荷物の発送計画を立てろ!

こんにちは。からあげです。

 

最近、はっきりしない天気で気分も優れない。
実家に来てからは、夜遅くまで起きていることが多くて体調も悪くなった。
完全に働き過ぎだ。
もう少し気を楽にしてゆったりと作業を進めよう。

不確定要素の多い海外の旅でキッチリしようとし過ぎると本当に疲れる。
分からないことだらけでいいのだ!初めてのアメリカなのだから。
向こうに行って一月もすれば慣れる。

 

荷物の発送計画の準備

今日は午前中からアメリカに送る荷物の選定を行っていた。

 

シエラネバダ山中を歩く時に必要なベアキャニスター、一緒に虫除けネットと自作アイゼンを送ることになる。
郵便局のHPで国際郵便の種類を調べて見ると、小型包装物として発送すると一番安くなるのだが、集荷サービスをしていないのでダメだった。
(さすがに高齢のおかんに郵便局まで持ってくれと頼むのは気が引けた。)

結局、国際小包のエコノミー航空(SAL)便に落ち着いた。

集荷に来てくれてアメリカに2週間ほどで届く。
船便が最安値だが、2~3ヶ月と馬鹿みたいに時間がかかるので選択肢から外した。

 

実家の愛知県からアメリカのカリフォルニア山中までの送料は3,850円(重さ2kgまで)
2kgを超えるといきなり5,000円に跳ね上がってしまうので、必要最低限の荷物で2kg以内に収めることにした。

ベアキャニスター、自作アイゼン、虫よけネットを箱に詰めると、残りは200gほど。
それで持って行く候補の衣類の重さを量ることにした。

普段何気なく着ている服が意外に重たいことが分かった。
体に身に着けているとそれほど重たく感じないが、はかりで1g単位の重量が分かるとかかり重たく感じた。

これはアルペンで購入したフリース。
ちょっとキツめだが、ピタリと体に張り付いている分かなり温かい。

重さは494g。重さはダウンジャケットと比べ物にならないが、水に濡れても大丈夫なので気軽に洗濯できるし、雨に濡れても平気なのがいい。
これは防寒着として常にバックパックに入れて持ち歩く。
コイツが防寒の頼みの綱。シエラ山中とワシントン州で活躍してくれることだろう。

 

アメリカ発送分の荷物はなんとか考えがまとまったので、今度はバウンスボックスに何を入れるか検討してみることにした。

 

バウンスボックスとは、トレイル上では使用しない充電器、先のルートの地図、予備の装備などを先の郵便局に局留め送って、持ち歩く荷物を減らすために用いる箱のこと。
サッカーのドリブルのように常に自分より少し先に行かせる。それが弾んでいるかのようなのでバウンスボックスと名付けられた。先人ハイカーが試行錯誤して編み出した軽量化の手法だ。

 

YOGIのPCTHandbookを見ると、プライオリティメールのフラットレートレジオナルレートの二種類を推奨していた。
よく分からないのでヨギの勧めるとおり、2つをじっくりと見比べてみた。
フラットレートは重量制限なしで荷造りしやすいように思えたが、料金が割高。
レジオナルレートは距離と重量によって料金が変わる。
荷物は軽いものだし、それほど遠くまで送るわけではないので、私にはレジオナルレートが最適のように思えた。

レジオナルレートボックスB

 

よく分からないまま、USPS(United States Postal Service)のHPにアクセスし、ポチっとアカウント登録して箱を注文した。
郵便局で箱が貰えるのはフラットレートのみで、レジオナルレートはネットで注文して配達してもらわなければならなかった。

注文の最低単位が10箱だったので、仕方なく10箱注文した。
受け取りは、スタート前に3泊するサンディエゴの安ホテル宛に送ってもらうことにした。
ホテルの方にはWeblioの機械翻訳で翻訳したメールを送っておいた。
メールが読まれるかどうか怪しいし、10箱もダンボール箱を預かってくれるかどうか分からない。
受け取れたらラッキーくらいに思っておこう。
余った分はホテルの誰かにあげよう。

もし受け取りできなかったら、割高なフラットレートで送ったらいい。
相手次第なので、どうしようもない。結果は素直に受け入れる。
私が泊まるのは高級ホテルではなく安宿だ!
何でもきやがれ!!

バウンスボックスの中に入れる荷物をシミュレーションするため、レジオナルレートボックスBと同じ大きさの箱を作ってみた。
サイズは30×26×12.7cm。
みかん箱のちょうど半分くらいな大きさだ。

まずはツエルト用ポールを入れてみた!
するとやっぱり入りきらない。

ポールは常時持ち歩くことになった。
ポールをなくして自然物に頼るとテントサイトが限定されてしまう。
もう少しコンパクトに折りたためるポールなら良かったのだが。
テントのポールとは違いツエルトポールは基本まっすぐで使うものなので、節を多くしても全然問題ない。
今になって初めて気がついた。
ホームセンターに行ったら、収納時の長さを30cm以下に抑えられる軽量な材料が見つかるかもしれない!

バウンスボックスには、バックアップ用のトレランシューズを入れておく。
コイツがかなり嵩張る。
予備があれば、限界まで履いていられる。
途中のどこかの町で安いのを見かけたら購入して予備として持っておく。

トレランシューズの代わりにいつも履いているジョギングシューズを使ってシミュレーションしてみた。
ツエルト、ウール長袖シャツ、トレランシューズは同時に入れることはできなかった。

カリフォルニア南部はかなり温かいので、ウール長袖シャツを外してベアキャニスターと一緒に送り、代わりに自作アイゼンを持って行ってバウンスボックスに入れることにした。

 

うむ、我ながらいいアイデアだ!

バウンスボックスに入れる予定のもの

トレランシューズ
予備メガネ
バリカン(充電式)
地図、タウンガイド
ツエルト
ロープ
モバイルバッテリー

 

以上の品だ。
アメリカの床屋の相場は分からないが多分高いと思うので、バリカンを刈ってセルフカットをすることにする。
モーテルに泊まった時に各種バッテリーと同時に充電しておく。

箱に入りきらなくなったら、ハイカーボックスに入れて処分する。

 

まあ、これでなんとかなりそう。
ブログを書いていたら荷物の発送計画が完成してしまった!

実は今日ブログ更新は気分が全然乗らなかったのだが、問題が解決したので更新して良かった。
これで荷物の件はだいたい片付いたので、ずいぶん楽になった。
良かった。良かった。

 

おわり

スポンサーリンク