり