こんにちは。からあげです。
mineo Dプラン シングルタイプ+SMS 500MB の契約
このたびmineo(まいねお)のSIMカードを新たに契約した。
契約内容からサービス、通信速度について説明しよう。
契約内容
プラン Dプラン
山間部で強いdocomoを選択。
タイプ シングルタイプ+SMS
セルスタンバイ問題を回避するため、SMS付き(120円税別)を選択。
コース パケット制限コース(500MB)
3日で366MBの縛りがないので、最低の容量を選択。
契約費用
事務契約手数料 | 3,240円 |
月額費用 | |
Dプラン+SMS 500MB | 885円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
9ヶ月基本料割引 | -864円 |
月額料金(9ヶ月間) | 23円 |
mineoは、大手通信会社のケイ・オプティコムが行うサービス一つで、これまでは珍しいauのMNVOだったが、今年よりdocomoのMNVOサービスも開始した。
それによりデュアルキャリアMNVOとしてより便利な環境を提供出来るようになった。
ドコモ回線プランスタートキャンペーンと称して、ドコモプランとAUプランの両方で6ヶ月間、月額基本料金から800円割引かれる。(2015.10.31まで)
さらにドコモプランに限って先行予約(2015.8.18~8.31 現在終了)していると、800円割引がさらに3ヶ月間延長される。
先行予約してキャンペーン期間中にDプランを契約すれば、
800円×1.08×9=7,776円
なんと7,000円以上もお得になってしまうのだ。
これは、非常においしいキャンペーンだ。
早速、北海道滞在中に先行予約、本契約と行って、昨日待ちに待ったSIMカードが到着した。
緩衝材入りの封筒を開けるとSIMカードと利用ガイドが入っていた。
SIMカード到着前に契約内容通知書が届いていた。
その裏面には「ドコモ回線プラン スタート記念CP(9ヶ月基本料金割引)」と書かれていたので、割引がきちんと適用されることが分かってホッとした。
今回、SIM受け取りは住民登録してある秘密基地ではなく、愛知県の実家となる。
デュアルタイプ(音声通話付き)のSIM、または端末セットでの契約だと本人確認書類の提出が必要なため、住所地でしか受け取ることが出来ない。
シングルタイプ(データ専用)SIMであれば、本人確認書類の提出はないので、住所地以外でも受け取り可能となる。
SIMカードは転送不要のゆうパックで送られてくる。
これを受け取るためだけに秘密基地に戻るのは面倒だったので、今回は実家の住所で登録して受け取った。
SIMカード(マイクロ)
右がmineo、左がIIJmioだ。
IIJは音声通話付きなので、ICチップが大きい。
間違えるといけないので、スペースに名前を書いておいた。
使用するスマホはXperia Z Ultra C6833
グローバル版のSIMフリーモデル。
ルート化してプラスエリア化済みとなっている。
mineoのHPの対応機種一覧に出ていなくて多少不安だったが、ネットで検索すると通信不可とは出てこなかったので強気で契約した。
プラスエリア化した後は、初期化されると困るので、アップグレードせずに、Androidは4.4.4のままとしている。
プラスエリア化すると使用範囲が広がって非常に使いやすくなった。
時々、操作していると端末が再起動してしまったり、LTEとプラスエリアの狭間で圏外となってしまう症状が出ることがある。
使用にはそれほど不自由はない(絶大なメリットがある)ので、プラスエリア化したままで使用している。
SIMカードを挿す。
スロットは見るからに弱そうなので優しく作業する。
あとは利用ガイドの通りにネットワーク設定を行う。
mineoネットワークの設定方法
設定ーその他の設定ーモバイルネットワークーアクセスポイント名と表示させて右上の+をタップして新規追加する。
名前 mineo(なんでも良い。表示名となる。)
APN mineo-d.jp
ユーザー名 mineo@k-opti.com
パスワード mineo
認証タイプ CHAP
以上のように入力して、mineoを選択すれば完了だ。
あとは通信速度切替えをすることができる、mineoスイッチのアプリをインストールする。
Google Playからアプリをダウンロード、インストールする。
スマホの画面上にアイコンが表示されるので、それをタップしてログイン画面に入る。
eoIDとパスワードを入力する。
この「mineoスイッチ」アプリは、サービス利用開始日の翌日から使用出来るようになるので、注意が必要だ。
