こんにちは。からあげです。
こちらサンディエゴは、いま夕方。
宿泊しているユースホステルは、なぜか夕方になると活気が出てくる。
ラップのような音楽が流され酒飲みが増えてくる。
そんななか私はいつものカウンターでブログ更新を行っている。
今日、Warner Springsに荷物を出してバックパックの荷物をまとめた。
あとは明日から歩くだけ。
それでは今日の出来事をアップしてゆくとしよう。
財布から小銭を取り出し札を並べた。
上から50、20、10、5、1ドル。
100ドル以外は全部確認した。
札のサイズが全て一緒なので収納しやすいが、まとめておくと分かりづらい。
一長一短がある同サイズの札。
50ドルはちょっとだけ丁寧な印刷がされている。
さあて、荷物をまとめるとしようか。
予備のSIMとカナダ入国許可証は当分の間いらないので、バウンスボックスに入れておく。
先の地図やタウンガイドもバウンスボックスに入れておく。
必要な分だけだと凄く軽い。
3日分の食料
インスタント食品が主力。
足りなくなったら、途中で少しずつ調達する。
予備のモバイルバッテリーや自作アイゼンなど。
これらも取り敢えずは不要なので、バウンスボックスに入れておく。
石鹸、カミソリ、爪切り、予備歯ブラシ、ジップロックなど。
箱詰めが終わったところ。
これからフタを閉める。
荷造り用のテープ2つがかなり嵩張っている。
これが荷造り用透明テープ。
2つで6ドルもした高級品だ。
手で切れないのが、気に入らなかったのだが、手でも切れない丈夫なテープだと気がついた。
アメリカ人は荒っぽそうなので、丈夫過ぎるくらいがちょうどいい。
テープの名前はDuckテープ。
かわいいアヒルさんの絵がついている。
アメリカではメジャーなテープなのか。
箱詰めが終わったところ。
宛先以外に、HOLD FOR PCT Hiker ETA:Apr.30.2017と書いておく。
箱は、LAEGE FLAT RATE BOXを選択。
Ragional Rateの箱は入手できなかった。
運が良ければ、行き先のハイカーボックスで手に入れられるだろう。
箱を抱えてPOST OFFICEに郵便物を出しにゆく。
意外に重たくてけっこう疲れた。
この看板はわたあめどうぞ!ではなく、この先工事中という意味。
なんとSegwayに乗った人達がやって来た。
カメラを向けるとポーズをとってくれた。
いかにも陽気なアメリカらしい。
スマホのナビで最寄りのPOST OFFICEまでやって来た!
ふぅ〜疲れた。腕がパンパン。
私たちは箱を売っています?
ダンボール屋さん?いや、箱あります。みたいな感じだろう。
よく見るとFedexとUPSの文字がみえる。
見た感じ昨日行ったホンマモンのUSPSとは違うような気がするぞ。
窓口に行ってお願いしますというと、早口の英語で話されてまったく意味が分からず。
ここで出すのも不安になったので、昨日のUSPSにゆくことにした。
可愛らしいクマカフェ。
ちょっと気になったが、先に用事を済ませることにした。
ようやくUSPSにやって来たぞ。
遠くからでも大きな星条旗が掲げられていてよく分かった。
ここでなんと、ドイツ人PCTハイカーのジュリアンと出会う。
テーブルのところで箱詰めをしている青年がいて、箱にPCTと書いてあったので分かった。
背の高いナイスガイだった。ドイツ人で英語もペラペラ。
荷物の出し方がよく分からなかったので彼に聞いた。
すると、なんとついて行ってくれるという。
ハイカーに会えて本当に良かった。
箱に書いた宛先を見てもらうと、「US POST OFFICE」と書くようにアドバイスされた。
なるほどと思って付け加えた。
よくわからないが、ジュリアンは海外トレイルは初めてではないらしい。
窓口では私に変わって話してくれた。
この時、「HOLD FOR PICK UP」とお願いしたらいいよと教えてくれた。
受け取りにくるまで保管しておいてね、という意味か。
ちなみにFLAT RATEのLargeボックスで料金は18.5$。
Warner Springsには明日到着する。保管期間は2週間。
ハイカーフレンドリーなところだと、期間を越えても長い間置いておいてくれるのだそう。
荷物の受け取りは、パスポートともらったレシートが必要。
レシートにはトラッキング番号が乗っていてUSPSのHPから荷物の場所をチェックできるようになっている。
荷物を出し終えると、ジュリアンとトレイルでの再会を約束して別れる。
ふら〜と散歩でもするか。
これはフリーペーパのボックス。
タダというと無性に血が騒ぐ。
どれどれ、おっさんが見てやろう。
扉を開けると、中には英字新聞のようなものが入っていた。
ふむふむ。
見ても意味が分からない。
時間のある時に読むとしようか。
新聞紙が欲しい時はフリーペーパのボックスを漁ると。
新たなスキルを手に入れたぞ!
