こんにちは。からあげです。
昨日、小屋に戻って来た。
久しぶりの長距離ドライブで疲れてしまった。
さらに追い打ちをかけるようにショッキングなことが起こったため、疲れ果ててしまった。
そのショッキングなこととは、戸籍抄本の入手を忘れたことだ。
何度も入手したことがあるのに、どうしたことか住民票と同じように籍を置いている場所で申請できると勘違いしていたのだ!
戸籍抄本は、パスポートとビザの申請に必要な重要なもの。
郵送でも申請できると知って随分と落ち着いたが、それでも始めの頃はすぐに戻ってとってこようなんて思ったりしていた。
しばらく経って冷静になると、わざわざお金と時間を使ってまで実家に戻ってとってくるのは、止めたほうが良いと考えを改めた。
多少時間はかかるが、僅かなお金で手に入れることができるのに、馬鹿みたいに慌てて戻る必要もなかろう。
パスポートとビザの申請は、まだ時間的余裕がある。
戸籍抄本が届くまでにできることをやった方がいい。
郵送で戸籍抄本の申請手続きを済ませると小屋に戻った。
一月ぶりの帰宅だ。
一昨日降った雪が残っていた。
積雪量は約10cm。全然大した量ではない。
荷物を入れる前に小屋のチェックをするとしよう。
切り返しなしでバックで乗り入れることのできる気持ちよさ。
切り株に気を遣うことなく、真っ直ぐバックすることができる。
去年切り株にぶつけてしまいサイドを凹ませてしまった。
バイト出勤時の出来事だった。
前進でぶつけるなんていう考えられないことをやってしまった。
多分バイトでかなり消耗していたのだろう。
小屋の周りを一周する。
外観は特に異常なし。
巻置き場もOK!
穴の空いたボロボロのブルーシートだが、水漏れはなし。
ドアを開けて中に入る。
すると全然湿気てなくて、カメムシの侵入もほんの僅かだった。
おそらく隠れていた奴が出てきただけだろう。
驚くほど何事もなくてびっくりした。
冬季は乾燥しているので、湿気にくいようだ。
小屋の壁に付けていた温度計をチェック。
12℃~マイナス3℃。
最高最低温度計はメモリー機能があるので、留守中のデータを取ることができるので非常に便利。
小屋の中は冷え切っていたので、まずは薪ストーブに火を入れる。
先日煙突掃除をしたばかりなので、非常によく燃える。
みるみるうちに薪が火だるまになった。
水場に行ってポリタンクに水を汲んでおく。
元バルブを開けて蛇口をひねるだけで水が出る。
敷地内に水道があるので非常に助かる。
特に留守をして戻って来た時にありがたみを感じる。
実家の物置は、常時電気が取れて照明を点けることができるので便利なのだが、寒くて外の騒音が非常に耳障り。
小屋の方は愛知県よりかなり寒いが、静かで薪ストーブで暖房できるので、小屋の方がはるかに快適。
小屋は不便だが快適、物置は便利なのだが、あまり快適ではない。
どちらにも一長一短がある。
おっと忘れていたジムニーは狭くて窮屈な思いをするが、電気を取れてどこへでも移動できるのが良い。
どれか1つに集中して、金と時間をかけて便利さと快適さを追求すれば、今度は引きこもりになったり、放浪したまま戻って来なくなってしまうだろう。
今のままがいい。
小屋に照明を取り付ける
ここからようやく本題に入る。
実家にいる時、おかんから電池式の照明をもらった。
ぽんdeライトという奴だ。
買い物に行った時に安かったから買ったのだそうだ。
私の小屋は電気を引いていなくてヘッドランプで生活しているのを知っていたためだ。
可哀想な下の子にこれでも買ってあげようかしら?
なんていう感じだろうか。
実家に行っておかんに小屋暮らしの話をすると、いつも決まって可哀想と言われる。
私は好き好んで小屋で暮らしているのだが、普通の人には小屋暮らしの良さが全く理解できないらしい。
私はヘッドランプの生活で特に不自由は感じなかったが、せっかく買ってくれたものを受け取らないのも悪いような気がした。
複数でいる時にヘッドランプを点けていると、お互いの顔を照らしてしまうことになるので鬱陶しいが、首から下げてそのような不便を回避することも可能。
1人ではそのような問題は発生しない。
ただ一点、ヘッドライトの明かりは白色LEDで温かみがないことだった。
照明の電源は、単4電池3本。
私には切りの良い4本の方が良かった。
この照明器具の重大な欠陥。
それは電池のフタがビス留めされていることだ。
電池交換の度に精密ドライバーを使う必要がある。
こういうところは、さすが中国製だと言わざるをえない。
手っ取り早く、ビスを外してガムテで留めておくことにした。
見た目は悪いがこれで良し!