(サービス利用開始日とは、SIMカードを挿してネット接続した日。)
mineoスイッチの画面
高速通信の残容量、使用量、スイッチのON・OFFが分かりやすく表示される。
スイッチをONとすると、通信速度が制限されて低速通信200kbpsとなる。
初期設定ではOFFの高速通信となっているのでONに切り替える。
IIJmioのクーポンスイッチとは逆になるので注意する。
スイッチは、スマホのアプリのみで切替え可能となっている。
(PCは不可。スマホでの使用を前提にされているので仕方なし。)
設定を完了すると、あちこち接続して確かめてみる。
特に問題なく、プラスエリア化したズルトラでも通信出来ている。
ここでホッと一息する。
使用可能と分かったところで、通信速度のチェックを行う。
通信速度チェック
スマホ単体
実施日時 2015.10.22(木) 0725~0730
使用アプリ オラクル スピードテスト
スイッチON(低速)・OFF(高速)各3回実施した。
低速は公称スピード200kbpsより若干上回っていた。
テザリングによるネット接続
実施日時 2015.10.22 0730~0740
企業向け廉価版のWindows7搭載のノートパソコンを使用。
BNRスピードテストに接続。
スイッチOFF(高速) | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
送信 | 3.27Mbps | 4.24Mbps | 3.88Mbps |
受信 | 18.14Mbps | 3.85Mbps | 2.63Mbps |
スイッチON(低速) | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
送信 | 285.56kbps | 284.74kbps | 295.96kbps |
受信 | 244.96kbps | 125.08kbps | 137.45kbps |
*テザリング時は、スイッチOFF(低速)にすると公称スピード200kbpsを上回ったのは1回のみだった。
ドコモデータカード L-02C による接続
実施日時 2015.10.22 0740~0750
企業向け廉価版のWindows7搭載のノートパソコンを使用。
BNRスピードテストに接続し、スイッチONのみテスト。
ドコモデータカードは標準SIMとなっているので、変換アダプタを使用してマイクロSIMから標準SIMにする。
アダプタは4個100円程度の安物で、穴にピタリと収まってくれた。
ICチップを下にして挿し込む。
カードのズレを防止するために粘着力が低いメンディングテープを貼り付けてある。
スイッチON(低速) | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
送信 | 282.38kbps | 284.14kbps | 280.06kbps |
受信 | 416.46kbps | 903.85kbps | 462.19kbps |
データカード通信時では、受信で公称スピード200kbpsの倍以上の数値を叩きだした。
その後もネット接続していると、感度が落ちることがあって回線が度々切断された。
セルスタンバイ問題を回避するために、SMS付きのSIMとしたのに何が起きたというのだろうか。
データカードの問題なのか、それとも他の問題なのか判別出来なかった。
とりあえず、簡易的な措置として感度が良くなるように延長ケーブルに付けてデータカードを高いところに設置した。
このケーブルは100均で購入したもので、車内でのUSB充電にも使って重宝している。
データカードを高い位置に変更したことによって、多少感度が良くなって回線が安定したような気がする。
mineoのメリット
3日間の通信量による制限なし
IIJmioでは低速通信(200kbps)での通信量が3日で合計366MBを超えてしまうと、通信制限がかかることがある。
通信制限がかかるとスピードがさらに遅くなって50kbps程度まで落ちてしまって使い物にならなくなる。
そうならないために、高速通信枠を使いつつ366MBを超えないように気をつけなければならなかった。
常に通信量を意識しなければならず、格安SIM使いにとって非常に厄介なルールだった。
HPには3日で366MBの制限なしと何故か記載されていない。
(個人的にはデカデカと表示した方が良いと思う。)
そこでメールで問い合わせると、制限なしであることが分かった。
これはユーザーにとって非常にメリットとなる。
解約ペナルティー無し
割引期間が終了したら、即解約することも出来る。
mineoをほとんど無料で試すこと出来るので契約してみた。
