こんにちは。からあげです。
みなさん人生を楽しんでいますか?
私は今現在、東北地方をジムニーで車中泊しながらウロウロしているところです。
白神ラインを疾走するジムニー(2016.9)
ダート区間が約40kmもあって走り応え満点の林道
今日はジムニーネタをお届けしよう。
私は車中泊しながら全国を旅していることが多い。
車中泊する場合、普通の人は道の駅や温泉施設などの駐車場で行うものだが、私の場合は違う。
町の中だと物音や人の話し声がして落ち着かないので、静けさを求めて山の中に入る。
浅間隠山(あさまかくしやま)登山口にて(2016.7)
ところが、山奥へ入ればいいっていうものでもない。
私はWordPressでサイト運営しているので、圏内でないと仕事が出来ない。
そのため、人里近くの空き地で、車中泊することが多い。
人里近いということは、常に人目に触れる恐れがあるということ。
つまり、警察に通報されたりして追い出される可能性があるということを意味する。
自分の気の赴くままに、良い場所を見つけたらそこで泊まる。そんなゲリラ的な車中泊を私は好んで行っている。
もちろんマナーは守って、泊まった痕跡を残さない。
田舎であれば県外ナンバーの車がそこら辺で寝泊まりしていても放置しておいてくれるが、都市部近郊の片田舎のような中途半端な場所は危険度が高い。
人がたくさんいて、しかも余所者に対して非常に警戒心が強いためだ。
安易に人目の付くところで寝泊まりしていれば、警察に通報されてパトカーがやって来ないとも限らない。
以前、群馬県内のとある別荘地(地権者の承諾あり)で車中泊していた時、一夜にして4回の職務質問を受けたことがある。
(土地のようすを調査するため、あえて危険な場所で行った。)
もうこれには懲りて、車中泊する場合は、できるだけ人目に付きにくい場所を選ぶようにしている。
スタイリッシュなリモコンキー
現行版のジムニー(JB23W)はリモコンキーが標準装備されていて、ドアのアンロック・ロックがボタン1つでできて非常に快適だ。
普段、買い物に行ったり、近場をドライブしたりする分には大変便利な機能なのだが、車中泊する場合たった1つ困ったことがある。
それはリモコンキーでドアのロック・アンロックの操作をすると、動作確認のためハザードランプやルームランプが点滅してしまうことだ。
(デフォルトの設定では、点滅するようになっている。ルームランプの点滅解除は、スイッチをOFFにするだけで良いので非常に簡単。)
昼間なら大して目立つことはないが、人気のない場所でこっそりと車中泊している場合、夜間は特に目立ってしまう。
お知らせ音が鳴らないのがせめてもの救いだが、ハザードランプの点滅もしないようにしたい。
取扱説明書を何度も読み返してみたが載っていない。そこでジムニーの購入店にアンサーバック機能を解除出来ないか聞いてみた。
すると、なんと解除できる裏ワザがあるという!
解除方法の載ったファックスのコピーを頂いて早速設定をやってみた。
私のジムニー
平成23年式 8型 グレードXG
アンサーバック機能切替方法
パワードアロック
キーレスエントリシステム 概要
・キーレスエントリシステムのアンサバック機能をハザードランプ点滅によるハザードアンサバックに変更した。
・アンサバック切替機能は、切替登録を行うことにより従来同様のルームランプ点滅によるルームランプアンサバックに切替えることが可能。
・暗証コードの登録は、従来と同様になる。
1.ハザードアンサバック機能
車両から半径2m以内の領域で車両がアンロック状態の時、トランスミッタの送信ボタンを押すと全てのドアがロックされ、ハザードランプが1回点滅する。
再度送信ボタンを押すと全てのドアがアンロックされ、ハザードランプを2回点滅しルームランプが15秒間点灯する。
アンサバック作動中、イグニッションSWにキーを挿入すると、アンサーバックを中止する。
2.ルームランプアンサバック機能
車両から半径2m以内の領域で車両がアンロック状態の時、トランスミッタの送信ボタンを押すと全てのドアがロックされ、ルームランプが2回点滅する。
再度送信ボタンを押すと全てのドアがアンロックされ、ルームランが15秒間点灯する。
アンサバック作動中、イグニッションSWにキーを挿入すると、アンサーバックを中止する。
注意
・ルームランプSWがDOOR位置以外の場合はアンサーバック機能によるルームランプの点灯・点滅は行わない。
・キーSW ON:イグニッションSWにキー挿入時及びドアが開いている場合は、キーレスエントリーによるロック又はアンロックを行うことが出来ない。(安全機能)
・作動範囲は車両中心から約2m以内で作動するが、TV塔や発電所、放送局の近くや周囲の状況、電波ノイズにより作動距離も短くなることがある。
・電池が消耗すると作動距離が短くなる。
・ドアをキーレスエントリーによりアンロック後30秒以内にドアを開けなかった場合には、自動的にロックされる。(タイマーロック機能)
アンサーバック機能切替登録
登録操作は下記の手順に従い作業は15秒以内に行うこと。
注意
・15秒以内に作業が終わらなかった場合には、再度はじめからやり直すこと。
・切替登録中にドアを開ける又はドアロックノブを操作すると、切替モードをキャンセルする。
1.全てのドアを閉めて、イグニッションSWからキーを抜き、アンロック状態にする。
2.キーをイグニッションSWに挿入→抜く→挿入→抜く→挿入→抜く→挿入の順に行う。
3.キーが挿入された状態(2の状態)のままで、トランスミッタの送信ボタンを3回以上押す。
4.ドアロックコントローラーがトランスミッタから送信された暗証コードの確認を行うと設定終了となり、切り替わったアンサーバックを1回点滅させる。
(この時、ドアロックモーターへの出力は行わない。)ジムニーサービスマニュアルより引用
ルームランプのスイッチをOFFにして、ルームランプアンサーバック機能の方に切り替えておけば(初期設定はハザードアンサーバック機能となっている。)、リモコンキーでのドアのロック・アンロック時にハザードランプやルームランプが点滅しないようにすることができる。
アンサーバック機能を解除すると、昼夜を問わず目立たないし、バッテリーに負担が掛からない。
つまり、快適で安全な車中泊ライフを楽しむことができる!
お金を掛けずに、スイッチの操作だけでできてしまうお手軽カスタマイズ。
なお、タイマーロック機能の解除は可能かどうか聞いてみたところ、「出来ない」とのことであった。
自分が操作しないのに勝手に動くのが気に入らなかったので、なんとしででも解除したかった。
以上のようにジムニーネタをお届けした。
是非、自分好みの設定に切り替えて快適なジムニーライフを送ってほしい。
参考資料
Jimny JB23W answerback
(アンサーバック機能切替方法資料 PDFファイル 容量110KB)
おわり