こんばんは。からあげです。
さあて遅くなったが、昨日の登山後の様子からアップしよう。
ある程度洗濯物が乾くとダッシュボードに載せて走りながら乾燥させる。
大きな公園に通りがかったので寄ってみた。
もちろん飲料水の確保だ。
駐車場に入ってゆく時に芝生から生えている水道施設を見つけた。
ポリタンクに水を汲む前に試しに飲んでチェックする。
うむ、塩素の味がする。よし合格だ!
日曜だが日差しが照りつけて糞暑いためか、人っ子一人見当たらない。
車は停まっているのにみんなどこに行ったんだ?
一昨日、登山を止めて引き返して車の中でゴロゴロしている時、もう少し北上を早めたほうが良いと思った。
今年は天候不順で冷夏となるので、冬の訪れが早まるかもしれない。
このままのペースでゆっくり北上してゆくと青森に付く前に秋が終わってしまう。
もうのんびりしている場合ではない。
ここは行きたいところを優先して行ったほうが良い。
あとはまた次回にすればいい。
今日から8月となった。
東北の山に登れるのは、8月と9月の二月のみ。
10月に入れば降雪のおそれが出てくる。
あと二月、飯豊山、朝日岳、白神山地の3つの場所で重点的に活動したい。
あとは雪の様子をみて南下してくればいい。
ということで、一気に飯豊山方面に向けて車を走らせた。
バイパスを通って新発田市街地で食料購入とガソリンの給油を済ませるとねぐら場所の二王子岳(にのうだけ)登山口に向かう。
登山地図によれば、二王子神社のところにキャンプ場があるらしい。
新発田市内のスーパーで購入した食料。
メインは登山中のご飯となる白米。
玄米を美味しく炊くには最低でも一晩漬け置きする必要がある。
そのため手軽に炊ける白米を選択した。
栄養を補うために大麦を少量加える。
スマホナビを頼りに登山口近くまでやって来たが、圏外になると動作不良となって現在位置の表示すらしなくなってしまった。
そこで登山地図とにらめっこしてようやく登山口駐車場までたどり着いた。
途中、道に迷っていたので、到着したのは日没が迫った19時過ぎだった。
着いた途端びっくりした。
アブの大群が押し寄せてきたのだ。
林道を走っている時から車内に入って来ていたが、車を停めるとさらにアブが入って来た。
車内を飛び回るアブに発狂寸前だった。
去年、北海道の西別岳近くのからまつの湯に行った時もアブに囲まれて凄いことになった。
アブは車の排気ガスに反応して集まって来るようで、エンジンを停めないと大変なことになる。
エンジンを停めても全然アブがどこかに行かないので、押すだけノーマットを噴射したら数が減ってマシになった。
あまり血を吸わない質の良いアブだったからマシだったが、北海道のアブみたいに食い付いてくる奴だったら大変なことになるところだった。
アブは風の谷のナウシカに出てくる蟲みたいだなと思った。
エンジンを回して環境破壊しようとすると、続々と集まって来て人間に襲いかかって来る。
劇中では蟲を殺すと大挙して押し寄せて攻撃してくるんだったな。
アブの猛攻をかわしつつなんとか食事を済ませると、おっさんはもうボロボロだった。
日帰り登山を済ませて長距離を走りアブの攻撃に晒された。
スマホのアンテナは辛うじてFOMAプラスをキャッチしているのみ。
電波の状態は不安定で時々圏外になる。
もうブログ更新は止めよう。
寝る前に今後のプランを練ってみることにした。
随分と走ったお陰でツーリングマップルの東北編のエリアに入った。
よし、関東甲信越から東北へチェンジだ。
なんだか一気に東北の旅の気分が盛り上がってきた。
気分が盛り上がると急に眠たくなってきたので、さっさと寝ることにした。
取り敢えず登山口まで来たが、明日は登山は止めよう。
もう身も心もボロボロだ。
日付が変わって今日、にトイレで起きると満天の星空となっていた。
なんだか勿体無い気がするが、止めておこう。
今日は5時過ぎに起きて活動を始めた。
6時半頃になると登山者の車がやって来た。
なんとアブも引き連れて。
こうしては居られない。
ここでゆっくりしているとまたアブの餌食になってしまう。
ここに留まることは許されない。
上を見上げると真っ青な空が広がっている。