スイッチは見当たらない。
箱の説明書きを見ると紐を引っ張ってON-OFFすることができる仕様だ。
これはなかなか良い。
中国製も捨てたもんじゃない。
ただ、これだと紐が長すぎるので、短くカットすることにした。
私の小屋は天井がヤケに低い。
この長さだと床に付いてしまう。
適度にカットして結んでアイを作っておいた。
あとは下げたい場所にフックを取り付けておくだけでいい。
自分の小屋なので、好きなようにいじることができる。
気に入らなかったら、小屋ごとぶち壊すことも可能だ。
賃貸物件だと釘一本だけでも改造するには大家さんの了解がいる。
支え棒をあちこちかましてぶら下げていたことが思い出された。
電球の傘に何かいいものがないかと考えた。
鍋焼きうどんのアルミの鍋があればいいのだが、ゴミになるので鍋焼きうどんは買わない。
アルミ箔だと剛性と耐久性がなさすぎる。
小屋の中をゴソゴソ探しているとちょうどいいものを発見した!
これはガソリンストーブの下に敷く丸くて薄いアルミの板だ。
いつもまな板兼用の薄い合板を敷いてるので、使用したことはない。
どうせあっても使わない。
工作の材料として使うことにしよう。
ハサミで穴を空けて紐を通しただけ。
たったこれだけで電球の傘が完成した!
見た目も悪くない。
裸電球の雰囲気を壊していない。
夜になったので、早速照明器具を点灯してみた。
外から見るとちゃんと人間が住んでいるように見える。
鍋焼きうどんのことを考えたら、無性にうどんが食べたくなった。
ちょうど帰りに買い物してきたところだった。
晩御飯にうどんを作って食べた。
うどんだけでは物足りなかったので、餅を焼くことにした。
いつもロケットストーブで使っている網。
床下に置いてあったので、ウエスで綺麗に拭いた。
大きさがちょうどピッタリで、ストーブの天板から少し浮く感じでいい。
しばらくするとぷっくりと膨れてきた。
オーブントースターで焼いたよりも、さらに美味しさがアップしていた。
天板の上に受け皿を置けば、肉や魚も焼くことができるな。
食事風景。
照明が付いて小屋全体が明るくなった。
電球の明かりも黄色みを帯びた電球色で温かみがある。
照明器具のアップ
いやあ、なかなかこれはいい。
始めは気に入らなかったが、使ってみるとレトロな雰囲気が気に入った。
この貧乏くささがヤケにいい。
食事を終えてロフトに上がったところ。
ロフトの天井にもフックを取り付けて下げられるようにしておいた。
枕元の上に下げてゴロ寝しながら読書できるようにした。
いちいち移動させるのが面倒だが、いくつも買うと今度は管理が面倒になる。
1個でしばらくようすを見ることにしょうか。
日が昇って明るくなった頃、ゴソゴソと起き出して活動を開始する。
時計を見るとなんと8時だった!
昨日は疲れ果てていて、いつもより早く寝てしまった。
熟睡できたので、体力はかなり回復した。
ストーブも絶好調。
朝から元気よく稼働して小屋を温めてくれる。
雪に埋めていたサンマ。
今日、サンマを掘り起こしていた時にアイデアが浮かんだ。
それは、雪を貯めておく貯蔵庫を作って、中に雪を詰めて冷蔵庫にできないか、ということだ。
土の中は冷暗所となるので冷蔵庫にピッタリ。
余った石がかなりあるので、石で空間を作って土を被せるだけでいい。
手間はかかるが、お金が全く掛からない。
今は地面が凍結してしまっているので、作業はできない。
暖かくなって気が向いたら作業してみることにしよう。
おわり
コメント
ランタンなどの有効活用には反射板は大事ですよね。
私はいいもの無くて、100円ショップのアルミテープをプラ板に貼って使いましたが、アルミホイルが薄くて駄目というのを見て、ボンドで貼り付けても良かったのかと今更ながら思いました。
雪を使った冷蔵庫というと氷室ということですね。
私の実家あたりだと半地下の土蔵を作って漬け物とか味噌はそこに置いてました。
雪は入れてなかったですけど夏でも涼しかった思い出があります。
どのようなものが出来るか期待してます。
雪が多い地域だとこんなことにも使えるようですね。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kanzai/1356790853081.html
そうです。雪を詰めて冷蔵庫にしようかなと考えました。
近所の山の中に氷室がいくつか点在しています。
小屋の陰に作れば、少しは使えそうな感じがします。
雪冷房なんていうのもあるんですね。
電気冷房より割高みたいですが。自然エネルギーを複合させれば、もう少し効率が良くなるような気がします。