天井板取り付け完了とバイトの結果など

こんばんは。からあげです。

今日も清々しい晴れの１日だった。
昨日、ようやく我が家にもマイナンバー通知がやって来た。
夜遅く玄関のドアを叩く音がするので何者かと思ったら、いつもの郵便局の人だった。
何かの手違いで配達するのが遅れてしまったと謝っていたが、私にはなんの事やらさっぱりと分からなかった。
こんな山の上までいつも配達してくれるので、郵便屋さんには日頃から感謝している。
ちょっと遅れたことなどどうでもいい。
こうしてマイナンバー通知が送られてきて、私の存在は社会的には消滅していないと確認することが出来た。

今日は朝から天井板の取り付け作業の続きを行った。
作業はほとんど大詰めで、天井板に関してはややこしい箇所はない。

天井板は、室内の明るさを重視してポリカプラダンをふんだんに使用した。
お陰で小屋の中は凄く明るくなった。
明るくなって湿気にくくなったと思う。（願望がかなりの割合を占める。）

ストーブ上部の天井は、３mm厚の合板を使用した。
プラダンでは熱で溶けてしまうかもしれないので多少はマシに思える合板にした。
大きな荷物の出し入れをする時のために、この合板は固定せず載せているだけ。

ロフトのはしごの部分は、登り降り出来るように空間を残してプラダンで塞いだ。
このプラダンも載せているだけ。

１Fから天井を見上げる。
ストーブ上部の合板を梁の上に載せたのは、出来るだけストーブから離すため。
これでも燃えそうな場合は、遮熱板を取り付けることにする。

はしご付近の天井を見上げる。
クリアのプラダンが１枚しかなくて、もう１枚はブロンズを購入するしかなかった。
クリアに較べて少し暗めとなっている。（ブロンズは手前側）

入口部分に天井兼棚を取り付けた。
ちょっとしたものを置いておくのに便利な棚。
しかしこれはあくまで天井板だ。
上の空間を棚として利用するだけに過ぎない。

以上で天井板の取り付けは完了した。
時間はちょうど昼になったところだった。
作業中、ストーブの遮熱板をやり替えるプランを練っていた。
内壁の針葉樹合板に20~30mmの厚さの下地材を取り付け、それにトタン板をビス止めして、これを遮熱板としていた。
しかし、作業をやり終えてからずっと頭に引っかかっていた。
読者からのコメントを見てようやく気がついた。
トタン板は、亜鉛メッキが施されたタダの鉄板で、熱伝導率が高い。
こんなものを遮熱板としても熱をそのまま素通して裏の下地材や合板に熱が伝わってしまう。
頭のモヤモヤが晴れた瞬間だった。
遮熱板には、熱伝導率が低く、燃えないものが最適だ。
耐火レンガで壁を作るのがベストだろうが、お金が掛かるし重量が増えて小屋の基礎に負担が掛かってしまう。
設計と施工ミスで私の小屋は基礎部分が弱い。
鋼製束を入れて既存の束柱の負担を軽くはしているが、それでも限界がある。
だから軽量の遮熱板を作りたい。

念のため、先日行ったホームセンターにケイカル板の在庫があるか聞いてみると、なんと入荷しているとのことだった。
始めは石膏ボードに漆喰を塗って遮熱板にしようと思っていたが、石膏ボードは表面が紙なので耐火性に疑問があった。
ケイカル板なら大丈夫だろう。
早速山を下りてホームセンターに走る。

ケイカル板
サイズ　1,820×910×5mm　１枚約600円

本音はもう少し厚いものが欲しかったが、薄いのしか置いていないので仕方ない。
入手出来るものでやっていくしかない。
ネットでも購入できるが、最低購入単位が10枚からとなっている。
そんなに枚数は要らないし、別途送料も必要なので割高だ。
車で2往復しなければならないが、安く手に入れるためには、時間を消費して運ぶしかない。

5mmのケイカル版は、持ち上げるとシナって割れるのではないかと不安になる。
軽トラの荷台に直に載せて小屋まで運んだが、段差で車が揺れる度に気になった。
カットは手ノコギリでも出来るようだが、丁寧に切らないと割れてしまうだろう。
ビス止めも下穴加工は必須だろう。
触った感じでは、断熱性能は十分ありそうだ。
後で気がついたが、スレートの波板が断熱材に最適なのではないかと思った。
まあ、5mmのケイカル版でも上手く使えば、十分断熱素材として効いてくれるだろう。

 

ところで、ケイカル板を購入して小屋に戻ると携帯に電話があったことに気がついた。
見慣れない番号を見て直ぐに、バイトの結果を知らせる電話だったと思った。
それで直ぐにかけ直してみる。

それは断りの内容だった。

始め自分の耳を疑った。
もう採用されるものとばかり思い込んでいた。
理由は、2ヶ月の短期のバイトは要らないとのことだった。
工場は少なくとも半年以上働いてくれる長期のバイトが欲しかったらしい。

しかし、何かが変だ。
ネットで見たところによると、3ヶ月までの短期バイトを募集している筈だった。
どうやら嵌められたようだ。
労働者派遣法のために表向きは短期のバイトを募集しているようにしているが、実は長期のバイトのみを欲しがっている。

要するに何時でも使い捨て出来る長期のバイトしかいらないということだ。

今回は、派遣会社経由でバイトに申し込んだが、派遣会社のやり方に非常に気分が悪くなった。
どうせ人材派遣の会社はどこも似たり寄ったりだろう。
捨て駒をかき集めるために、人を遠いとこから呼び寄せておいて、人間の品定めをしているのだろう。
製造業はどこも短期のみの募集はしていないらしい。
そんなことは初めから分かっていることだろう。
なぜ採用されることのない短期希望者を面接に呼んだのだ。
面接官の態度に引っかかりを感じだが、今になってようやくその理由が分かった。
1,000円のクオカードで誤魔化すな！

ちっくしょー

私は派遣会社の不誠実な対応に腹が立つとともに、自分の安易なバイト選びにも腹が立った。

もう一度バイト探しはやり直しだ。
腹が立って仕方がなかったので、日没も迫っているというのにヘッドランプを付けて山に走りに行った。
久しぶりのトレーニングで息が上がって休みたくなったが、立ち止まる気にはなれなかった。
ただ走って気分を晴らしたかった。

今日の買い出しの品。
軽トラを返却した帰り道にスーパーに寄って買い物してきた。
半額だった白菜1/2、大根1本、玉ねぎ3玉、人参3本、ポテチ2袋

遅めの昼飯であまりお腹が減っていなかったので、晩ごはんはラーメンにした。
ラーメンを啜りながらバイトのことを考える。
今回は、製造業のバイトはダメになってしまったが、これは神のお告げではないかと思えてきた。
単に金を稼ぐためだけのバイトだと時間の浪費となってしまう。
人生は有限だ。時間を無駄にしてはならない。
そんなバイトをせずに自分のやるべき事をやりなさいと言われているような気がする。
自分に合ったバイトがなけば、この冬は小屋に篭って新たなビジネスの種まきをすることにする。
まだ、バイトは諦めた訳ではないが、無理して合わない仕事をやって自分を痛め付けることはない。
しばらくじっくり考えよう。

 

おわり