登山者の姿を見たことで、おっさんのスイッチが入ってしまったようだ。
冷静な自分の中にはこういう気持ちがあるのだが、おっさんが山に登りたがってしょうがない。
まるで子供だ。
たまには好きにさせてやるか。
よし、登ろう。
こうしておっさんは喜々として準備を始めることになった。
登山をすれば水浴びと洗濯、靴の手入れがあるので面倒だ。
がしかし、こんな絶好の登山日和をみすみす見逃してよいものか。
二王子神社
手水舎には沢水が引かれている。
おっさんは大丈夫とご機嫌でゴクゴクと飲んでしまった。
そうとう山に登れるのが嬉しいらしい。
神社前の広場がキャンプ場となっている。
使用するには事前の予約が必要なのか、それとも勝手に使ってよいのか。
全ては謎に包まれている。
炊事棟
かまどと水道の設備あり。
沢水なので、飲用する際は煮沸してください。という貼り紙があった。
こちらはトイレ。
簡易水洗でトイレットペーパーは完備。
後ろに駐車スペースがある。
通路が広いので邪魔にならないところにあちこち停めたら10台くらいはいけそうだ。
登山者用の駐車場は昨日車中泊した神社の手前の分岐を右に曲がったところにある。
上下二段に分かれていて詰めれば30台くらいはいけそうだ。
登山口には登山ポストあり。
登山カードに必要事項を記入して投函した。
明るい杉林の中をゆく。
小川の横を歩く。
木の階段は高すぎず低すぎず調度よい高さとなっていて非常に歩きやすかった。
お陰でハイペースで歩くことが出来た。
これは匠の技だな。
登山道脇にあった大きな岩。
神子石というらしい。
朝日を浴びながら上り坂を登ってゆく。
一王子小屋(3合目避難小屋)
下がコンクリートブロック造りの丈夫な建物。
水場は歩いて1分、トイレはなし。
入口の画像は撮り忘れた。
見た目やわな造りのアルミ製のスライド式ドアだった。
冬は板で封鎖して2階から入るようにするのだろう。
小屋内の様子
窓があって中は明るい。
若干湿っぽかった程度。
状態は良い。
これなら気持よく泊まることが出来そうだ。
二階に上がる鉄製の階段。
入口のドアを開けて中に入ると右手側にある。
二階の様子。
窓は無いので薄暗い。
道具置き場となっている。
小屋の前に水場へ1分という標識あり。
これは一分でも行けるという意味だ。
実際一分で行こうとすると走らないといけない。
水量豊富な水場。
冷たくて非常に美味しい。
二王子岳山頂を目指して歩く。
モクモクとした雲が湧いてきた。
山頂からの景色は大丈夫だろうか。
三王子神社手前の水場の湿地帯
冷たくて美味しい水。
雪が溶けると出てくる水場らしい。
上の方に赤い避難小屋が見えてきた。
あれが山頂か。
三王子神社
雪の重みで壊れないように番線で縛ってある。
山頂を目指して登っているとアンテナのようなものが見えてきた。
なんだあれは。
ニッコウキスゲがお出迎え
気持ち良い天気
遠くは日本海に浮かぶ佐渡ヶ島、粟島が見える。
謎の施設にやってきた。
なんとこれは雨量計の施設だった。
かまぼこ型の小屋は施錠されている。
奥の院
あれ台座しかないぞ。
社はどこに行ってしまったんだろうか。
二本木山分岐
登山地図にはルート表示はないが、草刈りが行われている。
二本木山方面
山頂にある二王子小屋が見えてきた。
二王子小屋(山頂避難小屋)
入口を入ると土間の奥にさらにドアがある。
中央が土間となっていて、左右が板の間となっている。
窓があるので中は明るい。
湿気は少なくカビの匂いはほとんどしない。
床は普通のコンパネを敷いている。
天井の様子
雪の重みに耐えられるように丈夫な鉄骨造。
壁と屋根は鉄板で内側に断熱材のようなものが貼られている。
そのため天気が良いのに中はそれほど暑くはなかった。
入口ドアは内開き。
ドアノブは丈夫な造りでガタはなし。
小屋の奥に作られたトイレスペース。
三箇所くらい笹が刈り払われていた。
ここで用を足したら紙は持って帰る。
大は登山口のトイレで済ませておく。
二王子岳(にのうじだけ) 1420.1m 日本二百名山
二王子岳(にのうじだけ)は、新潟県新発田市にある山。越後山脈の北部に位置し、日本二百名山の一つに数えられる。
