ちょっと寄り道して茅ヶ岳に登る

こんにちは。からあげです。

 

今日は曇り空でそんなに暑くもなく過ごしやすい日です。
朝一で茅ヶ岳（かやがたけ）に登ってきた。
あの１００名山で有名な深田久弥（ふかだきゅうや）さんが心臓麻痺で亡くなった山。
１００名山という括りは、あまり好きになれないが、山梨県を離れる前にどうしても登っておきたかった。
深田記念公園から登ったんだけど、山頂手前に深田さんが亡くなった場所に慰霊碑が設置してある。
自分が生まれる前にこの世を去ったのだけど、こうした前向きの死に方には憧れる。
本当にアッパレな死に方。
私も病院のベッドや畳の上でなく、何かをしながら前向きに死んで行きたい。
決して死の恐怖から逃れることなく、真っ直ぐにぶつかって行きたい。

 

茅ヶ岳（かやがたけ） 登山日　2013年6月6日

登山コース

深田記念公園P～茅ヶ岳～金ヶ岳～茅ヶ岳～深田記念公園P

昨日は深田記念公園の駐車場にて車中泊した。
近くに民家があったが、非常に静かだった。
住民を不安にさせないようにさっさと眠った。

トイレあり。水場なし。docomo圏内（感度良好）

駐車場にあるバイオトイレ

排水再利用処理装置ダブルグリーン　水洗トイレ

汚水を微生物やカキ殻などを利用して処理し、トイレ洗浄水として再利用しているのだそうだ。

注意：この駐車場には水場がないので、麓のどこかで汲んでくる必要がある。

女岩付近

落石が多く立入禁止となっているため、水を汲むことが出来ない。

深田久弥（ふかだきゅうや）終焉の地

茅ヶ岳（かやがたけ）1,704m

向こうに見えるのは南アルプスの山々。

茅ヶ岳から少し足を伸ばして金ヶ岳に向かう。
途中、石門を通過する。

金ヶ岳（かながたけ）1,764m

樹木に囲まれて視界はきかない。

茅ヶ岳に戻る途中で視界が開けたところでパシャリと一枚。
奥の方にぼんやりと霞む富士山が見える。
おそらく晴れの日の撮影ポイントに違いない。
また来ようか。

 

装備

Ｔシャツ、パンツ、靴下、山用長袖、山用ズボン、運動靴、２０Ｌザック、帽子、カッパ上下、貴重品類、腕時計、水１Ｌ、ゴミ袋大

今回も運動靴での登山であったが、登りやすかった。
ローカットの靴は防御力に乏しい反面、動きやすくて軽快に登ることが出来る。

 

 

今はとあるダム施設の公園の駐車場でネットしてる。
洗濯物が半乾きになるまで待っている。
これから大弛峠（おおだるみとうげ）を越えて川上村（かわかみむら）に抜ける予定。
２０年ほど前、夏の間の一ヶ月半ほど高原野菜の農家でアルバイトしたことがある。
去年通った時は車を停めることはなかったけど、今回は少し歩いてみるつもり。
少し感傷に浸ろうかな。

大弛峠（おおだるみとうげ）の駐車場
奥に見えるのがトイレ。

大弛峠（おおだるみとうげ）は、山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境にある峠。標高は2,360mであり、自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠である。登山家などは単に大弛（おおだるみ）と呼ぶこともある。
乗鞍岳の乗鞍エコーライン及び乗鞍スカイラインがマイカー規制により通行できなくなったので、ここが表富士周遊道路（富士山スカイライン）に次ぎ、一般のマイカーで到達できる2番目の標高地点で、峠としては最高地点である。峠に通じる林道は、時期等により通行止になることがある。

Wikipediaより

大弛峠付近

駐車場が少なくシーズン中は混雑しそうな雰囲気だ。
右へ行くと大弛小屋がある。
ちょっと行ってみよう。

峠から歩いて直ぐのところにある大弛小屋
縦走の拠点となりそうだ。

参考リンク　大弛小屋HP

峠を越えて長野県に入ると道路は未舗装となる。
スピードは控えめに楽しく走る。

三国峠付近

川上村を通って秩父市との境にある三国峠にやって来た。
夜間（午後5時から午前8時まで）通行止めの看板あり。

なんとびっくり！
素掘りのトンネルがあった。

八丁（はっちょう）トンネルを出たところ直ぐにある駐車場。
両神山（りょうかみさん）の登山口となる。
明日の登山に備えてここで車中泊することにした。

 

おわり