ジムニーで車中泊~助手席側をフラットにして簡易ベッドにする~

こんにちは。からあげです。

 

今日はそよ風が吹く気持ちの晴れの天気です。

以前、車中泊の様子を詳しく書いて欲しいという読者からの要望があったので、これから2回に分けてUPします。
車はジムニーJB23W、XG8型、年式グレードにより多少違うかもしれないので注意してください。

 

ジムニー(JB23W 8型)簡易ベッドでの車中泊

20130718-142534-0

写真を撮るついでに外に荷物を出して車内を掃除してみた。
しばらく雨が続いたため車内が少し湿気ていた。
外に出した荷物がほぼ全て。

今現在、私はジムニーに寝袋や炊事道具などを積んで、車中泊しながら山林を探しているところだ。山林に小屋を建てて金のかからない生活をしようと密かに計画を実行中。うしし。

20130718-142609-0

通常の状態

XGにはリアシートにヘッドレストが装備されていない。バックする際は視界の妨げになるのでない方がいいが、後席にも人を乗せる場合はあった方がいい。私の場合は人を滅多に乗せないのでない方がいい。

車中泊に出かける際は、邪魔なヘッドレストは家に置いてきた方が車内を広く使える。ジムニーで車中泊する人はおそらく一人。二人でも車中泊できないことはないが、寝る時に荷物を置いておく場所がなくてやりづらい。長期の車中泊は厳しいだろう。

 

私のジムニーには車中泊に便利な装備が幾つかある。その一つは網棚。
天井付近のアシストグリップを支えにして自作の網棚を取り付けてある。
この写真は初期のもの。100均の伸縮棒で支えていたら剛性が足りなくて歪んできたため、木材で丈夫な枠に作り変えた。
この網棚にはソーラー発電システムの電子機器関連を取り付けていたり、大きくて嵩張るトイレットペーパーを置いていたり、車中泊時に邪魔になる小物類を一時避難させる場所として利用していた。参考記事の下の方に網棚を取り外した時のようすを記載している。

木材の片付けとJimny網棚の取り外しなど
こんばんは。からあげです。昨日は、晩ごはんを食べ過ぎて眠くなり、更新作業が全然捗らなかった。それで遅くまでパソコンを弄っていたため寝坊した。目覚ましで起きはしたのだが、あまりの眠さに二度寝してしまった。これは痛かった。まあ、やってしまったの

 

20130718-142700-0

リアシートの座面を外したところ

普段は使うことは無いので、常時トランクルームに置いている。
座面はフロント側部分を上に持ち上げれば、軽く外れるようになっている。

20130718-142709-0

助手席のヘッドレストを外して、助手席を目一杯前側に移動する。
邪魔な物は助手席の足元か座席の下に入れておくと邪魔にならない。

20130718-143307-0

リアシートのノブを引っ張りながら前に倒し、助手席をリアシートの高さに合わせリクライニングさせる。これでだいたいフラットになった。
ただこのように凸凹がある状態では、いくらエアマットを敷いても安眠するのは厳しい。

20130718-143412-0

リアの凹んている荷室部分に荷物を置いて高さを合わせる。私の場合は工具や道具などを入れている薄型の道具箱を置いている。

道具箱はリアシートより箱の方が少し高くなっている。木材でスノコのような物を作って高さを合わせてもいいだろう。

20130718-143655-0

シートの段差を衣類で埋める。

腰が当たる部分と助手席背もたれとリアシートの段差を解消するのがポイント!
手持ちの物でなんとかして荷物を減らし車内を広く使うことができる。

20130718-143729-0

助手席の座面と背もたれの間の大きな凹も衣類を詰めてしっかりと埋めておく。
つま先の方が下がり過ぎないようにすると寝心地が良くなる。

20130718-143944-0

エアマットを敷いたところ

最後の仕上げでエアマットを敷く。これで段差がなくなり概ねフラットとなった。
枕はフリースを綺麗に四つ折り畳んだもの。フリースむき出しのままだと頭皮の脂で汚れるため、タオルなどを巻いておくといい。
エアマットは軽量でコンパクトなサーマレストのマットを使っている。

20130718-143954-0

助手席の凹みの部分も概ね平らになった。

 

車中泊まとめ

以上がジムニーで簡単に車中泊する方法。これまで数多くの車中泊をこなして来たが、全く問題はなし。
自作の車中泊ベットを常時セットしていると、日常生活で人を乗せる時に影響が出る。付け外しも面倒だし保管場所も必要となる。

その点、この簡易な方法だといつでも気軽に出かけて車中泊することができる。
快適に車中泊できるようになると行動範囲が爆発的に広がる。前夜登山口の駐車場で泊まって、翌朝早朝出発することが可能。

 

ただしこの方法、リヤシートの蝶番部分にかなりの負荷が掛かるため、そのうち何らかの不具合が出るかもしれない。蝶番は見た目丈夫な作りだが、通常の使用方法ではないため注意が必要だ。

くれぐれも自己責任で行って欲しい。

コメント

  1. たこわさ より:

    どうもたこわさです。
    この前の記事のハンドルの左下にある物入れをどう使うか?
    これを考えだしたら天才だと思います。
    廃車になるまでに私も考えを絞り出したいと思います。
    現状はお守りを入れているだけです。
    助手席もとっぱらったら良いんじゃないですか。誰も載せないでしょうし。
    でも、私は外してますが、困った人がいた時に乗せられないのでちょっと考え物ですが。
    シートベルトカッターの位置だけは何とかして欲しいです。

  2. 匿名 より:

    AUTHOU: からあげ
    土地を購入して小屋を建てる時には積載量UPのため
    リアシートを外すかもしれません。
    人を載せることは滅多にないので助手席、リアシート
    を外しても構わないのですが、車中泊時のベッドの
    ベースとなっているので暫くは見送りです。
    シートベルトカッターは近いうちに変更します。

スポンサーリンク