こんばんは。からあげです。
ではトイレ小屋の作業の続きから説明してゆこう。
今回、これで最後の鋼製束の追加を行う。
2本追加で合計10本となる。
この鋼製束は190~270mmまで調整可能な小さめのもの。
圧縮強度は約2t、亜鉛メッキ加工されているので耐久性は抜群。
私の小屋は初めてのセルフビルドで試行錯誤して建てた小屋。初期の設計が悪く基礎部分が弱いので、伸縮可能な鋼製束で補強している。
90mm角の束柱12本だけでは小屋の重量を支えきれないと思い、以前からコツコツと追加していた。
小屋を建て始めた初期の段階で、危ないと感じるようになった。
直に取り付けると木材が凹むかもしれないので、枕木をビス止めする。
接する面積を広くすることで、力が分散してより重たい重量を支えることができるようになる。
今回は一番長い東側の両端の束柱を補強する。
ターンバックル方式で右に回すと伸び、左に回すと縮む。
長さ調節したあとで上下のロックナットを締める。
束柱をサンドイッチしている根太に当てて支えることにした。
これで両端の束柱にかかる荷重が相当減ったはずだ。
続いて床下のチェックを兼ねて他の鋼製束の増し締めを行う。
ロックナットを緩めて中央部分を軽く絞め込む。
あまり締め過ぎると既存の束柱が浮きそうなので、ほどほどにしておく。
どれも少し締まった。
床下はよく乾燥していていい感じだ。
高床式なので通気性が良い。
最近、小屋の中に蟻が入ってくるようになった。
蟻地獄さん仕事頼みますよ!
床下には消石灰を撒いているため、床下に潜ると全身真っ白となってしまう。
シロアリ避けに撒いたものだが、効果のほどはよく分からない。
今のところ、シロアリは見当たらない。
続いて根太周辺に廃油を塗る。
これもシロアリ避けとして試験的に行っている。
塗り始めて1年は経っただろうか。
床下に潜ると石灰を吸い込んで喉が痛くなるし、全身真っ白けになるしで、なんだか凄く疲れた。
これでしばらくは潜る必要はないだろう。
石灰を撒いてから床下に潜るのが嫌になったが、これは必要なことなので仕方ない。
鋼製束の補強は、基礎の強度不足や積雪には有効かもしれないが、地震には疑問が残る。
地震対策のためには、鋼製束をビスでしっかり固定する必要がある。
そのうちやるかもしれないし、このままかもしれない。
自作の沓石が無駄に大きいので、空きスペースに鋼製束を固定すれば邪魔にならない。
よし、そのうちやることにしようかな。