こんにちは。からあげです。
今日は予定通りSierra Cityの町に下りてきた。
曇りがちだった天気は回復し、雲ひとつない青空が広がっている。
さあて、天気も良いことだしチャチャッとブログ更新してしまうとするか。
久しぶりにCowboyCampをして気分爽快!
手間要らずで開放的なところがいい。
周囲が暗くなると風が止み蚊が活動を始めたが、面の皮が厚いおっさんは血を吸われることなく無事に夜を明かした。
HammockでCampするキャンパー達。
他はCowboyCampをしていた。
一晩なのに馬鹿でかいテントを設営するのは非常に面倒。
天気が良い日はそのまま寝るに限る。
朝食のおすそ分けを期待していたのだが、キャンパーは朝が遅い。
まだほとんど寝ている状態だった。
湖に映る朝日
今日はこの山を見ながら町まで下った。
山容が尖っていて非常にカッコイイ。
SierraをSKIPしてからというもの、ほとんどTrail Majicに遭遇することはなくなっていた。
それが今朝、突然現れた。
お爺さんと元スルーハイカーのOld Schoolのコンビ。
パンケーキをご馳走してもらった。
朝は何も食べずに歩き始めたため、お腹ペコペコだった。
甘いシロップを付けて食べた。
Dr.ペッパーも頂く。
昨日の残り物のようで温かったが、そんなのは些細なこと。
Trail上で飲むSODAの味は格別だ。
映画化の影響か、若い女性ハイカーの姿が多い。
おっさんには関係ないが。
記念撮影中に横から勝手に撮影。そして勝手にUP。
山中の舗装道路がTrail。
標識が突然消えてしまって迷う。
31680分の1の地図では詳細を知ることはできない。
地図アプリを利用した。
PCT上では人工物が絡むと迷うことが多い。
Southboundだと余計に分かりにくくなる。
四国遍路の逆打ちと同じような感じ。
葉っぱはほうれん草、花はひまわりのような、この花が好き。
青空とよくマッチする。
Northern Californiaは樹林帯が多く地味なTrailが多かった。
今日は視界が開けてご機嫌なTrailとなった。
North Boundは大変だな、と他人事のように思う。
崖の上にいい感じの休憩スペースを発見。
パンケーキはすでに消化されてお腹が空いていた。
マルチャンに乾杯。
マッシュポテトを入れるとお腹の持ちが全然違う。
Sierra Cityを見下ろす。
Hwy沿線の小さな町。
町の発展を願って名付けたのだろう。
Sierra Cityはひっそりとした感じがいい。
Sawyer squeezeをペットボトルに取り付けて直に飲むのがハイカーStyle。
この方法は手軽で無駄がない。
冷たい湧き水をその都度飲んで、余計な水を持たない。
水の多いSierraでは特に有効。
浄水器はそのままペットボトルに付けたままサイドポケットに挿しておく。
以前、同じようにしていて、渡渉で失敗して浄水器を失ってしまった。
昼過ぎにTrailheadに到着。
準備を整えて早速ヒッチ開始だ!
ところが通行車両の反応が妙に悪い。
今日は日曜日でよそ者が多いようだ。
ヒッチの基本は地元車狙い。
THからSierra Cityまでは2mile弱なので歩けないことはないのだが、ヒッチに成功すると瞬間移動できる。
やらない手はない。
炎天下の中、粘ること20分。黒色のピックアップトラックが止まってくれた。
載せてくれたのは、なんと朝すれ違った日帰りハイカーだった。
きちんと挨拶しておいて良かった。
東洋人は人数が少ないので、直ぐに顔を覚えられる。
良いことをしていると、良いことが起こり好循環が生まれ、悪いことをしていると悪評が広がり相手にしてもらえなくなる。
あっという間にCENTRALに到着。
道路沿いにお店やMOTELがあるのみ。
Country Store
小さな町にしては大きめのGrocery。
ハイキングに必要なものはここで揃う。
あちこちハシゴするより一箇所で済むのが良い。
Sierra City内ではAT&Tは圏外。
Country StoreのWifiから接続をしている。
ハイスピードInternet Availableと謳っているが、接続するハイカーの数が多いため、激重スピードとなっている。
しかし、繋がるだけマシ。AC電源も取らせてくれる。
途中で画像がアップできなくなったので、文字のみでお届けする。
店内はハイカー好みの食料や生活用品が整っていて、お店の対応もハイカーフレンドリー。
値段は多少高いが、こんな山奥だから仕方がない。
Mailの受け取りが無料となっている。
奥の倉庫がMail置き場となっていて、各自勝手に持って行くことになっている。
今日はChesterと同じように町の教会の庭で泊まる。
場所は確保したので、適当な時間に戻ってツエルトを張って寝るのみ。
明日は遅めに起きてPost Officeの営業と同時にBounceBOXの発送作業を行う。
送り先はMammoth Lakes。
残りのSierraを歩いたら、不要なBearキャニスターと不要品を日本に送る。
Bearキャニスターを送ると1.1kgの軽量化となる。
これはデカイ。
これまでBackPackの大きな荷物となっていた。
OregonのAshlandに戻れば、再びNorth Boundでカナダに向かってハイク開始。
さあ、残りのSierraが始まるぞ!
体調をしっかりと整えよう。
おわり