こんにちは。からあげです。
今日は朝一で高妻山(たかつまやま)から戸隠山(とがくしやま)に登って来ました。
下半身に乳酸が程よく溜まり心地良い疲労感です。
今夜の熟睡は頂いたも同然だ!
登山日 2013年6月17日
登山コース
戸隠キャンプ場~一不動避難小屋~高妻山~一不動避難小屋~戸隠山~戸隠奥社~戸隠キャンプ場
戸隠キャンプ場の受付・売店
この手前のトイレ付きの駐車場あり。
道路を挟んだ未舗装の駐車場で車中泊した。
駐車場を5時に出発する。
キャンプ場内を通ってゆく。
看板がないので登山道の入口が分かりにくい。
牧場の端に分岐点がある。
右に曲がると弥勒尾根経由の新道を通り、五地蔵山過ぎの六弥勒で従来ルートに合流する。
今回は一不動経由で登ることにする。
牧場内をゆく。
行く手を遮る牛の群れ。
意外と臆病な牛達で安心した。
ちょっとおっさんが通りま~す。
しばらくは大洞沢沿いを歩く。
渡渉を何度か繰り返す。
増水時には注意が必要だ。
不動滝(ふどうだき)
不動滝のところで先行パーティーに追いつく。
鎖が設置してあるが、滑りやすいので注意して登った。
滝上部に出てトラバースすることになる。
沢が涸れてしばらくすると水場の氷清水がある。
一不動避難小屋(いちふどうひなんごや)
水場を通り登り切ると避難小屋が現れる。
ここからの展望は良好。
この避難小屋は、あくまでも緊急時のみ使用出来る。
窓が小さくて中は薄暗い。
休憩には不向きな小屋だ。
小屋横の携帯用トイレブース
シーズン前のためか、コンパネで入口を閉ざされている。
小屋の周囲の糞尿による環境汚染が問題となっている。
景色を眺めてホッと一息つく。
ようやく姿を表した高妻山。
次第に近づいてきた高妻山。
見る角度によって山容が変わる。
山頂と思いきや手前の十阿弥陀だった。
紛らわしいピークだった。
高妻山(たかつまやま)2,353m
新潟県妙高市と長野県長野市に跨る標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。日本百名山のひとつ。別名「戸隠富士」。
高妻山山頂に一番乗り。
静かな山頂で景色を独り占め。
このタンポポに救われた。凄く嬉しい。
白馬岳方面を望む。
今年の春、登りたかったな。
ヨダレが出そうになる。
一不動避難小屋に戻るところ。
近くの飯縄山(いいづなやま)が良く見えた。
一不動から一旦下がって水を補給し、戸隠山方面へと向かう。
侵食された岩肌。
戸隠山(とがくしやま) 1,904m
避難小屋から戸隠山に向かって次第に尾根が痩せてくる。
そして山頂でホッと一息。
お腹がすいたので、ご飯を食べる。
山頂から見る高妻山が結構カッコいい。
八方睨から見た西岳方面。
道はより一層険しさを増す。
眼下に見えるのが蟻の戸渡り(ありのとわたり)
次第に緊張感が増してゆく。
戸隠名物、蟻の戸渡り
この高度感が堪らない。
難所を通過したところ。
しかし、まだまだ気は抜けない。
五十間長屋
長屋という名前の岩屋。
雨宿りに調度よい場所だ。
戸隠神社の奥社の横に出たところ。
奥のほうが登山道。
戸隠神社 奥社
登山の安全のお礼をする。
大木の杉並木。
思わず頬ずりしたくなる。
お前はタコか。
登山道では根っこが登山者を助けてくれる。
わらぶきの随神門(ずいしんもん)
少しガスがかかっていると最高の雰囲気かも。
随神門から左に折れて遊歩道を歩く。
遊歩道は人気がなく、静かで鳥の鳴き声が心地よい。
心身がリフレッシュする。
遊歩道を抜けるといきなりキャンプ場の片隅に出る。
この入口は非常に分かりづらい。
キャンプ場を抜けて入口の駐車場に戻ってきた。
昨日までは気分が思わしくなかったが、山登りしてきたらスカッと気分が晴れた。
山頂のタンポポには負けた。
山頂の広場に咲いていたタンポポは三角点のところの奴だけ。
山頂手前の急勾配に少しうんざりしていたが、綺麗サッパリ忘れる。
あと、戸隠神社の杉並木にもやられた。
樹齢400年以上の大木がずらりと並んでる。
どいつもこいつも厳しい自然に耐えてきた猛者達だ。
堂々とした風格が漂っている。
みんないきいきとしていやがる。本当に。
そして沢山の元気を貰った。
これでしばらくは大丈夫だ。
おわり