さまよえるおっさん

こんにちは。からあげです。

昨晩やって来た低気圧は無事に通過した。
風はまだ残っているが、雨は止んでくれた。
これからスカッと天気が晴れてくれればいいのだが、寒気の影響で大気が不安定な状態が続く。
嵐をやり過ごしたのはいいが、大してやる事がない。
どうしたものかと頭を悩ませる日々が続く。

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一昨日泊まった所は、大紀町の東端に位置する旭浜漁港の近くだった。
何もなくて周囲は静かで雰囲気は良かったが、風をモロに受ける開けた場所だった。
そこで嵐をやり過ごすのは厳しいので、街中のキャンプ場に向かうことにした。

途中、大樹町の道の駅「コスモール大樹」のスーパーで買い出しを行う。
車中での煮炊きに備えてカセットボンベを買う。
スーパーは3本で500円位したので、ホームセンターを覗くと岩谷の高級ボンベの他には、写真にある4本セットのボンベしか無かった。
4本セットで税込388円と安いのだが、旅を終盤に迎えた今ではこんなにもいらないし、車内の収納スペースには余裕はない。
しかし残り1本では乗り切れない。
やむなく4本セットを買うことにした。

ナウマン公園キャンプ場

開設期間 4月下旬から11月初まで
利用料金 サイト、駐車場、パークゴルフ場全て無料
施設   トイレ、炊事場、バーベキューコンロ
その他  第2キャンプ場のみ車両乗り入れ可
     7月1日から8月31日まで 車中泊は第2キャンプ場のみ。
     夜間照明あり、ゴミ捨て不可、自販機あり
     すぐ近くにナウマン温泉あり(大人500円)

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嵐の避難場所としてやって来たのは、道の駅忠類(ちゅうるい)の隣にある無料のキャンプ場で
パークゴルフ場もあって中は非常に広い。
7月から8月のキャンプシーズンは、車中泊出来る場所は第2キャンプ場のみとなっている。
現在はオフシーズンなのでフリーとなっている。
泊まり客はほんの僅かであるが、パークゴルフ場にやって来るお年寄りが多くて結構賑やかな雰囲気だ。
キャンプ場内をうろうろして寝床を決める。

 

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乗り入れ可の第2キャンプ場の芝生のサイトの端の方に車を停める。
ここは一段下がっていて防風林のような木もあるので、多少風当たりは弱い。

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こちらは第1キャンプ場
駐車場の前がサイトとなっている。
施設はバーベキューコンロと炊事場のみ。
トイレはパークゴルフ駐車場にあるトイレを使用する。
少し距離があって時間がかかる。

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第1キャンプ場の炊事場

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パークゴルフ場の駐車場
第1キャンプ場と第2キャンプ場の間にある。
近くのトイレはここだけ。
パークゴルフをやりに来るお年寄りの車が多少出入りするのみ。

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駐車場トイレ
駐車場の反対側に入口あり。自販機あり。

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入口に設置された流し台。
もちろん洗い物OK、マナーを守って使おう。

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このパークゴルフ場は、ノーマルコースに加えて難易度の高いチャンピオンコースも整備されている。
山を切り開いて作られていてコース上のうねりが結構ある。
バンカーやラフもあって結構本格的だ。
しかも使用料はタダ。びっくりだ。
今朝も嵐が過ぎ去ったばかりだというのに、たくさんのお年寄りが詰め掛けている。

参考リンク 幕別町HP(その他施設)

忠類ナウマン象記念館

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開館時間  午前9時から午後5時

休館日      火曜日(ただし 火曜日が祝日の場合は翌日)

               年末年始

入館料      一般300円 小中学生200円

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キャンプ場のすぐ近くにナウマンゾウの記念館があるので、寄ってみることにした。
一番目を引くのはナウマン象の骨格のレプリカで、中央に設置されていた。
何もない田舎の町に突如沸いたナウマン象フィーバー、当時の興奮がよく伝わって来た。
ナウマン象の貴重な研究資料として、そして発掘に携わるった人の人生を大きく変えることになる大発掘イベントとなった。