古来より信仰の対象となっている山で、登山口の二王子には大きな社殿を持つ二王子神社がある。また頂上までの登山道沿いには一王子社(三合目)、三王子社(八合目近辺)があり、九合目付近には奥の院がある。 頂上からは大日岳、御西岳、飯豊山、北股岳といった飯豊山地の高峰が眺望される。また天気が良い時は弥彦山や角田山、朝日連峰まで眺望できる。 頂上は磐梯朝日国立公園内に位置し、主な登山道として利用される二王子神社からの登山道周辺は5合目付近から胎内二王子県立自然公園に指定されている。 頂上付近ではニッコウキスゲが咲く。
山頂から飯豊山(いいでさん)方面を見るとガスに覆われてその姿を見ることは出来なかった。
反対の日本海側は晴れていた。
油坂を下っているところ。
この辺りは油を流したように良く滑る斜面となっている。
五合目 定高山
三角点あり。
電柱のようなものには目盛りが振ってある。
積雪期の目印になっているようだ。
三合目の避難小屋(一王子小屋)前の広場。
ここは調度よい休憩スポット。
帰りに三合目にある一王子神社に寄ってみた。
登山口の二王子神社まで下ると扉が空いて中にたくさん人がいる。
これが祭りか。
妹背滝(いもせたき)
登山口手前の橋の下にある小さな滝。
神社のところから下に降りることが出来る。
ここで水浴びしたかったが、今日は人が大勢いるので止めておこう。
車に戻るとアブの大群が押し寄せた。
まだエンジンを回していないのに。
何故なんだ。
とっとと出てゆくことにしよう。
水浴びポイントを探して気がつけば胎内川の奥の方までやって来てしまった。
ちょうどよい場所を見付けたので水浴びをして洗濯を済ませて車の中でくつろいでいると給水車がやってきた。
ああ、道理で道が綺麗になっているわけだ。
ホースで水を吸いやすいように水を堰き止めている。
水深が深くて水浴びにちょうど良かった。
作業員の人もさぞビックリしたことだろう。
変なおっさんがこんなところで寛いでいて。
奥胎内ヒュッテ
ゲート手前の駐車スペース
登山者と工事関係の車が停められている。
ヒュッテ横のゲート
これより先は乗り合いタクシーか工事関係などの許可車両しか入ることが出来ない。
トイレ
ヒュッテ手前の公衆トイレ
なんと水洗だった。
水も出たが飲用出来るか不明。
奥胎内(おくたいない)ヒュッテ
ヒュッテと名前が付いているが立派なホテル。
小汚い格好をして入るとつまみ出されそう。
日帰り入浴可能
11:00〜16:00
大人 600円/こども 300円
参考リンク 奥胎内ヒュッテHP
ヒュッテ入口に設置された登山ポスト
ヒュッテ入口に設けられた靴洗い場。
ここで靴を洗って中に入ろう。
直ぐ横を流れる胎内川の河原に降りることが出来る。
標識付きの道が付けられている。
駐車スペースの手前に山神様が祀られていた。
お供え物。
山神様は醜女なので、いい男が山に入ると喜ぶらしい。
マタギ文化の名残か。
今日おっさんが二王子岳に登ると飯豊山が隠されてしまった。
山神様の仕業か。
水浴びついでに奥胎内ヒュッテをチェックしてみた。
トイレはあるので車中泊出来るが、圏外なのが困る。
天気予報をチェックしたくてもネットで見られない。
ラジオで確認するしかない。
ヒュッテ入口にある靴洗い場の水道は飲用出来るか不明。
フロントの人に聞けば教えてくれるかもしれないが、恥ずかしくてよう聞けなかった。
ヒュッテから奥の乗り合いタクシー終点、登山口の手前300mのところに水場(沢)があるらしい。
目立つ標識が設置されているようだ。
ヒュッテ入口で寛いでいた下山してきた登山者から聞いた。
さて、これから飯豊山に登ることになるけど、登山中は圏外になるので、ブログ更新は休みになる。
今は圏内にいるけど、登山口の方に入れば通信不能になるだろう。
天気の様子を見て登山に出掛ける。
明日は様子見だ。
予報次第では登山口に移動する。
おっともうこんな時間になってしまったな。
涼しくなってきたことだし、そろそろ寝るとしよう。
おわり
コメント
だんだん盛り上がってきましたね。
はい、やっと東北です。
ツーリングマップルの表紙に東北の文字が出ただけで気分が盛り上がって来ます。