ペナルティーなしにして新規ユーザーを招き入れる作戦のようだ。
これは提供するサービスに自信があって初めて用いることが出来る。
バースト転送機能あり
メイン回線のIIJmioにはバースト転送機能があって、低速(200kbps)でもストレス無しにネットをすることが出来た。
一方、当時サブ回線のワイヤレスゲートは低速が250bpsとMVNO他社に比べて速かったが、バースト転送機能がなく、回線も不安定なため、かなりのストレスを感じてしまった。
重たいページを表示させる時は、初速バーストが終わる頃に、戻ってから再度ページを読み込む手動操作を繰り返して表示スピードを上げる技を使う。
これは意外と重要で、低速通信で効果を発揮する機能だ。
格安SIM使いにとって今では無くてはならないものとなっている。
多くの格安SIMは、高速通信できるデータ量(IIJmioでは「クーポン」と呼んでいます)を使い切ると低速状態になり、使い勝手が大きく下がってしまいます。ですが、IIJmioは低速状態(クーポンが「オフ」の状態)でもはじめの一定量だけ高速通信できる「バースト転送」で非常に快適に使うことができます。
IIJmioスタートガイドより引用
高速、低速の切替え可能
Android、ios専用アプリのmineoスイッチにより、スイッチON(低速)OFF(高速)で通信速度を切り替えることが可能。
これにより高速通信量を節約することが出来る。
普段のウェブ閲覧やメールだけなら低速で十分だが、IP電話や動画の際は高速が欲しくなる。
月末余った高速分を使用してたまにユーチューブを見ている。
IP電話LaLaCall月額基本料が無料
mineo契約者は、月額基本料100円が無料となる。
mineoと同じケイ・オプティコムが提供するIP電話サービスで、固定電話への通話が3分8円と他のIP電話に比べて割安となっている。
現在は、固定電話への通話が無料のViber、携帯電話への通話は、IP電話のスマトークを使用している。
将来Viberが固定電話への通話が有料となった場合は、使用することになるだろう。
スマトークは通信回線が不安定で通信を高速に切替えても、こちらの声が相手側に聞こえにくい時がある。
他にもデータ容量の翌月繰越や家族間でパケットシェア出来るサービスもあるが、上記5点に比べたら細やかなものだ。
特に、3日で366MB縛りがないのと、バースト転送機能ありなところが素晴らしい。
これさえあれば格安SIMであってもストレスフリーに近い状態でネットライフを送ることが出来る。
昨日使い始めたばかりだが、若干感度が悪いような気がする。
メインのIIJmioではLTEのアンテナが3本程度立っている状態でも、mineoだとLTEアンテナ1本、または3Gアンテナ4本となっている。
スマホ単体では特に支障はないが、テザリングで低速通信の時、スピードが落ちたのが気にかかる。
あとはデータ通信カードだと、感度が非常に悪く回線が途切れ途切れになる。
随分と古いカードなので相性が悪いのかもしれない。
契約事務手数料を除けばタダみたいなものなので、9ヶ月の間にじっくりと様子を見てゆくことにする。
コメント
はじめまして、私も9ヶ月の誘惑に負けてmineo契約した一人です。
ご存じの上とは思いますが、500MBプランですと折角の800円割引が
100%生きてこないので(mineoは税加算前から800円引くので)
来月から9ヶ月のみだけでも、1GBに変更されてはいかがと思います。
私も車載発電には憧れるのですが、
初期費用、メンテ・交換費用、手間、精神的ストレス(天候やいたずら、天災)等を
考えると、予備&大容量モバイルバッテリを持った上で、
1週間~10日に一度格安ビジネスホテル等で思う存分充電した方が良いのでは
等と思ってしまうへたれです。
もっとも、1週間に一度くらいは、手足を伸ばした安全な風呂と
安全なベッドで寝たい等と思ってしまうへたれなので・・・駄目ですね。
書き込みは初ですが、これからも更新を楽しみにしております。
こんばんは。初めまして。
mineoは500MBのプランにSMSを追加したので、割引枠をフルに使って合計23円となります。
バッテリーの走行充電は目処が立ちました。ホテル宿泊は以ての外です。
宿泊費よりも装備品にお金を回さないといけません。
なるほど!さすが!
私はSMSとかには割引が適用されないのかと思い込んでいました。
もっとも3GのSMSなしなのでどのみち800円以上でしたが。
ジムニー君も安く&安全にパンク直るといいですね。
私も高齢のお袋にはよくはっとさせられることがあります。
mineo人気はますます高まると思います。
普段は口を開けてテレビに齧りついて見ているおかんですが、たまには良いことを言います。