公園の片隅に美味しそうなホットドック屋さんを発見!
陽気なおばさんが売っていた。
お腹も空いたことだし、一つもらうとしようか。
マスタードやケチャップをたくさん付ける。
郷に入っては郷に従えだ!いちいち健康などに気をつけていられるか。コノヤロー。
玉ねぎ、ピクルスなどの具も載せ放題!
おばさんが教えてくれた。
ホットドックが完成した。
1つ2$50¢。
温かくて長いウインナーが入っている。
公園のベンチに座ってホットドックを食べる。
うん、美味いね!天気も回復して晴れ間が覗いてきた。
何をしているかわからない人がいっぱいいる。
公園内のstarbucks。
ランチタイムのお客さんで賑わっている。
AT&Tのお店を発見!
店内に入ると、早速店員さんに話し掛けられた。
何を言っているのか意味不明なので、笑ってごまかした。
お店の前にUPSのPOSTがあった。
UPSとはFedExが扱う郵便のこと。
システムがよく分からないので利用することはないだろう。
POSTには集荷時間と集荷済みの表示。
やけに時間が早い。
扉を開けたところ。
先ほどUSPSで出した箱くらいなら余裕で入りそうな気がした。
直ぐ近くにはFedExのトラックが停まっていた。
運転手の姿はなし。
ちなみにこちらがUSPSのPOST。
ゴミ箱と同じグレーとなっている。
町の景色に溶け込んで凄く分かりにくい。
日本の赤いPOSTのありがたみが分かった。
フタを開けて様子をチェック。
なんでも弄ってみないと気が済まない質。
まるで子供。
街角にあった公衆トイレ。
入口に監視員がいる。
ドアには鍵がかかっていて、入ろうとすると開けてくれる。
多分夜間は閉鎖。破壊されないようにするためだろう。
中のトイレの手洗い。
とてもではないが、水を飲もうという気にはならない。
バイオハザードに出てきそうな雰囲気。
宿に帰っている途中で大きな教会を見つけた。
神は信じないが覗いてみることにした。
レンガの階段を登ってゆく。
モルタルの白がいい味出している。
天井が高くて凄く開放的。なんとなく神秘的な雰囲気が漂っている。
何人かが椅子に座って神に祈りを捧げていた。
宿に戻ると、小腹が空いた。
この前食べ損なった卵が置いてあった。
フレッシュなのは分かったが、生かゆでかは不明。
ゆで卵だといいのだが、と思って卵を割ってみた。
すると予想は外れて、生だった。
慌ててフライパンを持ってきて載せて焼いた。
自転車のホイールに鍋やらフライパンやらが下げられている。
うむ、面白い!
目玉焼きの完成。
無料の水を付けた。
これは確かに塩だよな。何度も確認して振りかけた。
砂糖の瓶もあって危険だった。
部屋に戻ると、明日の準備を始めた。
アルコール燃料をペットボトルに移し替えた。
成り行き上、1Lも持ち歩くはめになってしまった。
ハイカーボックスがあれば、放り込めるのだが。
開け方が分からなかったので、強引にペンチで開けた。
硬いフタで素手では無理だった。
明日からの5日分の食料。
マルチャン15袋
スープスパ5袋
クッキー1袋
クリフバー3本、パワーバー1本
リッツ2袋
これで足りるかは全く不明。
足りなければ、途中で補給する。
マルチャン
ビーフ味
どんな感じだろうか。
こちらがニッシンのトップラーメン。エビ味。
どんな味がするのかな?
食料袋に詰めたところ。
まだ十分余裕はある。
食料袋なんて必要ないと思っていたが、入れて初めて重要アイテムなことに気がついた。
アメリカのビニール袋は耐久性がなくて長くは使えない。
空港でスマホ袋をなくしてしまったので、USPSの段ボール箱を使って作ってみた。
包んで靴下に入れるだけ。
あとはビニール袋に入れて水濡れを防ぐ。
今日、ようやく準備が終わった。
あとは明日Mexico国境から歩くだけだ。
天気も回復したから、雨を気にせずハイキングできるな。
今日は早めに寝るとしようか。
おわり