参考リンク   幕別町 忠類ナウマン象記念館

 

忠類駅跡

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暇つぶしがてらに忠類の街の中を散歩する。
すると面白そうな建物を発見、中に入ってみることにする。

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現存する建物は、旧国鉄の忠類駅。

昭和5年10月10日に帯広大樹間開通と同時に忠類駅が開業、昭和7年11月には帯広広尾間が開通となり、国鉄広尾線が全線開通となった。
しかし、国鉄の合理化計画で昭和62年2月1日、57年間の歴史を刻んだ国鉄広尾線は廃止となった。

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駅は当時の様子のまま保存されている。
味わいのあるポスターや看板を見ると非常に面白い。
駅舎内部は綺麗に掃除されて地元の人に大事にされている。

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駅員室に残る本棚の本
茶色く変色した本が時間の経過を感じさせる。

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昔懐かしの黒電話
実家にも昔こんなダイヤル式の黒電話があった。

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外の線路には貨車が展示されている。

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駅名の看板
今は無き線路に思いを馳せる。
人の移動や物流に多大に貢献してきたであろう線路は、便利な自動車にとってかわられ姿を消した。

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駅を見学した後は図書館に行ってみる。
老人ホームのような施設の中にあって入り口が分かりにくかった。
こじんまりした図書館内をうろつく。
名探偵コナン、犬夜叉、クレヨンしんちゃんなど漫画コーナーが充実していた。
ここはまんが喫茶か。

その中にあった昔の漫画「カムイ」を読む。
弟子屈町の図書館で読んだ続きから読み始める。
非常に面白くて気が付いたら 夕方となっていた。

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今日もこれから図書館に漫画を読みに行く。
またおかしなおっさんが来たと思われるかもしれないが気にしない。
(こういう事を書く時点で非常に気にしているのかもしれない。)

それにしてもこれから残りの時間どうしようか。
行く当てもなくさまよい続けるしかないのか。
観光地や大きな町に行っても落ち着かないので、このまま小さな町に居続けるか迷うところだ。

まー今日は深く考えずに漫画を読むことにしよう。
夕方戻ってからまた考えよう。

本日の走行ルート

走行距離 26.9km
ねぐら  道の駅「なかさつない」

 

おわり

コメント

  1. タッキー より:

    いつもタイトルが面白いです。
    このドラマも、もうすぐ最終回になるので
    新しい番組も楽しみにしています。

    札幌は楽しかったのですが、
    風が冷たくなった日が続いたので意を決して戻ってきました。
    内地のほうが今はお天気がさわやかです。
    長野県の山々は登山にはもってこいの季節ですね。

    僕は今日は長野市善光寺のお膝元です。すごくお天気がよいです。ホテルも東横インに宿泊しています。今年は石垣でも宿泊したので2回目です。

    登山では台湾だとかネパールとか皆行っているようですが、
    次回の予定にはないですか。
    昔、台湾登山とかは教員の人は希望者は出張旅費まで出て、
    しかも1ヶ月も登山をしていましたから税金の無駄使いだと思いました。

    歩いて中山道や東海道を歩くとか日本を歩くとかもはやっているようです。

    司馬遼太郎の世に棲む日々を読みましたが、江戸時代の並みの人は東海道を平均1日7里歩くのが普通だったそうです。
    吉田松陰は1日12里歩いたそうです。
    世に棲む日々には今年の大河ドラマ花燃ゆの吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作が登場して面白かったです。
    特に高杉の功山寺挙兵はビックリものです。味方74名、敵は3000人で勝ったということです。
    5分で見れる大河ドラマ花燃ゆです。

    • karaage より:

      なんのドラマのことかと考えてしまいました。
      これからいよいよ終盤です。
      どうなることやら。

      そのうち海外の山も行きますが、多額の費用がかかりますからね。
      いかにお金をかけずに行きたいところに行くか。

      最近ロングトレイルがに興味津々です。
      北根室ランチウェイで火がついたみたいです。
      馬鹿みたいに歩くだけの毎日を送りたいです。

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