給料日がやって来た

こんにちは。からあげです。

今日は久しぶりの休みで、朝から滑ってきた。
早朝のゲレンデは人が少なく、雪も締まっているので非常に滑りやすい。

昨晩は愛車のジムニーで車中泊した。
誰もいない広大な駐車場の片隅で静かに夜を過ごした。
寮とは違い心穏やかなので、寝袋に入って本を読んでいると直ぐに睡魔に襲われた。
駐車場はすっかりと雪が解けて地面が見えている。

今朝は冷え込んで車に霜が降りていた。

朝食を食べて８時過ぎから滑り始める。
きれいな縞の模様の付いた圧雪バーンをターンの度にガリガリと音を立てながらエッジを刻み込んでゆく。
ガリガリ音と振動が非常に心地よい。
人気のないゲレンデを独占して自由に滑ることが出来る。
板が良く滑りスピードに乗る。普段の鬱積した思いを振り切って滑る。
スキー場で楽しく気持ちよく滑れることが出来るおいしい時間は何と言っても早朝の時間帯だろう。

レストハウスいいもり方向を写す。
今日は曇で遠くの方は若干ガスがかかっている。

今日は８時過ぎから１１時前までの約２時間半をみっちりと滑った。
午前９時頃まではゲレンデが空いていたので、完全フリーで滑ることが出来た。
９時を過ぎると次第にお客さんの数が増えて来た。
２本だけコスモフォーリフトに乗ってサニーウェイコースを滑ったが、圧雪されて凸凹が少なかったのでそれなりにスムーズにターンが出来た。
しかし、２本目になると足腰がガタガタになってきたので、パウダースノーコースに戻る。
本日の練習は早朝の時間帯だけで十分満足だったので、早めに切り上げて寮に戻ってきた。
今は、昼間の静かな寮でパソコンに向かってブログを更新しているところ。

おっと！そういえば今日はスキー場バイトの初の給料日だった。
忘れもしない給料日の２５日。
これまで辛く苦しい道のりを歩んで来たが、ようやく報われた。

日給は６，１５０円で19日出勤で基本給は116,850円となった。
あとは僅かながらの時間外手当てが付いて所得税が引かれていた。

2月分の支給額は115,213円

従業員食堂の仕事は、昼の中休みに滑れるのが非常に嬉しい。
そして給料は決して高いとは言えないが、寮費と食費が無料でフリーパスのリフト券が貸与されるのもいい。

こうした従業員の特典を合わせると決して都市部でのアルバイトの給料に引けをとらないほどの好待遇となる。
給料の高い都市部で働いてスキーに行くか、それとも給料は安いがタダで滑れるスキー場のバイトを選ぶかは人それぞれだろうが、私はスキー場のバイトを選ぶ。

パラレルターンで滑ることが出来るようになって、さらに１１万円ほどを手に入れた。
こんなにおいしい仕事はないなと思えてくる。
普段の仕事ぶりからすると給料泥棒と言われても仕方ないので、残りの期間、自分の出来ることを精一杯やってゆくことにする。

あと給料日は2回やって来るが無駄遣いせずに北海道の旅の資金としてしっかり貯めておこうと思う。
今日は久しぶりに買い出しに出掛けて炭酸水で乾杯しようか。

おわり