こんにちは。からあげです。
今日はSan Francisco2日目。昨日はGreyhoundの夜行バスの疲れが出てしまい眠たい一日だった。海辺の公園での野宿はわりと居心地が良くてそれなりに眠れた。爆音のカースレテオで音楽を流されようとも、夜遅くまで仲間と騒いでいる奴がいようとも、私の心は穏やかだ。細かいことを気にしているようではアメリカの町中で野宿なんてできない。安全に眠れさえすればいいのだ!!
昨日、レンタサイクルを返却しにゆくと、ショッキングな事実を知った。無料と思っていたフェリーは12$。借りた自転車は32$の一番安いやつではなく、一つ上の36ドルのコンフォートタイプだった。合わせて48$のお金が消えてしまった。Golden Gate Bridgeをサイクリングするだけで、日本円にして5000円ほどかかるとは。ネットによる情報収集で得ていた、San Franciscoは物価が高い、を実感した瞬間だった。
San Franciscoは言わずと知れた西海岸の大都市。オシャレな観光スポットが多く日本人が訪れる。
自転車を返却してガックリきたおっさんは町を彷徨う。
これは有名なケーブルカー。
公園で寛ぐ人達
昨日はやたらと人が多くて参った。慣れない右側通行と人の多さで早く自転車を返した。
China Townにやって来た。日本が恋しくなったこともある。
言語の通じない異国の地は、何かと心に隙間風が通る。
賑やか、何だか懐かしい感じがする。
孤独なおっさんの癒やしの場。日本のChinatownは何とも思わなかったが、アメリカでは有り難みを感じる。
3$のチキン弁当を買う。
そう、米が食べたかったんだよ。大して美味い米ではなかったが、凄く嬉しかった。
本当に坂が多い町
ねぐらに向かって歩く。まだまだ町は賑わっている。
猛烈に眠たかったので、明るいうちに就寝。
邪魔が入ろうが気にしない。
いや、日本と比べてアメリカの物価はかなり高い。それなのにクオリティーは低い。
それはそうと自由の国アメリカであるのに、町中の公衆トイレの数が非常に少なく、自分の好きなタイミングで排泄できない。しかも夜間は閉鎖される。ゴミ箱は至るところあるのにトイレがない!野宿者にとってトイレが使えないのは大問題だ。ホームレスを始めて早2週間。大は公共施設でするように体内時計をいじった。小はなければその辺で。
アメリカに来てから立ちションの回数が異常に増えた。周囲のアメリカ人は普通に飲み食いしているのだが大丈夫なのか?ゴミの処理はさせてくれるが、糞尿の処理は自由にさせてくれないアメリカ。
レストランは男女共用、大便器のみ。部屋だけが無駄に大きいトイレが一つあるだけのところが多く、常にトイレ待ちの人がいる。トイレのことで早く日本に帰りたいと思う私であった。
今朝は遅めの起床
散歩やジョギングの人からジロジロ見られた。適当に決めた場所だが悪くない。
何事かと思ったら、路面電車を待つ行列。
並ぶ気が失せた。
公衆トイレ
凄く貴重な施設。破壊したり汚したりする奴がいるので、夜間は閉鎖される。オープン前にこうしてトイレ待ちの行列ができる。町のコンビニもレアな存在。
鍵を開けて掃除が終わると使用可能となる。
みんなどこで用を足しているのか凄く不思議。外出中腹痛になったら、かなり危険。トレイルと小屋の暮らしでは、したいときにするのが当たり前なので、心の底から不便だと感じる。
国民をコントロールするのはまず排泄からってか?
City Hall
ド田舎以外、庁舎に入るにはセキュリティチェックが必要。今回もベルトのバックルが反応。
入り口カウンターでMAPを手に入れた!
大サービス
歩き疲れたおっさん
結婚式のあとで庁舎に寄って写真を撮るのがブームみたい。
私には全く無関係なイベントだ。
無料のガイドツアーがあったので参加する。
出身を聞かれたのに名前を答えて失笑を買う。話がメインで秘密の場所には案内されないようすだったので、途中でこっそり離脱。トイレの場所を聞きたいのにrestroomのrが出てこなくて毎回困る。そんな時は手のひらに書いて見せる。
歩き疲れたので定番の図書館へ。
せっかくSan Franciscoに来たので、アルカトラズ島に行くことにした。
人気があるため事前の申込みが必要。明後日のツアーを申し込んだ。なのであと一日はいることになった。San Francisco自体はどうでも良くなったのだが、街全体に無料Wi-Fiサービスがあってなかなかいい。
ここSan Franciscoでもう少しホームレスをしてみるのも悪くはないなと思い始めた。
おわり